教育に関するpetite-ceriseのブックマーク (10)
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﹁失われた四半世紀﹂などと言われている日本だが、初等中等教育に限ってはその限りではなく、引き続きそれなりの位置をキープしている。 2011年の国際学力調査TIMSSにおいて、中2数学では日本は570点で42地域中5位︵1位は韓国の613点。米国は509点で9位︶、中2理科では日本は558点で同4位︵1位はシンガポールの590点。米国は525点で10位︶である。 生徒の勤勉さ、質の高い教材、教員の知識水準が比較的高いこと、などは引き続き日本が誇れることだ。特に難関中学や一流国立大の入試に見られるように、日本が考える力を重視した教育をしていることは特筆すべき点であり、専門知識に基づいた仕事の分業が十分に進んでいない日本社会の欠点をある程度補っていることは間違いない。 一方の米国では、じっくりと積み重ねが必要な数学や科学、工学等の分野で人材が不足しており、外国人労働者や移民に頼っているのは周知の
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大学などの講義をインターネットで誰でも受講できる﹁大規模公開オンライン講座︵MOOC=ムーク︶﹂が世界で急拡大している。先行した米国、欧州に続き、アジアでも日本、中国、韓国、タイ、インドネシアなどで開講が相次ぎ、﹁第3の極﹂になりつつある。3月にはアジア7カ国・地域のMOOC運営機関が集まり、アジアで初めての国際会議が東京で開かれた。日本は各国MOOCと連携し、アジア域内の受講者を増やしていく考えだ。非英語圏のハンディがあるなか、存在感を示せるか。会議を主催した日本オープンオンライン教育推進協議会︵JMOOC︶の福原美三常務理事︵明治大学特任教授︶に聞いた。
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徳丸さんにご推薦を頂いて光栄です。立命館大学の上原です。 私からも補足を。 セキュリティの分野で今、最先端で活躍しておられる方の中には、少なからず﹁大学でも専門学校でもセキュリティのことを学ばなかった﹂方がおられます。中には、そもそも高校を出てすぐこの世界に入ってこられ、全くの独学で大変高い技術を身につけられた方もいらっしゃいます。なので、﹁セキュリティエンジニアは技術さえあれば学歴は関係ない﹂と言われるのだと思います。 ですが、こういう先達の方々はご自分で大変努力されていること、また、セキュリティの問題がそれほど複雑でなかった時代から、複雑化した現代までの経過をずっとリアルタイムで追ってこられたという、言わば﹁産まれた時代が良かった﹂という点は見逃せないと思います。これからセキュリティエンジニアを目指す方がその境地追いつくのは大変です。そのためには、基礎からきっちりと体系立てて学ばれるこ
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私が何気なく、しかも初めて書いたYahoo!知恵袋への回答が思わぬ広がりを見せるという事件?が起きました。 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp さっと︵割と慌てて︶書いた私の回答の足りなさや、違った見方を補おうとされてか、色んな皆さんが乗っかって下さって素晴らしい回答を寄せて下さって、 結果としてすごい回答集に。そして、果てはWeb記事化される事態に。 www.itmedia.co.jp これ、最初は徳丸浩さんが回答に立命館大を挙げて頂いたのを見て、有り難い話なので私も何か書かねばと最初このblogにエントリを書きかけてたのですが、忙しくて書き上がるのに間が空きそうだったので知恵袋に急遽登録して勢いで投稿したものでした︵しかも東京出張の新幹線車内で︶。中身は概ねいつも言っていることでして、要するに セキュリティを学ぶにはまず情報科学の基礎体力をつけなくてはならない。
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﹁エビデンス・ベースド﹂という言葉を聞いたことのある方も多いと思う。﹁科学的根拠に基づいた﹂という意味だけど、最近、教育におけるエビデンス・ベースドの必要性をよく耳にする。有名なところだと教育経済学者の中室牧子さんがメディアや書籍等でエビデンス・ベースドを日本の教育政策に導入する必要性を強調されている。
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Contax T2 @Sterling Hall of Medicine, Yale Universityこの間の﹁人を育てるラボの特徴﹂というエントリについて、ブクマコメントで頂いたこと、 >大学院教育において、どうなったら﹁人が育った﹂と評価できるのか、その基準も合わせて教えていただけると嬉しいかも。﹁研究を進めるための実務的な能力﹂が身についたということでO.K.?(pollyannaさん︶ について少し考えてみたいと思う。 これって﹁大学院教育って︵受け手側からすると︶何のためにあるのか﹂という極めて重要な課題そのもの。深遠かどうかはこのエントリの後で考えて頂くとしても、大事なテーマであることは間違いない。 で、ここでは日本の大学院と米国の大学院をちょっと分けて考えてみたい。前エントリにも少し書きましたが、私個人として、某旧帝大と某Ivy schoolの間で、ラボがどうというより
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