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ヒューゴー賞の検索結果1 - 16 件 / 16件

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 16 SF         - 
  • 二年連続でヒューゴー賞・ローカス賞を受賞した、自省的な人型殺人警備ユニットの日常録──『マーダーボット・ダイアリー』 - 基本読書

    マーダーボット・ダイアリー 上 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/12/11メディア: 文庫マーダーボット・ダイアリー 下 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/12/11メディア: 文庫この『マーダーボット・ダイアリー』はマーサ・ウェルズのSFアクション連作中篇集である。上下それぞれに二篇の中篇が収められていて、特に上巻の「システムの危殆」はヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の各ノヴェラ部門を授賞。続く「人工的なあり方」もヒューゴー賞、ネビュラ賞を授賞と(賞的な意味で)評価の高い作品。 それにこの創元文庫版は安倍吉俊のイラストもあいまって刊行がたいへん待ち遠しかったんだけれども、読んでみたらこれが期待通りのおもしろさ! 全篇通して自分のことを一人称で「弊機」を呼ぶ人型警備ユニット

      二年連続でヒューゴー賞・ローカス賞を受賞した、自省的な人型殺人警備ユニットの日常録──『マーダーボット・ダイアリー』 - 基本読書
    • ヒューゴー賞を三年連続で受賞し、荘厳なアートワークで圧倒する化け物級のエピック・ファンタジィ・コミック──『モンストレス』 - 基本読書

      モンストレス vol.1:AWAKENING (G-NOVELS) 作者: マージョリー・リュウ出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2017/12/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るこの『モンストレス』はいわゆるアメリカン・コミックで、中国系アメリカ人のマージョリー・リュウが原作、日本人のタケダサナが作画をそれぞれ担当して、現在も刊行が続いているファンタジィ・シリーズである。最新刊は現状三巻まで。 で、一巻が出た頃から話題になっていたのだが、その後の快進撃が凄い。その年のヒューゴー賞のグラフィックストーリー部門を受賞。アイズナー賞、英国幻想文学大賞など数々の栄誉ある賞を獲得し続け、話題はその後も継続し続けている。たとえばヒューゴー賞は、3年連続(2017、18、19)で受賞、18年についてはグラフィックストーリー部門とプロアーティスト部門で原作者と作画者が同時受

        ヒューゴー賞を三年連続で受賞し、荘厳なアートワークで圧倒する化け物級のエピック・ファンタジィ・コミック──『モンストレス』 - 基本読書
      • 史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した、惑星規模のサイエンス・ファンタジー三部作、ついに完結!──『輝石の空』 - 基本読書

        輝石の空 〈破壊された地球〉三部作 (創元SF文庫) 作者:N・K・ジェミシン東京創元社Amazonこの『輝石の空』は、『第五の季節』、『オベリスクの門』に続くサイエンス・ファンタジー《破壊された地球》三部作の完結巻である。なんといっても注目すべきは、歴史上はじめて三部作が三年連続でヒューゴー賞を受賞していることで、特に完結巻の本作に至ってはネビュラ、ローカスも受賞しトリプルクラウンとなっている。 近年のSF・ファンタジーとしては、『三体』に並ぶ話題作中の話題作といえる。ジャンル区分としては終末・破滅SFに分類されるだろうが、最初にサイエンス・ファンタジーと評しているように、後半、特に最終巻に至ると「科学と魔法」が大きな意味を持って立ち上がってくる。単純なジャンル分けを許さない複雑さを備えた作品で、特にこの完結巻の終盤は読みすすめるたびに手が震えていくほどおもしろかった。 全部500ページ

          史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した、惑星規模のサイエンス・ファンタジー三部作、ついに完結!──『輝石の空』 - 基本読書
        • SF分野の権威ある「ヒューゴー賞」の審査委員会が中国で問題になりかねない作家を最終選考から除外していたことが判明

