灘中学や開成中学に合格する天才小学生たちも、下の3分の1ぐらいは、高校を卒業するぐらいまでには、立派にただの人になっている。でも、ひとつの高校で、上の3分の1ぐらいがみんな東大に現役で受かる学力というのも、これまたなかなかすごいことではある。まあ、中学の偏差値と、大学の偏差値は、かなり高い正の相関があるのは、紛れも無い事実だ。 それで、僕が重要だと思っているのは、灘中学や開成中学の中でも、トップ層の子供たちのキャリア・パスである。ここでとうとう表題に戻ってくる。灘や開成に行く子供こそ中卒で働いたほうがいい、ということだ。ちなみに、入学試験での順位と、その後の成績は、あんまり相関がない。なんといっても、合格した後に、勉強のモチベーションが続くかどうかのほうがはるかに重要だ。 灘中学に入学して、その後も勉強を続ける、上位10%ぐらいの子供たち、まあ、学年20番ぐらいには入っている子供たちはどう
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