再生可能エネルギー等を利用して、ほしいときにほしいだけ 低温小型でオンデマンドに駆動するアンモニア合成プロセスを開発 ポイント 水素キャリアや食糧確保(肥料)として重要なアンモニアは従来、高温高圧で合成されてきました。 電場中に触媒をおくことで、触媒表面で水素イオンがホッピングし、低温でも効率よく窒素と反応し、アンモニアを合成することが出来るようになりました。 再生可能エネルギーなどを利用してほしいときにほしいだけアンモニアを作る、小型・可搬なアンモニア合成などが実現可能になります。 早稲田大学 理工学術院の関根 泰(セキネ ヤスシ) 教授、中井 浩巳(ナカイ ヒロミ) 教授らの研究グループは、株式会社日本触媒と共同で、電場印加した触媒上で低温かつ世界最高レベルの速度でアンモニア注1)を合成できることを明らかにしました。 アンモニアは、次世代の水素のキャリアや、肥料合成の原料などとして重要
前回ははやぶさサンプルの取り扱いのお話をいただきました。今回はサンプルの分析についてです。 −「ただはやぶさの持ち帰ったサンプルは、予定よりずっと少なかったと聞きます」 長尾教授(以下N)「当初の予定では、はやぶさからイトカワの表面に弾丸を撃ち込み、舞い上がった“砂”を数グラム回収してくるはずでした。ただそれはうまく行かず、微粒子をわずかに回収できただけでした」 はやぶさは、5gのタンタル製の弾丸を300m/秒の速度でイトカワ表面に撃ち込み、舞い上がった岩石を回収する予定であった。 −「1マイクログラムもないほど?」 N「我々が測定した粒子は、簡単には重さが量れないほど小さいので推定するしかないですが、大きい粒で0.2マイクログラム、小さいのは0.06マイクログラム程度と思われます」 −「全然目には見えないレベルですね」 N「はい。こういうチリが1500粒ほど取れていたんですが、他の大学や
渡邉力也1・野地博行2 (1大阪大学産業科学研究所 生体分子エナジェティクス研究分野,2東京大学大学院工学系研究科 応用化学専攻) email:渡邉力也 DOI: 10.7875/first.author.2010.042 Phosphate release in F1-ATPase catalytic cycle follows ADP release. Rikiya Watanabe, Ryota Iino, Hiroyuki Noji Nature Chemical Biology, 6, 814-820 (2010) 要 約 われわれの細胞のなかにはF1-ATPaseとよばれるタンパク質でできた分子モーターが存在する.このF1-ATPaseは化学反応と力学的な回転運動とが可逆的に共役するという稀少な性質をもっており,ATPの加水分解で得られるエネルギーを利用し反時計方向に自律的に回
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