<昨年のナゴルノカラバフ紛争では安価な戦闘用ドローンが大活躍。莫大な軍事力がなくても大国相手に戦える時代に> 現代の戦争では、敵軍を追跡し、殺すことがかつてないほど容易に、しかも安くできるようになった──これが昨年秋、ナゴルノカラバフ地域を実効支配していたアルメニアと、アゼルバイジャンの間で起きた紛争で、米軍の戦略家たちに突き付けられた現実だった。 アゼルバイジャンが市販のトルコ製ドローンや自爆攻撃を仕掛ける「カミカゼ・ドローン」を使って、アルメニアに勝利したのだ。 今や、安価な戦闘用ドローンが世界中の戦場を飛び交っている。そう遠くない将来、警戒心のない兵士がトイレに行こうとちょっと持ち場を離れただけで、一瞬にして空から仕留められるようになるかもしれない。 「映像を見ると戦車や大砲、部隊が、いずれも無人航空機から攻撃されている様子が分かる」。そう語るのは、5月に退役する米陸軍・非対称戦連隊
現在アルメニアとアゼルバイジャンが係争地ナゴルノカラバフをめぐり争っている第二次カラバフ戦争で、焼夷兵器が使用されました。アゼルバイジャン軍が森林を焼き払おうとしており、上空で見張るドローンからアルメニア軍が隠れる場所を無くす目的だと思われます。 アルメニア政府はこれを公式に「アゼルバイジャンが白燐弾を使用した」と非難していますが、実際にはこれは白燐弾ではありません。上空で起爆し細かく拡散しながら落ちて来る白燐弾はアメリカ製155mm榴弾砲用「M825A1白燐発煙弾」だけですが、アゼルバイジャンもアルメニアも装備しておりません。持っていないものは使える筈がありません。 使用されたのはロシア製多連装ロケット「BM-21グラド」のクラスター焼夷弾型ロケット「9M22S」で、燃えながら落ちてきているのは焼夷子弾「9N510」です。この焼夷子弾は六角柱のマグネシウム合金製ケースにテルミット焼夷剤が
旧ソビエトのアゼルバイジャンとアルメニアの係争地をめぐる大規模な戦闘は、28日の夜も続き、これまでに民間人を含む90人以上が死亡しました。戦闘のさらなる拡大が懸念される中、アルメニアの同盟国・ロシアと、アゼルバイジャンの友好国・トルコの動向が今後の焦点となっています。 27日に再燃した大規模な戦闘は28日の夜も続いて双方あわせた死者の数は、民間人11人を含む95人以上にのぼり、戦闘のさらなる拡大が懸念されています。 今回の事態を受けて、アルメニアの同盟国、ロシアのペスコフ大統領報道官は28日、「すべての当事者に最大限の自制を求める」と述べて双方に自制を呼びかけました。 一方アゼルバイジャンの友好国、トルコのエルドアン大統領は、「アルメニアがアゼルバイジャン人の土地から直ちに撤退することで平和が訪れる」と演説して、アゼルバイジャンを支持する姿勢を示し、アルメニア側が反発しています。 ロシアは
今年こそ...今年こそは...世界の状況が落ち着いて、みなさんが行きたい場所に行けますように...! 穴場スポットや旅行に役立つ情報、各国グルメまで... ヨーロッパ~コーカサス地域のニッチな情報多めの個人ブログ「さぼわーる。」へようこそ!
