ブックマーク / www.itmedia.co.jp (49)
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米Amazon.comは10月25日︵現地時間︶、不在宅の中まで注文品を届ける新サービス﹁Amazon Key﹂を米国の一部地域のプライム会員を対象に開始すると発表した。価格は249.99ドルから。 Amazon Keyのシステムを設定したプライムユーザーは、注文の際に﹁FREE in-home delivery﹂を選ぶことで不在でも家の中まで荷物を届けてもらえる。 米Wallmartが9月に発表したサービスと同様に、配送ごとに一意の暗号化されたパスコードを確認済みの配達員に与える。その時点でユーザーにプッシュ通知が届き、配送の様子をIn-Home Kitに含まれるセキュリティカメラ﹁Amazon Cloud Cam﹂の映像でリアルタイムで確認できる。 In-Home Kitに含まれるのは、Cloud CamとサードパーティーのYaleおよびKwikset製のスマートロック製品。希望すれば
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コーディング不要で、ディープラーニングのプログラムを生成できるソフトウェア﹁Neural Network Console﹂を、ソニーが無償提供。 ソニーは8月17日、コーディングの知識がなくても、ディープラーニング︵深層学習︶のプログラムを生成できるソフトウェア﹁Neural Network Console﹂の無償提供を始めた。自社の製品・サービス開発にも利用しているツールを多くの開発者や研究者に使ってもらうことで﹁ディープラーニング技術の発展につなげる﹂という。 同社は今年6月、ディープラーニングのプログラムを生成する際に使うコアライブラリー︵基盤ソフトウェア︶﹁Neural Network Libraries﹂︵以下、Libraries︶をオープンソース化した。人間の脳を模倣した﹁ニューラルネットワーク﹂の設計、製品・サービスへの搭載を効率化する演算モジュール群だが、利用には高度なプロ
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アマゾンジャパン︵Amazon.co.jp︶が、出版取次最大手の日本出版販売︵日販︶への一部既刊書籍の発注を6月末で中止する方針を明らかにした。日販が在庫を持つ書籍を仕入れる際の取引は継続するが、在庫を持たない書籍はアマゾンジャパンが出版社から直接取り寄せる方式へと変更する。 日販と出版各社には4月末に文書を送付し、正式に告知済みという。 アマゾンジャパンは、現在の日販からの供給形態について﹁ベストセラーなど売れ行きの良い書籍に重点が置かれたオフライン小売業者向けの形となっている﹂と指摘。﹁顧客の要望に沿った多様な商品を提供するという当社のビジネスモデルと合致していないため、取引形態の変更に至った﹂と理由を説明する。
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米Dropboxの共同創業者のドリュー・ヒューストンCEOが﹁新経済サミット 2017﹂︵4月6日、ホテルニューオータニ︶に登場。Dropboxを創業してから10年間の苦労話や、起業家の心構え、働き方の課題などについて語った。 ﹁オフィス仕事の6割は“仕事のための仕事”﹂――仕事のスケジュールを管理したり、書類やEメールを整理したりなどに時間を費やすあまり、﹁︵価値を生み出すような︶本当の仕事は40%しかしていない。人間の能力を無駄にしている﹂という。 ヒューストンCEOによれば、こうした無駄の背景にはツールの多様化があるという。さまざまなコラボレーションツールが登場し、チームごとに別々のツールを使うなどすると﹁ネットワークの分断が起き、時間の無駄が生じている﹂という。 こうした無駄をなくすために﹁Dropboxは貢献する﹂とヒューストンCEOは意気込む。同社は1月、チームで共同編集できる
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2015年に発売した﹁Connected﹂の第2世代に当たる。 価格は17万5000円︵税別︶から。名称から分かるようにモジュール式になっており、組み合わせによっては約70万円近くになる。56のデザインが用意されており、さらにベゼル、ストラップ、ラグなどを選んで組み合わせられる。本体部分を﹁Calibre 5﹂あるいは﹁Heuer 02T Tourbillon﹂などの本来の機械式時計と交換することまで可能だ︵店頭で選べるモデルが限定されており、後は取り寄せになる︶。 ケースは45mmで1.39型の有機ELディスプレイ。プロセッサはIntel Atom Z34XX、ストレージは4GB、メインメモリは512MB、バッテリーは410mAh。Wi-Fi、Bluetooth、NFC、GPSを搭載し、﹁Android Pay﹂が利用可能だ。LTE対応モデルはない。水深50mまで対応の防水。マイクを搭
