さて前回のエントリでも書いたように、福島県甲状腺調査での小児甲状腺がんは多発が明らかになりました。 当事者への詳細なインタビューはDAYS JAPAN7月号にもあるので、ぜひ一読をお勧めします。 DAYS JAPAN 2015年 07 月号 [雑誌] こういう状況になっても相変わらず無責任な「過剰診断論」をばら撒こうとする人たちがいますが、そういう中でも専門家を名乗りつつやっている方々は特に悪質と言えるでしょう。 たとえば長瀧重信氏。 官邸のHPを利用して、あたかも福島の例が過剰診断であるかのような印象操作をしていますが、情報も偏っている上に、論理的にもかなり歪んでいます。 http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g78.html たとえば以下のくだりをみてみましょう。 甲状腺癌と診断され、手術される患者の数は確実に増えているにも関わらず、甲状腺癌の
![長瀧氏やWelchといった過剰診断論者はどこがおかしいのか〜世界や韓国の甲状腺がんの増加に関して〜 - 赤の女王とお茶を](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/463331687106ba760c725f5c52e4856874f300c1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fs%2Fsivad%2F20150707%2F20150707172809.jpg)