![日刊ゲンダイ|ワタミ赤字転落で崩壊寸前 ブラック企業のビジネスモデル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8943984aef415552afaccec70c2b82dcccffe533/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fgendai.net%2Fimg%2Farticle%2F000%2F150%2F068%2Ff9615554832dfb2d04cf9078b3114a0b.jpg)
大新聞はマトモに報じていなかったが、先月28日、家具チェーン大手のニトリホールディングスの似鳥昭雄社長がショッキングな発言をした。 連結発表の会見で、消費税増税の影響について言及。「悪影響は9月ごろまで続く可能性がある。落ち込みは駆け込み需要の約2倍に膨らむだろう」と言ったのだ。 反動は「倍返し」、しかも、「9月まで」とは衝撃だ。なにしろ、他社は「5~6月にかけて戻ればいい」(ローソンの玉塚元一最高執行責任者)なんて楽観論が多いのだ。しかし、こうした大手企業とニトリはちょっと違う。低価格路線で庶民に支持され、大きくなった会社だからだ。その分、庶民のサイフには敏感で、似鳥社長の“皮膚感覚”は無視できない。 ■1面トップでも不思議ではない 似鳥社長の指摘通り、消費税率引き上げの反動減が9月まで続けば、安倍首相が「今年末に判断する」としている来秋の10%引き上げはムリだ。それだけでビッグ
3月2日が投票日の沖縄・石垣市長選。有権者わずか3万7259人という南の島の首長選で、自民党が党を挙げての総力戦を展開する“異常事態”になっている。 25日には石破幹事長が推薦候補の応援に入り、安倍首相の激励ビデオメッセージまで流した。告示前に三原じゅん子女性局長が入り、26日は小泉進次郎復興政務官まで投入。なりふり構わぬテコ入れを行った。 選挙は自公推薦の現職・中山義隆(46)vs野党が推す前職・大浜長照(66)の一騎打ち。地元の八重山日報が告示前に実施した世論調査では接戦だったという。 「告示後も前職の大浜さんが追い上げています。公明は現職を推薦していますが、同党の遠山清彦衆院議員の沖縄後援会長で、かりゆしグループCEOの平良朝敬氏は大浜さんの応援に立ち、『観光の島に基地はいらない』と言っていました。保守層も一枚岩ではありません。そのうえ、石破幹事長が25日の演説で『現職市長の要
NHKの籾井勝人会長(70)の辞任が秒読みになってきた。辞表を出させ、預かることで忠誠を誓わせた理事にも裏切られた上、自民党議員の間からも「辞めさせるしかない」という声が噴出してきたからだ。NHK内部でも「辞任を想定した動き」が始まっている。 就任記者会見の妄言を全部取り消し、沈静化を図ってきた籾井会長だがもうダメだ。 経営委員会で「どこが失言だったのでしょうか」と素朴すぎる疑問を投げかけていたことが発覚したばかりか、NHKもサジを投げたのか、その議事録を前倒しで公開した。 さらに部下の理事に辞表を出させていたことも発覚、それも籾井はごまかそうとしたのに、理事10人が「嘘はつけない」と反旗、国会の質疑で、辞表を提出させられたことを認めるという“劇場型の離反”になった。 もう「持たない」のは誰の目にも明らかだが、NHKの会長は国会が同意した経営委員によって選ばれる。籾井をクビにするの
いつまで強気でいられるか――。NHK経営委員の百田尚樹氏の放言が、外交にも悪影響を与え始めている。米国のキャロライン・ケネディ駐日大使が、「南京大虐殺はなかった」「東京裁判は(米軍の)大虐殺をごまかすための裁判だった」などという百田氏の一連の発言を理由に、NHKの取材を拒否していたことは深刻な問題だ。 「大使館が、特定の問題を理由に公共放送のインタビュー取材を拒否するのは、極めて異例のことです。それほど、百田氏は“危ない”と見られている。もちろん、取材拒否は本国の指示によるもので、日米関係がかつてないほど悪化している証左です。経営委員や会長の人事が、NHKの報道現場に影響を与えるだけでなく、外交上の問題に発展しているのです」(元外務省国際情報局長・孫崎享氏) ところが、百田氏は〈百田尚樹を国会に呼び出せよ! びっくりするようなこと、いっぱい喋ってやるから〉とツイートするなど、挑発的な言
NHKの籾井勝人会長は、3日も衆院予算委員会に呼ばれた。NHKの混乱状態はまだ続きそうだが、これに拍車をかけているのが、籾井新体制で一気にNHK支配をもくろむ菅義偉官房長官と、菅に尻尾を振ってNHK内の主導権を握ろうと画策する井上樹彦編成局長といわれている。 「昨年の暮れも押し詰まった頃、菅官房長官は、都内某所で籾井次期会長と密かに会談し、その席に井上局長も呼んで籾井氏に紹介した。その上で、井上局長を報道担当の理事にするよう要請し、籾井氏も了解したといわれています。井上局長は、政治部長時代から当時、総務相として初入閣し、放送行政に力を振るい出した菅氏に急接近。選挙情勢など政治部記者を通じて集めた情報を菅氏の耳に入れるなどして信頼を得ました」(NHK関係者) 籾井氏は会長就任初日の1月24日、2月上旬に任期切れを迎える副会長の後任人事について、政治部長や報道局長を務め、現在は関連団体の役
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