小林エリコさん︵左︶と藤田孝典さん 2017年12月、厚生労働省は国費160億円削減に向け、生活保護支給額の見直しを行った。当初は生活保護水準に対して最大13%減の見直し案を提示していたが、批判が殺到。結局、最大5%減にとどめることを発表した。生活保護に関する話題に関心が高まる中、﹃この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が﹁再生﹂するまで。﹄︵イースト・プレス︶を上梓した小林エリコさん。休みなく働いて月収12万というブラック企業で働いたことで心を病み、生活保護を受給、そこから抜け出すまでの凄まじい体験を綴った自伝的エッセイとなっている。今回は、生活に困っている人の相談支援活動を行うNPO法人ほっとプラスの代表で、﹃下流老人 一億総老後崩壊の衝撃﹄︵朝日新聞出版︶や﹃貧困クライシス 国民総﹁最底辺﹂社会﹄︵毎日新聞出版︶の著書もある社会福祉士の藤田孝典さんと小林さんに、うつ病
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