東京・東村山市の市立中学校が少なくとも2年余りにわたって﹁保健﹂の授業を行っていなかったことが分かりました。文部科学省は極めて問題だとして東京都教育委員会に対し、原因究明と未履修の生徒への対応を急ぐよう指示しました。 国の学習指導要領では﹁保健体育﹂のうち、﹁保健﹂分野は中学3年間で48コマ程度授業を行うよう定められています。しかしNHKがこの中学校などに取材したところ、少なくとも平成26年度から今月にかけて2年余りの間、保健の授業を行っていなかったことが分かりました。 学校などによりますと、保健体育を担当する教員のうち1人は﹁年に1、2回授業をした記憶がある﹂と話していますが、ほかの教員は﹁全く行っていなかった﹂と話し、中には﹁10年にわたって全く保健を教えていない﹂と話している教員もいるということです。 保健の時間は体育の実技に充てていたということで、東村山第三中学校は﹁過去に学校が荒
![東京・東村山の中学校「保健」の授業を2年以上行わず | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/96ee603c992f07b8328cdacbe6adaef1d702cba7/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20160608%2FK10010549401_1606080614_1606080619_01_03.jpg)