﹁バロック﹂﹁キングオブワンズ﹂﹁ぷよぷよ﹂﹁トレジャーハンターG﹂﹁魔導物語﹂等のゲームを監督/脚本/企画した米光一成のSite畑村洋太郎 ﹃起業と倒産の失敗学﹄、第五章に事例としてあげられているゲーム会社のコンパイルは、ぼくが元いた会社だ。﹁ぷよぷよ﹂の大ヒットでビッグになって、なりすぎて、倒産した会社ですね。 ぼくは、コンパイル初の企画職として1987年に入社して、一番最初の﹁ぷよぷよ﹂を企画監督して、1992年に退社した。 内部にいた人間から見た﹁会社設立から倒産﹂は、公開された資料で詳細に調べた﹁会社設立から倒産﹂と、やっぱり違う(といっても、倒産するずっと前に辞めてるから、全てを内部から見ているわけじゃないけども)。 どう違うか? 以下、﹃起業と倒産の失敗学﹄の記述から、違うなーと思う部分をピックアップしてみていこう。 たとえば。 ︵﹁ぷよぷよ﹂は︶“元々﹃ディスクステーショ