登録者数が170万人を超えるYouTubeチャンネルで、絵を超絶技巧で仕上げる様子が人気を集めるのは75歳のおじいちゃん先生・柴崎春通さんだ。柴崎さんいわく「まわりと自分を比べなくていいし、それで心配したり、悩んだりしなくてもいい。世間並じゃなくたっていいんです。例えば親が子を信じてさえいれば、子どもは試行錯誤しながら、いつか自分の中にあるゆるぎない芯棒に気づいていく。そうやって、生きる道を発見していくのだと思います」という――。 「うちの坊は偉い」 「笑顔がステキなおじいちゃん先生」としてYouTubeで大人気の画家・絵画講師の柴崎春通さんは、終戦直後、千葉県の農村地帯で米農家の長男として生まれている。実家は必ずしも裕福とは言えなったが、親から叱られたことも手を上げられたこともなく、愛情をたっぷり注がれて育ったという。
各都道府県には「旧制第一中学」と呼ばれる名門公立高校がある。明治期に作られた「第一中学」の流れをくむこれらの高校は、各地で不動のステータスを誇る。教育ジャーナリストの小林哲夫さんは「特に1960年代の“旧制一中”は地域の天才や秀才が集まっており、東京大学への進学実績も非常に高かった。地域によっては東大卒よりも価値があると言われていた」という――。(第1回/全3回) ※本稿は、小林哲夫『「旧制第一中学」の面目 全国47高校を秘蔵データで読む』(NHK出版新書)の一部を再編集したものです。 新制高校になってから築き上げた「一中ブランド」 旧制第一中学ではその地域の神童、天才、秀才が一堂に会する。それは難関大への合格実績にしっかり反映されてきた。都道府県別に、一中から東京大合格者をもっとも多く出した年をまとめてみた(図表1)。このなかで上位十校は次のとおり(※図表2は2021年における一中からの
政府は在宅勤務を勧奨しているが、多くのホワイトカラーは通勤を続けている。なぜテレワークに切り替えないのか。マーケティングコンサルタントの酒井光雄さんは「昭和型の上司は出社するのが当たり前だと思っている。部下はそういう上司の考えを先回りするしかないだろう」という――。 メリットの大きいテレワークに潜む問題 パンデミックが広がって1年半以上が経過する中、テレワークにいち早く取り組み、社員を出社させずに業務を行っている企業があります。 テレワークは ・移動がなくなり交通費や出張費が削減できる ・リモート面接によって広域から人材を採用できる ・オフィススペースを減らし家賃と光熱費が圧縮できる といった企業メリットがあります。また通勤に伴う感染リスクを低下させ、時間を有効活用できるため、社員からも歓迎されています。 新しい働き方としてテレワークにすぐ移行できる人は、一般社員を中心にオフィスワークの中
「男は寡黙で理屈型」vs「女はおしゃべりで感情型」のような対比的なステレオタイプは正しいのだろうか。マーケティングディレクターの荒川和久氏は「性別に関係なく、時と場合によって人の思考・判断は変わりますが、こうした性別や属性、職業にまつわるステレオタイプを払拭するのは至難の業です」という――。 ※本稿は、荒川和久・中野信子『「一人で生きる」が当たり前になる社会』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。 「ステレオタイプ脅威」を払拭するのは至難の業 自分とは何か? 性別や属性、職業にまつわるステレオタイプに縛られない多様な自分を認めることで、個人がもっと自由に生きられるようになるのではないか、ということについて、独身研究家でマーケティングディレクターの荒川和久さんと、脳科学者の中野信子さんが考えます。 【荒川】世間一般ではいまだに「女性は直感で選ぶ、男性は理屈で選ぶ」と
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