「無所属の会」分裂へ=衆院会派、新党めぐり対立 国対委員長 民進党と希望の党の両執行部が主導して結成を目指す新党について、民進系衆院会派「無所属の会」(14人)は参加の是非が割れ、分裂する公算が大きい。新党参加組も現時点では3人程度と広がりがなく、新党の衆院勢力が野党第1党の立憲民主党(54人)を上回るのは難しいとみられる。 〔写真特集〕離党した人々 同会派の岡田克也代表(民進党常任顧問)は17日の記者会見で、新党への対応について「コメントはない」と言及を避けた。岡田氏はこれまで、立憲との協力を重視する立場から新党構想に反対してきた。同会派は、新党に関しては各議員が個別に判断することを確認している。 新党参加を目指す議員は、現時点で民進党の平野博文国対委員長や篠原孝元農林水産副大臣ら3人程度にとどまる。多くの議員が立憲と距離が生まれることを理由に様子見を続けているためだ。 一方、安住淳元財
民進党の杉尾秀哉参院議員は10日、増子輝彦幹事長に離党届を提出した。提出後、近く立憲民主党に入党届を出す意向を記者団に示した。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は3日、民進党の増子輝彦幹事長と国会内で会談し、旧民進勢力による新党結成と、早期の党首会談開催には応じない考えを伝えた。
民進党は、新党結成や他党への合流を視野に、解党する検討に入った。大塚耕平代表が12日の党会合で提案する見通しで、13日の常任幹事会でも協議する。年内にも結論を出す方向だ。 【写真でみる】衆院選の小選挙区で敗れた主な候補者 同党では11日、有田芳生参院議員(65)が立憲民主党入りを希望して離党届を提出した。ほかにも数人が立憲入りを探っており、民進党内では離党ドミノへの警戒感が広がっている。 有田氏は2010年参院選比例代表で旧民主党から初当選し、昨年の参院選は民進党で再選した。「憲法や安全保障、原発などの課題について最も自分の考え方に近い」と記者団に語り、年内に立憲に入党届を提出する意向を示した。比例代表で当選した議員の政党間移動は国会法などで禁じられているが、新党は例外で法的問題はない。 8日には参院で民進党会派に参加する川田龍平氏(無所属)も立憲民主党に入党届を出している。 増子輝彦幹事
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