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﹁VR︵仮想現実︶を悪用すれば、相手の視覚をジャックできる﹂――PlayStation VR用ゲーム﹁サマーレッスン﹂を開発した、バンダイナムコエンターテインメントの原田勝弘チーフプロデューサーが3月4日、政府のサイバーセキュリティ啓発イベント﹁サイバー攻撃を目撃せよ!2017﹂︵ベルサール秋葉原︶で、VR技術に潜むリスクについて話した。VRを悪用すると、端末を装着したユーザーを嘔吐︵おうと︶させたり、洗脳したりできる可能性があるという。 ﹁VRは近い将来、ゲームやエンタメに限らず、何らかの形で生活の中に存在するものになる﹂と原田さんは話す。例えば、Web会議システムにVR端末を導入して臨場感を高めたり、トラウマをVR世界であえて追体験し、徐々に慣れて克服したり――など、さまざまな用途が見込まれるという。 一方﹁VRゲームを研究する間に、さまざまな悪用の恐れを発見した﹂とも。﹁PCやスマホ
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初めまして、プロポーカープレイヤーの木原直哉と申します。﹁人工知能︵AI︶がポーカーのトッププロ4人に勝った﹂というニュースが世間をにぎわせています。しかし、これらのニュースを読む中で、自分の認識と違うなと思うことがいくつかありました。 ﹁なぜ、AIは人間に勝てたのか﹂を始め、このニュースについて自身が感じたことなどを、ポーカープロの立場から解説していきたいと思います。 ︵編集‥ITmedia村上︶ 木原直哉さんプロフィール 1981年生まれの北海道出身で、2001年に東京大学理科一類に入学。在学中は将棋部に所属し、バックギャモンやポーカーなどの頭脳ゲームに熱中していく。10年かけて東京大学理学部地球惑星物理学科を卒業し、翌2012年の第42回世界ポーカー選手権大会 (2012 World Series of Poker) の﹁ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド﹂で日本人初の世
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富士通研究所は10月11日、業務システムのプログラムを解析し、実装されている業務上の決まりや計算の方法などを理解しやすい条件表として自動抽出する技術を開発したと発表した。大規模化・複雑化したシステムの現状把握の手間を削減でき、システムのクラウド移行などの作業の効率化につながるとしている。 業務システムを移行・再構築する際は、システムの現状把握が必要だが、長年の開発で大規模化・複雑化したシステムは、仕様書が陳腐化したり、開発関係者が散逸するなどしてブラックボックスになっている場合が多く、仕様の把握に多くの時間がかかってしまう問題があった。 富士通研は、大規模なプログラムを分割して業務仕様を掘り起こし、表の形で抽出する技術と、分割された表から全体の表を再構成する技術を開発。実装されている業務仕様を理解しやすい条件表として自動的に抽出でき、現状把握の作業を効率化できるという。 同技術を社内の事例
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経済産業省は6月10日、国内IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を発表した。IT人材は現時点で17万人超が不足しており、今後人口減少に伴い深刻化すると予測。各国と比較して管理職クラスの割合や理系出身者が少ない傾向があり、年収も500万円前後に集中していることが分かった。 経済産業省によると、IT人材︵IT企業と、ユーザー企業の情報システム部門に所属する人材の合計︶は現在91.9万人なのに対し、17.1万人が不足していると推計。人口減少に伴い、退職者が就職者を上回ることで19年から先は減少に転じる一方、IT需要の拡大が見込まれるため、人材ギャップは悪化。IT市場が高率で成長した場合、30年にはIT人材数が85.7万人なのに対し、不足数は78.9万人に上ると予測している。 市場拡大が見込まれるセキュリティ分野の人材は現時点で28.1万人、人工知能などの先端分野は9.7万人と推計。セキュ
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