20世紀までは「就職課」や「就職部」と呼ばれていた大学内組織が、ここ10年余りの間に次々と「キャリアセンター」もしくはそれと似た名称に看板を替えている。就職課時代のように就職活動生のお世話をするだけではなく、さまざまなキャリア形成支援やキャリア教育を担う新組織が必要とされてきたからだ。 そのキャリアセンター職員として複数の大学を渡り歩いてきた人物が、10月17日発売の『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動』という新書で、現在の就職活動、大学生模様、企業の新卒採用活動、大学生の保護者の意識などについて実態を紹介、そこにある構造的課題をひも解いてみせた。 大学が受験生集めのために妙な計算式を用いて「高い就職率」をひねりだしている実例など、現役の大学キャリアセンター関係者が「ぶっちゃけ話」を書籍で明かしたのは本邦初で、発売まもなく大学人や企業人事の読者を中心にネット上でも話
世界で8億人以上が利用するフェイスブック。国内では月間のアクティブユーザー数が500万人を超え、じわじわとその存在感を示しつつある。IPO(新規株式公開)も噂される中、フェイスブックは自らが描く戦略に対し、日経ビジネスの取材に応じた。 日経ビジネス10月17日号特集「フェイスブックの描く未来」との連動企画。第3回目はフェイスブックで広告部門&グローバルオペレーション担当副社長のデイビッド・フィッシャー氏だ。 第1回 ソーシャルテクノロジーが世界をもっと狭めてくれる ―― シェリル・サンドバーグCOOが明かした戦略 第2回 我々はソーシャルデザインを頑なに守り続ける ―― ダン・ローズ副社長にインタビュー ―― フェイスブックの広告売り上げの推移について教えてください。 フィッシャー:具体的な数字は申し上げられませんが、堅調に推移しています。 我々は企業に対してフェイスブックページ、フェイス
ダン・ローズ氏 フェイスブック、パートナーシップ&プラットフォームマーケティング部門副社長 2006年よりフェイスブックのプラットフォームマーケティング、パートナーシップマネジメント、M&A責任者を務める。仮想通貨「フェイスブックポイント(海外ではフェイスブッククレジット)」の統括も担当。フェイスブック以前は米アマゾン・ドット・コム勤務。電子書籍端末「キンドル」の開発にも携わった。ハーバード大学卒業、ミシガン大学ビジネススクール卒業(写真:Koichiro Hayashi、以下同) ローズ:我々が「ソーシャルデザイン」という原則を頑なに守り続けているのが成功の要因だと思っています。 ソーシャルデザインという言葉は聞き慣れないかもしれません。フェイスブックの写真機能でその例を説明しましょう。 フェイスブックの写真投稿機能は5年前にできました。当時、エンジニアの数も限られていて、どの機能を実装
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