「トルコ軍機が参戦」とアルメニア 軍事衝突でアゼルバイジャン支援と主張 2020年09月30日19時34分 30日、アルメニア当局が公開した、撃墜されたアルメニア軍機の画像(AFP時事) 【モスクワ時事】アルメニア国防省は29日、アゼルバイジャンとの軍事衝突をめぐり、アゼルバイジャンを支援するトルコ軍のF16戦闘機がアルメニア軍のスホイ25攻撃機を撃墜し、操縦士が死亡したと主張した。トルコやアゼルバイジャンは撃墜を否定している。 ロシアTVで非難の応酬 アゼルバイジャンとアルメニア首脳 アルメニアは、トルコが民族的に近いアゼルバイジャンを軍事支援していると主張。アルメニア外務省は30日の声明で「アゼルバイジャンの都市ギャンジャから飛来したトルコ軍戦闘機がアルメニア東部バルデニスの上空でアルメニア軍機を撃墜した」と訴え、死亡したとされる操縦士の名前を公表した。7月末~8月中旬のトルコ・アゼル
係争地ナゴルノカラバフの主要都市ステパナケルト郊外の道に設けられた検問所を警備するロシアの平和維持部隊(2020年11月26日撮影、資料写真)。(c)Karen MINASYAN / AFP 【3月29日 AFP】アゼルバイジャンはこのほど、アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)に侵入し、戦略的要所の村を制圧した。これを受けてアルメニアは28日、同地に駐留するロシアの平和維持部隊に対し「具体策」を講じるよう要請した。 アゼルバイジャン軍は24日、ナゴルノカラバフのファルーフ(Farukh)を制圧した。 ナゴルノカラバフをめぐっては、2020年にアゼルバイジャンとアルメニアの間で軍事衝突が発生。ロシアが停戦を仲介し、現在は同国の平和維持部隊約2000人が駐留している。 ロシア国防省は27日、アゼルバイジャンはファルーフから部隊を引き揚げたとの見方を示した。一
──アルメニアの特徴のひとつは、国外にいるディアスポラ(離散民)の数が多いことですね。 ナゴルノ・カラバフをめぐる武力衝突が2020年9月末に始まった後、ディアスポラのなかでは、米国のセレブのキム・カーダシアン・ウエストが「アルメニア・ファンド」へ100万ドル(1億円超)の寄付を発表しました。 国際政治学者のイアン・ブレマーも積極的に発言しました。 サッカー選手のヘンリク・ムヒタリアンは、この問題の調停プロセスを進める欧州安全保障協力機構(OSCE)ミンスク・グループの共同議長である露仏米の大統領に公開書簡を出し、戦闘を終わらせることを求めました。 歌手のシェールは、SNSでアルメニア支持を表明しました。 今回の武力衝突に対するアルメニア人ディアスポラの反応を教えていただけますか。 ポゴシャン 世界全体でアルメニア人の数は約1100万人です。そのうちディアスポラが800万人近くです。アルメ
旧ソビエトのアルメニアのパシニャン首相は、18日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関して「アルメニアはロシアの同盟国ではない」と述べ、ウクライナ侵攻に反対する立場を明言し、ロシア離れの動きをいっそう鮮明にしています。 アルメニアのパシニャン首相は、18日、安全保障の国際会議のため訪問していたドイツで行われた会合で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「アルメニアはウクライナ問題に関してロシアの同盟国ではない。ウクライナの国民はわれわれにとって友人だ」と述べました。 アルメニアは、ロシアが主導する軍事同盟CSTOに加盟するなど、安全保障や経済分野などでロシアの強い影響下にありますが、ウクライナへの侵攻について反対の立場を明言したかたちです。 これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、19日「ウクライナの問題でわれわれが正反対の立場にあることは秘密ではない。ロシアの立場が正しい
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
