NTT(日本電信電話)は6月24日から26日まで、NTT WEST i-CAMPUS(大阪市都島区)において「NTT コミュニケーション科学基礎研究所 オープンハウス2024」を開催する。入場は無料で誰でも参加可能だが、公式サイトからの事前登録が必要となる。 【写真】自分の声が「ずんだもん」になるのだ 本イベントの開催に先立ち、同社は6月17日に東京都内で報道関係者向けの説明会を開催した。イベントの概要と共に、その模様をお伝えする。 イベントの概要 本イベントは、NTTの社内研究所の1つ「コミュニケーション科学基礎研究所(CS研)」の研究成果を一般公開するもので、今回は例年よりも1日多い3日間に渡り開催される他、4年ぶりに現地開催の講演も行われる(※1)。会場はNTT WEST i-CAMPUSにある「PRISM」「QUINTBRIDGE」の各棟の1階で、こちらも従来よりも大規模だという。
米調査会社ガートナーがこのほど、世界のクラウドコンピューティング市場に関する最新データを発表した。 2023年のアジア太平洋地域のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)市場で首位に立ったのはアリババクラウド(阿里雲)で、市場シェアは前年の21.4%から22.2%に上昇した。2位はアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)でシェアは16.5%、3位はマイクロソフトのAzureでシェアは16.1%だった。上位3社が市場シェアの半分以上を占めた。 ガートナーのアナリストは、アリババクラウドは価格的な強みを強化しており、人工知能(AI)ブームによる大規模言語モデルとクラウドサービスに対する需要の急増を背景に、引き続き優位性を拡大していくとの見方を示した。アリババクラウドは今年2月、国内向けのクラウドサービスについて過去最大規模となる最大55%の値下げを実施。4月には、国際競争力を強化する
昨年末から一部ユーザー向けのテストが実施されていたBingの「ディープ検索」が、3月末に一般公開された。Bingでの検索時にGPT-4を利用した「質問」と「結果」の最適化が行われることで、ユーザーの意図を察して、より目的に合った情報を見つけやすくする機能だ。どのような結果が得られるのかを試してみた。 【画像】30~40秒ほどかかるが、結果的には調べものがはかどる ■ 人間とBingの間をGPT-4が仲介 「時間はかかるが、キーワードの試行錯誤や検索結果の取捨選択の労力が少なくなり、気づきも得られる」。Bingに追加された「ディープ検索」を使ってみての、率直な感想だ。 結果が表示されるまで30秒(実質的には40秒くらい)かかることから、「遅すぎ」と酷評されることも多いが、用途によってはディープ検索を使った方が調べやすいこともあり、通常の検索と使い分けるのが良さそうだ。 ディープ検索は、従来の
カナダのAIスタートアップCohereは4月4日(現地時間)、ビジネス向けに最適化された最新の大規模言語モデル(LLM)「Command R+」を発表した。非営利目的に限りモデルおよび重みのダウンロードも可能。 【もっと写真を見る】 カナダのAIスタートアップCohereは4月4日(現地時間)、ビジネス向けに最適化された最新の大規模言語モデル(LLM)「Command R+」を発表した。 高度なRAG技術を採用 Cohereは、AI業界に変革をもたらしたTransformerモデルを提唱した論文「Attention is All You Need」の共同執筆者として知られるトロント大学の研究者Aidan Gomez氏らによって2019年に設立されたカナダのAIスタートアップ。 OpenAIと同様、LLMの開発に特化しており、企業向けにチャットボット、検索エンジンの最適化、要約サービス、自社
Space Exploration Technologies(SpaceX)の低軌道衛星ブロードバンド「Starlink」(スターリンク)は、スマートフォンとの直接通信「Direct to Cell」の試験で、最大17Mbpsのダウンロード速度を達成した。同社のイーロン・マスク氏がX(旧Twitter)で明かした。未改造のサムスン製Androidスマートフォンを使用したという。 2024年中のサービス開始をめざすDirect to Cellは、当初はSMSやメッセージのみ対応し、その後データ通信や音声通話にも対応する。国内ではKDDIが採用を発表している。 実用化されれば、携帯基地局の整備がコスト的に見合わない過疎地や山間部、海上などでも、空が開けていればスマートフォンで通信できるようになる。地上の通信手段が寸断されがちな災害時にも威力を発揮すると期待されている。
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