コンサルタントをやっていた時、﹁この人、コンサルタント向いてないよなあ﹂という人が何人も中途で転職してきた記憶がある。 例えば﹁本を1か月に10冊読む﹂という課題をやらない人。 いつも時間ギリギリにしか行動せず、重要な会合に遅刻する人。 自社の﹁目標﹂の達成度合いを気にせず、お客さんの成果にも無関心な人。 別の仕事や、前の会社では許されたかもしれないが、たいてい﹁コンサルタント﹂としてはうまくいかない。 私が在籍していたコンサルティング会社は、上のような﹁問題行動﹂には非常に厳しく、該当者には﹁コンサルタントとしての活躍は難しい﹂と、はっきりと告げていた。 ﹁勤勉さ﹂は身につかない こうした事例を何度も見るにつけ、私は ﹁勤勉さ﹂ ﹁時間を守る﹂ ﹁目標遵守﹂ などの行動特性は、たとえ厳しく注意をしても、ほとんど身につかないか、改善したとしても、結局一時的なものにとどまる、という事を知った
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