細馬宏通さんによる連載﹁オープニングで考えるアニメーション ﹂の第2回、前回に引き続き﹁映像研には手を出すな!﹂のOPについて。今回は3人﹁舞い﹂のノーマル部分について、﹁コマ打ち﹂という観点から考え直していきます。 コマ打ちで考える 前回は、﹁映像研に手を出すな!﹂OPの前半で登場する3人の﹁舞い﹂が何を表しているかを考えました。今回はその同じ﹁舞い﹂のノーマル部分について、﹁コマ打ち﹂という観点から考え直してみましょう。 ﹁映像研﹂も含め、多くのTVアニメーションでは1秒を24コマに分割して絵を描いています。ただし、1コマに1枚を﹁1コマ打ち﹂で描くとは限りません。2コマに1枚︵2コマ打ち︶、あるいは3コマに1枚︵3コマ打ち︶…という風に枚数を減らすことで、描く手間を少なくする場合もあります。ときには一定間隔でnコマ打ちするだけでなく、間隔を不規則にすることで思いがけない動きを出す﹁乱
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