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月の地下に、長さ約50キロに及ぶ長大な空洞があることが、日本の月探査機「かぐや」の観測データから判明した。過去の火山活動で生じたとみられる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が18日、発表した。 空洞があるのは、月の表側にある「マリウス丘」と呼ばれる領域。2009年に観測を終えたかぐやが撮影した画像に、直径と深さがそれぞれ50メートルの縦穴が写っていた。 電波を使って得た周辺の地下構造のデータを、16年から詳しく調べたところ、この縦穴から西に向かって、幅100メートルほどの空洞が約50キロにわたって続いていることがわかった。内部は崩壊しておらず、地中の岩石などに氷や水が存在する可能性もあるという。 月では約10億年前まで大規模な火山活動があったと考えられている。火山活動で溶岩が流れ出ると、表面は冷えて固まるが、内部は熱いまま流れ続ける。発見された空洞は、溶岩の通り道となった「溶岩チューブ」と
小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケット26号機が3日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。はやぶさ2は午後3時すぎに太平洋の約900キロ上空で正常に分離され、打ち上げは成功した。はやぶさ2は6年、50億キロの挑戦に旅立った。めざす小惑星には2018年に到着。着陸して石を採取し、東京五輪が開かれる20年に地球へ帰ってくる計画だ。 種子島はこの日朝、ぱらついていた雨もあがり、雲間から日が差す穏やかな天気になった。 午後1時22分4秒。秒読みがゼロになると、H2Aは爆音と鋭い光を放ちながら発射場を離れた。機体を傾けながら方向を変え、白い煙をなびかせながら東の空へと上昇した。 はやぶさ2は、小惑星「イト…
27日午後1時45分に、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定だった国産の新型ロケット、イプシロンは、打ち上げの予定の時刻を過ぎても打ち上がらず、発射台にとどまったままです。 27日の打ち上げは中止されたということです。
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