<アゼルバイジャンとアルメニアの領土をめぐる地域紛争は、拡大すればロシア、トルコ、イラン、アメリカを巻き込む地雷原だ> アゼルバイジャン西部の山岳地帯ナゴルノ・カラバフで9月27日、紛争が再熱した。激しい戦闘で死者はすでに100人にのぼっている。この地域の支配権を争うアゼルバイジャンとアルメニアの対立は数十年前からくすぶり続け、断続的に起きる武力衝突や暴力的な事件で多数の犠牲者が出ている。 ナゴルノ・カラバフ地域は国際的にはアゼルバイジャンの一部として認められているが、居住者の多数を占めるアルメニア人はアルツァフ共和国として独立を宣言し、実質的に地域を支配している。 アゼルバイジャンとアルメニアは1988年から94年にかけてこの地域をめぐって激しく対立し、戦争状態にあった。ソ連崩壊直後にナゴルノ・カラバフのアルメニア人勢力は、アゼルバイジャンからの独立を一方的に宣言した。 この紛争の主役は
ベラルーシ・ミンスクで、集団安全保障条約機構(CSTO)の会議に臨む加盟各国首脳(2023年11月23日撮影)。(c)Dmitry AZAROV / POOL / AFP 【11月24日 AFP】ロシア大統領府は23日、同国が主導する旧ソ連圏軍事同盟の集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議にアルメニアが欠席したことについて、「遺憾」を表明した。 ベラルーシの首都ミンスクで同日開催された会議に、アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相と国防相は姿を見せなかった。 アルメニアは、隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で9月に発生した武力衝突にロシアの平和維持部隊が介入しなかったことに不満を示し、CSTOからの脱退も示唆している。 アルメニアの欠席について質問を受けたロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Pe
ロシアのプーチン大統領は旧ソビエトの国々が加盟する軍事同盟の首脳会議に出席し、結束をアピールしました。しかし、加盟国のアルメニアの首相は会議を欠席し、ロシア離れが鮮明となっています。 ロシアのプーチン大統領は23日、隣国ベラルーシの首都ミンスクを訪れ、ロシアが主導して旧ソビエトの国々が加盟する軍事同盟のCSTO=集団安全保障条約機構の首脳会議に出席しました。 プーチン大統領は会議で、CSTOの即応部隊の強化などに取り組んできたとしたうえで、「ロシアや加盟国の国々はいかなるテロ行為も認めない」と述べ、結束をアピールしました。 また、プーチン大統領の盟友で、議長国ベラルーシのルカシェンコ大統領も「加盟国とユーラシアの安定を確保する上でこの組織は不可欠だ」と強調しました。 一方で、アルメニアのパシニャン首相は会議を欠席し、係争地のナゴルノカラバフを巡って、隣国アゼルバイジャンの軍事行動に敗北した
アゼルバイジャン内の係争地ナゴルノカラバフの「首都」とされるステパナケルト近郊で、道路を封鎖するロシアの平和維持軍の前に立つ抗議デモ参加者(2022年12月24日撮影、資料写真)。(c)Davit GHAHRAMANYAN / AFP 【4月22日 AFP】アルメニアの首都エレバンのオペラ座近くで、言語学者のアルトゥール・サルグシャンさん(26)は、ロシアは頼りにできないパートナーであり、アルメニアは他の「同盟国」を探すべきだと語った。 サルグシャンさんは「アルメニアが集団安全保障条約機構(CSTO)を抜け、ロシアの影響下から離れる日を夢見ている」と話した。CSTOはロシアが主導し、旧ソ連諸国で構成される。 宿敵アゼルバイジャンと衝突した時も、「窮地に陥ったアルメニアを、ロシアとCSTOは助けてくれなかった」と、サルグシャンさんは強調した。 1991年のソ連崩壊以降、人口約300万人のアル
ナゴルノカラバフの村、全員姿消す アゼルバイジャンが制圧 2021年03月03日07時23分 アルメニア系住民全員が姿を消したナゴルノカラバフの村ビョユクタラル(アルメニア名メッズタイル)=2月27日 旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアによる紛争が長年続くナゴルノカラバフにある山あいの村ビョユクタラル(アルメニア名メッズタイル)を2月下旬に訪れた。昨年までアルメニア人1000人以上が暮らしていたとみられる。9~11月の紛争後、村から全員姿を消した。 大規模空港の建設進む アゼルバイジャン支配強化へ―ナゴルノカラバフ 村はナゴルノカラバフ南東部に位置する。紛争再燃前はアルメニア人勢力が支配していたが、アゼルバイジャン軍が攻勢を仕掛けて1992年以来失っていた支配権を奪還。アゼルバイジャン当局者は「村を制圧した際、既に住民は退去していた。アルメニア側が撤退を指示したのだろう」と説明する