          ヒューゴー賞は世界で最も歴史の古いSF・ファンタジー文学賞であり、世界のどこかで毎年開催される世界SF大会(ワールドコン)で受賞作が発表されます。2023年のワールドコンは中国の成都で開催されましたが、審査委員会がヒューゴー賞の最終選考作から「中国で問題になりかねない」として複数の作品や作家を除外していたことが判明しました。 The 2023 Hugo Awards: A Report on Censorship and Exclusion - File 770 https://file770.com/the-2023-hugo-awards-a-report-on-censorship-and-exclusion/ Authors ‘excluded from Hugo awards over China concerns’ | Hugo awards | The Guardian ht

            SF分野の権威ある「ヒューゴー賞」の審査委員会が中国で問題になりかねない作家を最終選考から除外していたことが判明
          • 史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した超弩級の破滅SF──『第五の季節 破壊された地球』 - 基本読書

            第五の季節 〈破壊された地球〉 (創元SF文庫) 作者:N・K・ジェミシン発売日: 2020/06/12メディア: Kindle版アメリカの女性作家N・K・ジェミシンによるこの『第五の季節』は、史上はじめて三年連続でヒューゴー賞を受賞したThe Broken Earth三部作の第一部にあたる。「破壊された地球」とあるように、数百年ごとに環境がめたくそになる天変地異に襲われ、多くの生物が死滅する大陸スティルネスを生きる人々を描き出している。 話題作だったので期待して読み始めたのだけれども、いやはやこれは期待にたがわぬおもしろさだ! 巻末の設定資料・用語集だけで20ページ近くあり、「数百年ごとに文明が破壊される世界の国家・社会システム、歴史はどのようなものになりえるのか」が練り込まれた世界観。この過酷な世界で特別な力を持つがゆえに自由を失い差別を受ける能力者の人々の人生の描き込み、類まれなるセ

              史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した超弩級の破滅SF──『第五の季節 破壊された地球』 - 基本読書
            • 同人作品のプラットフォームにSF最高賞——ヒューゴー賞を受賞した AO3 が築いたものとは | VG+ (バゴプラ)

              2019年 ヒューゴー賞発表 2019年のヒューゴー賞授賞式がアイルランドのダブリンで開催され、各賞の受賞者および受賞作品が発表された。長編部門賞にはメアリ・ロビネット・コワルの『The Calculating Stars』が選ばれた他、タケダ サナがイラストを手がける『モンストレス Vol.3』がグラフィックストーリー部門を受賞し、驚異のヒューゴー賞三連覇を達成した。短編小説部門を受賞したアリックス・E・ハロウは女性作家としては史上最年少での受賞を果たし、中編小説部門のゼン・チョーを始めとするアジア系作家の活躍も目立った。 関連書籍部門を受賞したAO3とは? 個々人の作家が華々しい結果を残した一方で、関連書籍部門 (Best Related Work) を受賞したAO3にも注目が集まっている。AO3の正式名称は「Archive of Our Own」。ファンフィクション (二次創作、同人

                同人作品のプラットフォームにSF最高賞——ヒューゴー賞を受賞した AO3 が築いたものとは | VG+ (バゴプラ)
              • 色々話題になったヒューゴー賞ノミネート作品『おれの性自認は攻撃ヘリ』が東京創元社から2月に販売される『紙魚の手帳』に掲載されるらしい


                 @tokyosogensha I Sexually Identified an Attack Helicopter 32 2021-12-19 13:09:57  @tokyosogensha SF 2021-12-19 13:13:53  @tokyosogensha 
                  色々話題になったヒューゴー賞ノミネート作品『おれの性自認は攻撃ヘリ』が東京創元社から2月に販売される『紙魚の手帳』に掲載されるらしい
                • AIが書いた小説の投稿激増、ヒューゴー賞受賞SF誌が受付を一時停止 | テクノエッジ TechnoEdge

