日本だと10人に1人、アメリカだと5人に1人くらい。そう少なくはない人々が、心の奥底で黒い犬を飼っているという。その犬の名は﹁うつ病﹂。追い払おうとすればするほどその存在は大きくなる。だけど飼い慣らすことができるようになると、不思議と気持ちが軽くなり、あんなに大きかった黒い犬がかわいらしい子犬にも見えてくるんだ。 この動画は、世界精神保健デーを記念して世界保健機構が、ニュージーランドのイラストレーター、マシュー・ジョンストン氏の絵本ぼくのなかの黒い犬を元に映像化したものだ。これが大反響を呼び、動画の再生回数は650万回を突破している。