戦史の探求 戦史の情報を整理し探求するサイトです。 古今東西の全てを対象とし、特に戦況図や作戦図に着目しながら戦略・作戦・戦術について思索します。 2020年9月末から開始されたアゼルバイジャンとアルメニアのナゴルノ・カラバフ戦争は年内に停戦合意に到り、その期間の短さから44日間戦争と一部で呼称されている。内戦やテロ掃討戦では無く国家同士の戦争であることからシリアやイラクの内戦とは違った着目の仕方をされた。両国のリソースが中小規模であったことは、そこで見られた軍事的事象を先進諸国に適用できるかに関し慎重になる必要性を生んでいる。それでもこの戦争で両国の軍隊は諸外国が注視する意味のある様々な教訓を示してくれた。その1つは作戦‐戦術レベルにおける伝統的なマニューバの有効性である。 ※本稿は政治的な活動とプロパガンダ、情報戦、諸外国の支援は範囲外とし、アセットを有した状態から発起された軍事作戦の
日本のメディアが報道しない世界情勢について、ここまで詳細にレポートを書き続けた作者の熱量にただただ感服する。中東での紛争は、歴史的にその背後に存在する大国間のパワーバランスを秤量するという意味合いもあるが、だがそれで多くの人命が失われたり人々の生活の場である都市が破壊されたり、戦争というのはそう簡単に拭い去れない不可逆的な傷跡を残すものである。現在、このような状況はまったく対岸の火事ではなく、例えば香港や台湾はより我々に身近な話題であるし、インド中国国境の紛争も絶え間ない。今後いかに我々が世界の情報を取捨選択し判断の礎とすべきなのか、本作において、作者は大きなサジェスチョンを我々にもたらした…続きを読む
「ロシアに裏切られ、私は故郷を失いました」 涙ながらにこう打ち明けたのは、ロシアの南に位置するアルメニアにいる女性です。 アルメニアは去年、隣国アゼルバイジャンとの武力紛争に敗れ、12万人を超える避難民が発生する事態となりました。 ロシアのプーチン大統領がみずからの“勢力圏”とみなしてきた旧ソビエト諸国。 ウクライナへの侵攻を始めてからまもなく2年となりますが、その“勢力圏”で、ロシア離れの動きが顕在化しています。 (モスクワ支局記者 禰津博人) アルメニアとは? ロシアの南側に位置し、トルコやイランと接しているアルメニア。 4世紀、世界で最も古くキリスト教を国教とした国としても知られています。 旧ソビエトを構成していた共和国の1つで、人口はおよそ280万。 公用語のアルメニア語とともに多くの国民はロシア語も話し、エネルギーや経済でもロシアに依存しています。 アルメニアの首都エレバン ただ
アルメニア人追悼記念日に合わせて米カリフォルニア州ビバリーヒルズのトルコ領事館前で行われたデモで、アルメニア国旗を掲げる少女(2021年4月24日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【4月25日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は24日、1915年に現在のトルコの前身であるオスマン帝国(Ottoman Empire)で最大150万人のアルメニア人が殺害されたとされることをジェノサイド(集団虐殺)と認定した。米国が数十年にわたるトルコからの圧力を退けてジェノサイドと認定したことは、犠牲者の子孫にとって大きな転機だと言える。 バイデン氏は、米大統領として初めて「アルメニア人追悼記念日」の声明でジェノサイドという表現を用いた。前日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdo
アゼルバイジャン・ギャンジャで、アルメニアとのナゴルノカラバフをめぐる軍事衝突によりロケット攻撃を受けた現場で生存者らの救助活動を見守る人々(2020年10月11日撮影)。(c)Bulent Kilic / AFP 【10月11日 AFP】アルメニアとアゼルバイジャンは11日、ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる軍事衝突で民間人居住地域を爆撃したと互いに非難し、2週間におよぶ衝突を激化させた。ロシアの仲介による停戦の望みはさらにくじかれた。 アゼルバイジャン外務省によると、同国第2の都市ギャンジャ(Ganja)では、停戦発効から1日もたたないうちにアルメニア軍が夜通し爆撃を行い、子どもを含む7人が死亡、33人が負傷した。 現地で取材するAFP記者によると、赤いヘルメットをかぶった救助隊員らが、素手でがれきをかき分けながら生存者を探しているという。 ある住民は、早朝に