                  米国のSF/ファンタジー誌「Clarkesworld Magazine」は作家からオンラインで寄稿された作品を掲載していますが、現在は作品の投稿システムを一時的に閉鎖しています。編集長のニール・クラーク氏はその理由として、AIによって生成された文章の投稿量が手に負えなくなったためであると自身のブログで説明しました。 Clarkesworld Magazineは2006年の創刊以来、SF小説やグラフィック作品およびその掲載誌、編集者に贈られるヒューゴー賞のうち、セミプロジン部門や編集者部門で複数回の受賞歴を持つオンライン誌。クラーク氏はブログの中で盗作とAI生成文を同列に捉えたうえで投稿禁止処置の発生件数について触れ、これまで一時的に増加することはあってもすぐに減少し、その絶対数も少なかったことに対して、2022年末ごろから再び増加に転じて、それ以後も増え続けていると述べています。 投稿禁止

                    AIが書いた小説の投稿激増、ヒューゴー賞受賞SF誌が受付を一時停止 | テクノエッジ TechnoEdge
                  • ヒューゴー賞候補作家が書いた、クリーパーの爆発で家族を失った女の子が主人公の『マインクラフト なぞの日記』(公式小説第3弾) - 斗比主閲子の姑日記

                    マインクラフトの公式小説第3弾である『マインクラフト なぞの日記』を買ってきて、読みました。私の子どもが。 マインクラフト なぞの日記 作者:ムア ラファティ 出版社/メーカー: 竹書房 発売日: 2019/12/13 メディア: 単行本 ※電子版はKindle unlimited対象だから、加入してたら無料で読める! 前置き 少し前置きを書きます。興味がない人は飛ばしてください。 過去の日本語に翻訳された公式小説は2作ともレビューしています。(1作目『マインクラフト はじまりの島』、2作目『マインクラフト こわれた世界』) 1作目は自費で購入し、2作目は出版社の竹書房さんに献本していただき、今回の3作目は再び自費で購入しました。発売した昨年12月13日すぐに。 実を言うと、竹書房さんからは3作目も献本で送ってもらっていたようなんですが、私が2作目の献本で指定した住所が現在存在しておらず竹

                      ヒューゴー賞候補作家が書いた、クリーパーの爆発で家族を失った女の子が主人公の『マインクラフト なぞの日記』(公式小説第3弾) - 斗比主閲子の姑日記
                    • 今週のお題「SFといえば」『ヒューゴー賞受賞作品』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                      今週のお題「SFといえば」 『ヒューゴー賞受賞作品』 ヒューゴー賞は、1953年に創設され、前年に発表されたSFやファンタジー作品及び人物に贈られる賞です。その名は、世界最初のSF雑誌「アメージング・ストーリーズ」の発行などで知られるSF草創期の多大なる功労者、ヒューゴー・ガーンズバック(1884年~1967年)にちなんでいます。 長編小説、短編小説、映像などさまざまな部門があり、ファンタジー作品も対象としていることから、2000年には『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』が最終候補、2001年には『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が長編小説部門で受賞しています。 半世紀以上続く世界SF大会(ワールドコン)参加のファン投票によることから、その人気度、面白さ、クオリティは折り紙つきといってよく、読む作品に迷った時の一つの指標となるといえるでしょう。 「宇宙の戦士」1960年 長編小説部門受

                        今週のお題「SFといえば」『ヒューゴー賞受賞作品』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                      • 大ヒット冥界アクション『Hades』がゲームで初のヒューゴー賞を受賞。今年だけの特別賞を獲得し、ネビュラ賞と2冠 - AUTOMATON

                        ホーム ニュース 大ヒット冥界アクション『Hades』がゲームで初のヒューゴー賞を受賞。今年だけの特別賞を獲得し、ネビュラ賞と2冠 SFおよびファンタジーの優秀作品に贈られる「ヒューゴー賞」を、ローグライク・アクションゲーム『Hades』が受賞した。米国ワシントンにて開催された第79回世界SF大会で発表がおこなわれた。『Hades』はビデオゲームとしては初のヒューゴー賞受賞作品となる。 ヒューゴー賞は、1953年に世界SF協会により創設された賞。対象となるのはSFやファンタジー作品のほか、幅広いジャンルの作品だ。サイバーパンクの起源とされる小説「ニューロマンサー」や、映画では「スター・ウォーズ」「バック・トゥー・ザ・フューチャー」「ロード・オブ・ザ・リング」など名だたる作品が受賞している。発表は毎年の世界SF大会(The World Science Fiction Convention、通

