このページでは、超伝導量子干渉計︵SQUID︶を紹介します。 超伝導量子干渉計︵SQUID︶ まず、SQUIDとはどのような装置ですか。SQUIDは超伝導磁束量子干渉計︵Superconducting QUantum Interference Device︶の略称で、微小な磁束の変化を検出することのできる素子です。位相の異なる超伝導体を障壁層を介して接合︵Josephson接合︶すると、二つの超伝導間にトンネル電流が流れ、それは接合面内を貫く磁束が磁束量子の整数倍のとき弱め合い、それ以外のとき強め合うというFraunhofer型の量子干渉効果を示します。このような性質をJosephson効果といいますが、一個以上のJosephson接合を超伝導ループでつないだデバイスをSQUIDと呼んでいます。 このSQUIDにはdc-SQUIDとrf-SQUIDがありますが、本装置で使用されているの