ナゴルノカラバフに残された、アルメニア軍に属するとされる車両(2020年11月30日撮影、資料写真)。(c)STRINGER / AFP 【9月13日 AFP】アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は13日、アゼルバイジャン軍との衝突で少なくとも49人の自国軍兵士が死亡したと明らかにした。係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる紛争としては2020年以降で最悪の衝突となった。 首相は議会で「現時点で(兵士)49人の死亡が確認されているが、残念ながらこれは最終的な数字ではない」と述べた。 首相によると、アゼルバイジャン側が12日夜から激しい砲撃を行った後、戦闘は落ち着いているという。 アルメニアは13日、アゼルバイジャン軍が自国に侵攻しようとしているとして、世界各国の指導者に支援を呼び掛けた。 アゼルバイジャン国防省は、自軍はアルメニア
旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアが領有権を争うナゴルノカラバフ自治州で起こった両国の軍事衝突は28日も続き、タス通信などによると、これまで民間人を含め約70人が死亡した模様だ。両国とも戒厳令を敷き、「1994年の停戦以降、最大級の衝突」(露紙コメルサント)に発展する勢いで、ロシアやトルコなど関係国の動向が今後の展開の鍵となりそうだ。 【アゼルバイジャンとアルメニアを巡る相関図】 27日朝に始まった戦闘ではミサイルや無人機、戦車などが投入され、戦闘はアルメニアが実効支配するナゴルノカラバフとアゼルバイジャンの境界線に沿って広範囲に及ぶとみられる。アゼルバイジャンは南部の複数の村や戦略拠点などを奪取したとして、相手側の「550人が死傷した」と主張。一方、アルメニアも「アゼルバイジャン軍は約200人が死亡した」と戦果を強調しているが、実態は不明だ。 ナゴルノカラバフ自治州政府は防衛部隊59人
アルメニアの首都エレバンの教会で、ナゴルノカラバフをめぐる紛争で死亡したアルメニア人のために祈る女性(2020年10月17日撮影)。(c)Karen MINASYAN / AFP 【10月18日 AFP】アゼルバイジャンとアルメニアは17日、係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐって3週間近く続いている軍事衝突の鎮静化を新たに図るため、18日午前0時(日本時間同5時)からの「人道的停戦」で合意したと発表した。 これに先立ち、アゼルバイジャン第2の都市ギャンジャ(Ganja)ではミサイル攻撃で小さな子どもを含む13人が死亡し、緊張が高まっていた。 9月27日以降、数百人の死者を出した軍事衝突の鎮静化に向けて、アルメニアとアゼルバイジャンが停戦宣言を試みたのはこれで2度目。両国は10日にモスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相の仲介で11
アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフの主要都市ステパナケルトで、砲撃によって損傷した集合住宅の前に集まった住民ら(2020年10月3日撮影、資料写真)。(c) AFP 【10月4日 AFP】アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)に近いアルメニア側の国境地帯には、疲れきった様子の住民が集まり、なんとかして首都エレバンに行こうとしている。 住民らはナゴルノカラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突を逃れてここにやってきた。戦闘はここ数日激しさを増し、域内の主要都市ステパナケルト(Stepanakert)にはロケット弾や迫撃砲による猛攻撃が加えられた。 市内の住民5万人の多くは、首都エレバンを目指す最初の一歩として、アルメニア南東部の国境地帯の町ゴリス(Goris)の入り口にある灰色の旧ソ連様式のホテルの前に集まってい
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く