ブックマーク / biz-journal.jp (5)
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江崎グリコの公式サイトより システム障害が原因で、ほぼすべてのチルド食品︵冷蔵食品︶が2カ月以上にわたり出荷停止になるという異例の事態に見舞われている江崎グリコ。その同社が現在、ある転職サイトに掲載している社内SEの人材募集ページが話題を呼んでいる。業務内容は﹁グローバル展開を見据えた次期統合認証基盤の企画、設計、構築﹂、歓迎条件は﹁SAP ERP︵S/4 HANA含む︶﹂などと高度なスキルを求める一方で、予定年収が﹁500万円~﹂となっている点について﹁低すぎる﹂として疑問の声が続出している。同社経営陣のシステム投資への理解度と今回のシステム障害を結びつける指摘もみられるが、同社がITエンジニアに提示している年収は適切なレベルといえるのか。業界関係者の声を交えて追ってみたい。 グリコは業務システムについて、独SAPのクラウド型ERP﹁SAP S/4HANA﹂を使って構築した新システムへ切
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代官山駅︵﹁Wikipedia﹂より/東京特許許可局︶ 1980年代から﹁おしゃれな街﹂として、その名を全国に轟かせてきた東京・代官山。東急東横線で渋谷駅からひと駅という立地に高感度なショップが立ち並び、それを求めた若者たちが連日押し寄せるなど、さまざまなブームの発信地となってきた。しかし、近年は集客力が衰え、駅周辺には空きテナントが目立ってきているという。SNS上では代官山駅前が廃墟のようになっているという声もみられるが、代官山の街としての勢い低迷の背景について、専門家の見解も交えて追ってみたい。 高級でおしゃれなアパレル店や雑貨店などが狭いエリアに密集している代官山。90年代には雑誌などで特集されることが増え、ドラマや映画のロケ地としてもよく使われるなど、全国的な知名度を獲得。2000年代に入ると、カフェブームに乗り、個性的な店舗やレストランが次々とオープン。11年には、蔦屋書店を中核
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東京・渋谷︵﹁gettyimages﹂より︶ ﹁渋谷が30、40代の街になり、新大久保が若者の街になっている﹂――。少し前にSNS上に投稿されたこんな内容が一部で話題を呼んだ。渋谷といえば、かつては﹁若者の街﹂の象徴とされてきたが、近年は新大久保にも若者が多く集まっている。では、果たして本当に新大久保が﹁若者の街﹂の座を渋谷から奪い取りつつあるのだろうか。不動産事業プロデューサーでオラガ総研代表の牧野知弘氏に、2つの街の歴史、そして﹁若者の街﹂という視点で見たときにどう変遷を遂げてきたのかを解説してもらった。 渋谷は大規模再開発で計画的に30、40代を呼び込んでいた ﹁的を射た見解だと思います。正確に言うなら、渋谷は30~40代のある程度の収入のある男女をメインにした街になり、新大久保は10代の男女、どちらかというと女性がメインの街になってきた感じでしょうか。先日、渋谷と新大久保に実際に行
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6月13日に当サイトに掲載した江川紹子氏による記事﹁﹁真相究明﹂﹁再発防止﹂を掲げる﹁オウム事件真相究明の会﹂への大いなる違和感﹂。オウム真理教元代表・麻原彰晃︵松本智津夫︶死刑囚はじめ、7名の元幹部の死刑が執行される以前に掲載されたこの記事は、6000以上のツイート、2000以上の﹁いいね!﹂がつくなど、大きな反響を呼んだ。 江川氏はここで、6月4日に立ち上がった﹁オウム事件真相究明の会﹂の主張や活動目的などについて批判的に言及したが、今回、同記事に対して、真相究明の会の呼びかけ人のひとりである森達也氏から反論が届いた。長文ではあったが、編集部で手を加えることなく、ここに掲載する。 人は同じ景色を見ても違うことを考える。ニーチェは﹁事実はない。あるのは解釈だけだ﹂という言葉を残したが、それは情報の本質だ。コップは上や下から見れば円だけど、横から見れば長方形だ。さらに現実に起きる事件や事象
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2010年9月10日、日本振興銀行が民事再生手続き開始を申し立てたのを受けて、ジャスダック上場のインデックス・ホールディングス︵HD、現在はインデックス︶は同日、振興銀行との取引の内容を公表した。4億6000万円分の振興銀行株式、4億円の劣後特約ローンの債権を有し、同行からの借入金は82億6100万円に達していた。 振興銀行の経営破綻に先立つ10年7月16日、インデックスは同行との株式の持ち合いによる資本提携を解消し、中小企業振興ネットワークから脱退すると表明した。振興銀行が持つインデックス株式14万3500株についても﹁売却を依頼している﹂と説明した。 また、NISグループとの資本・業務提携も解消し、保有していた同社株式1950万株︵発行済み株式の7.93%︶は7月13日にすべて譲渡。インデックスの社外取締役に就いていた、大谷利興・NISグループ社長は同日付で辞任したことを明らかにした。
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