                          大ヒット冥界アクション『Hades』がゲームで初のヒューゴー賞を受賞。今年だけの特別賞を獲得し、ネビュラ賞と2冠 - AUTOMATON

                        • SF
                            東京創元社 on Twitter: "「おれの性自認は攻撃ヘリ」は、軍の手術で性自認を女性から攻撃ヘリに変更した主人公が語り手となる、空前絶後の軍事ジェンダーSF。激しい議論を巻き起こして発表直後に公開停止されたにもかかわらず、ヒューゴー賞候補入りした異色の傑作です。お楽しみに!"
                          • N・K・ジェミシン『第五の季節』は2020年6月12日発売! ヒューゴー賞3連覇のSFシリーズ第一弾、書影も公開【あらすじ紹介】 | VG+ (バゴプラ)

                            『第五の季節』は2020年2月13日(木)に開催された「東京創元社 新刊ラインナップ説明会」にて、6月上旬に刊行されることが発表されていた。『第五の季節』は、SF最高賞の一つであるヒューゴー賞で長編小説部門で前人未到の3連覇を達成した「The Broken Earth」トリロジーの第一弾。創元SF文庫での刊行になる。 『第五の季節』あらすじは? 『第五の季節』のあらすじも発表されている。『第五の季節』の舞台となるのは、“第五の季節”と呼ばれる文明を破壊するほどの天変地異が数百年おきに発生する世界。この天変地異を抑える能力を持ちながら、故に人々に恐れられ、虐げられている能力者たちは“ロガ”と呼ばれている。 新たな“第五の季節”が始まるが、自らの能力を隠して暮らしていた主人公のエッスンは、その真実を知った夫に幼い息子を殺され、娘を連れ去られてしまう。世界に終末が迫る中、主人公は娘を取り戻すため

                              N・K・ジェミシン『第五の季節』は2020年6月12日発売! ヒューゴー賞3連覇のSFシリーズ第一弾、書影も公開【あらすじ紹介】 | VG+ (バゴプラ)
                            • 2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション

                              2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 Science Fiction and Fantasy Writers of America(アメリカSFファンタジー作家協会)は2021年6月5日(現地時間),「2020 Nebula Awards」(2020年度ネビュラ賞)の受賞作を発表した。 第56回となる今回のネビュラ賞には,前年に引き続きBest Game Writing部門が用意されていた。今回の受賞作はSupergiant Gamesの「Hades」,受賞者は同作のライター兼クリエイティブディレクターにして,ヒュプノスのCVも担当しているGreg Kasavin氏だ。 「Hades」は,ギリシャ神話をテーマとしたローグライク形式のアクショ

                                2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション
                              • 「Hades」,“ヒューゴー賞”に特設されたビデオゲーム部門で初の栄冠に輝く

                                「Hades」,“ヒューゴー賞”に特設されたビデオゲーム部門で初の栄冠に輝く ライター:奥谷海人 サイエンス・フィクション小説では最高峰の1つである“ヒューゴー賞”に特設されたビデオゲーム部門において,カリフォルニア州サンフランシスコを拠点にするSupergiant Gamesのダンジョンクローラーゲーム「Hades」(PC / Nintendo Switch / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)が選出されたことが,同賞特設サイト(リンク)にて明らかにされた。 これを受けて,Supergiant Gamesの創設者の1人であるクリエイティブ・ディレクターのグレッグ・カサディン(Greg Kasadin)氏が,ヒューゴー賞を主催するWorldconおよびファンに向けて感謝の意を表明するビデオメッセージを公式Twitter(リンク)で公開している。 2

                                  「Hades」,“ヒューゴー賞”に特設されたビデオゲーム部門で初の栄冠に輝く
                                • 「三体」後も続く人気 中国SFはなぜ熱い 成都でヒューゴー賞発表:朝日新聞デジタル

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                                    「三体」後も続く人気 中国SFはなぜ熱い 成都でヒューゴー賞発表:朝日新聞デジタル
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