大会新記録の15打点を稼いだ大阪桐蔭・萩原(左)など好選手も多く見られた反面、基本を怠ったプレーも目立った大会だった【写真は共同】 いつから高校野球はこんなふうになってしまったんだろう。最も驚いたのは、取材時間中に携帯電話をさわる選手が複数いたことだ。試合終了後、報道陣には合計23分間の取材が許されている。勝ったチーム、負けたチームともに監督と指名選手がお立ち台へ。そのほかの選手には取材ルームで話を聞くことになるが、当然ながら試合で活躍した選手に記者は集まる。取材されず、手持ちぶさたになったのか、一刻も早くメールチェックをしたかったのか。イマドキの高校生といえばそれまでかもしれないが……。ちなみに、取材ルームは報道陣でさえ、携帯で話していると係員から怒鳴られる。 同じぐらい衝撃的だったのが、ある高校の主力選手が手にしていた白い皮手袋をベンチに投げつけたこと。三塁からのタッチアップが早いと
自動車F1シリーズのスーパーアグリ・ホンダが6日、都内港区で緊急会見を行い、財政難のため同シリーズから撤退すると発表した。鈴木亜久里代表は「活動に終止符を打つことになった。安定的に活動を継続していく目処が立たず、苦渋の決断を下すことになった」と説明。11日に決勝を行う第5戦トルコGPには出場せず、チームは事実上解散する。 スーパーアグリ・ホンダは、2006年からシリーズに参戦したが、当初から資金面では苦しんでおり、外国企業との資本提携も不調に終わった。それでも昨年はカナダGPで6位になるなど、佐藤琢磨が2度の入賞を果たした。会見ではこれまでの約2年半にわたる活動を振り返った鈴木代表が、佐藤やスタッフに勇気付けられてきたことに触れて言葉を詰まらせる場面もあった。 鈴木代表は、現行のルール上では3戦まで欠場することが可能と説明しながらも、シリーズには「戻らない」と宣言。フェラーリなど大手メ
ベースボール・マガジン社が出版する雑誌『相撲』の編集長を長きにわたり務めたのが、今回紹介する下家義久氏だ。ベースボール・マガジン入社後、大横綱・大鵬の晩年である1969年(昭和44年)の5月場所から、途中に他の編集部への異動はあったものの、相撲雑誌の編集に携わってきた。 長年にわたり相撲界を見続けてきた下家には、当時の力士と今の力士はどのように映っているのだろうか。また、現在全盛を誇っているモンゴル人力士に対しては、どのような印象を抱いているのだろうか。 ベテラン相撲編集者が見る相撲界の変遷 「見てもらえば分かるように、体重が全然違う。今の関取は、昔の横綱、大関と比較しても大きくなった。小錦、曙らの体で勝つパワー相撲の時代を経てきたという影響も大きいかな。その分、吊りやうっちゃりなどの技がほとんど見られなくなってきた。 昔の柏戸や大鵬はムチャクチャ大きく見えたけど、今と比べたら平均値。
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