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新型コロナに関連して「検査陽性率」という数値がニュースなどでもよく使われています。 この数値は、どのように解釈すればよいのか、またどれくらいの数値が理想的なのでしょうか? 検査陽性率とは?検査陽性率は以下のように定義されます。 筆者作成例えば、東京都は1日当たり(5日平均で)3493人検査をしており、1日当たり(5日平均で)287.3人が新型コロナと診断されていますので、287.3/3493×100=8.2%ということになります。 東京都の検査陽性率(東京都新型コロナウイルス対策サイトより)東京都新型コロナウイルス対策サイトでは、この陽性率の推移が公開されています。 最新の数値が反映されていませんので、6.5%となっていますが、この数日の患者数の増加で陽性率も上昇してきています。 他の地域ではどうかといいますと、大阪府が公開している資料によると7/27の検査陽性率が9.4%、一日当たりの検
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東京都内でPCR検査を受けた人の数は、日によってばらつきがありますが増加傾向が続いています。 東京都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日に都内でPCR検査を受けた人は920人でしたが、先月12日には2118人と、初めて2000人を超えました。 今月3日には過去最多の2715人にのぼりました。 9日午前の時点でまとまっている最新のものは、7日の人数で1857人となっています。 また、検査を受けた人のうち感染が確認された人の割合「陽性率」も上昇しています。 5月中旬以降は1%前後で推移してきましたが、先月に入ると2%前後となり、先月25日に3.1%、今月1日に4%、5日には5%と上昇が続いています。 現時点でまとまっている最新の7日の陽性率は5.8%に達しています。 東京都内の入院患者の数は、5月に大幅に減少したあとほぼ横ばいで推移していましたが、先月下旬以降、再び増加し始めていま
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タレントのラサール石井(64)が7日、自身のツイッターで、大阪府の吉村洋文知事に「大阪府民全員、無理なら大阪市民全員にPCR検査をして真の陽性率を出して下さい」と提案した。 【写真】華麗なフォーム…オリックス戦の始球式に登場した吉村知事 ラサールは、新型コロナウイルス特措法に基づく外出自粛要請や休業要請を段階的に解除するため、府が示した独自基準“大阪モデル”を「いいと思います」と評価しつつ、「その実行力で是非、大阪府民全員、無理なら大阪市民全員にPCR検査をして(無論強制ではなく)真の陽性率を出して下さい」と提案。「それが日本の陽性率の指標になるでしょう」と続けた。 「無症状感染者を自宅療養にし、2週間後に再検査して感染者が減っていれば大成功ではないですか」と述べたラサールに対し、フォロワーからは検査数急増での医療崩壊を懸念する声も出ている。 ラサールは先月、休業要請に応じないパチンコ店名
新型コロナの流行を防ぐために必要な要因の一つとしてPCRをはじめとした検査体制が挙げられます。 現在、検査数が足りているのかどうかの指標の一つに「検査陽性率」があります。この「検査陽性率」はどのように解釈すれば良いのでしょうか。 中国から「5日間で1090万人にPCR検査」の報告今月、New England Journal of Medicine誌に中国の山東省青島市で起こった新型コロナの国内症例の発生とその対応についての論文が掲載されました。 中国では10月まで2ヶ月間国内感染例がなかったとのことですが(それもすごい話です)、10月11日に3例の国内感染例が報告されました。 地元当局はすぐにアウトブレイク宣言をし、この3名の接触者の調査が行われ、濃厚接触者は隔離されました。 そこまではまあいいんですが、建国記念日の後だったということもあり青島市には旅行者が多く訪れていたということで、青島
東京都は14日、都内で新たに30人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、13日の都内の「陽性率」は暫定値で4.3%でした。 都内の1日の感染者数は、14日までの12日連続で100人を下回りました。また、14日までの9日連続で40人を下回っています。 30人中18人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、このうち8人は、集団感染が疑われている病院の患者や高齢者施設の入所者だということです。 30人中12人は、今のところ感染経路が分かっていないということです。 これで都内で感染が確認された人は、5000人を超えて合わせて5027人になりました。また、都が独自の方法で算出した13日の「陽性率」は暫定値で4.3%でした。 一方、都はこれまでに新型コロナウイルスへの感染が確認された9人が死亡したことを明らかにしました。都によりますと、4人は20代から90代の男
新型コロナウイルスに感染しているか確認するPCR検査で、陽性だった人の割合「陽性率」を正確に把握できていないことから、厚生労働省は集計方法などを検討する方針です。 厚生労働省は全国の都道府県などから報告される検査人数や陽性者数、その割合について公表しています。それによりますと、ことし1月15日から今月3日までの累計で全国で検査を受けた人は15万3581人、このうち陽性だった人の数は1万4895人で、必要な修正を加え算出した割合は9.5%となっています。 ところが検査人数は検査をした日、陽性者数は陽性と報告された日の集計で、数日のずれが生じることなどから1日ごとの正確な数値は示していません。また、検査人数も実態を正確には反映しておらず、このうち東京都の検査人数には医療機関で行った検査の一部が含まれていません。 厚生労働省によりますと退院などの際に同じ人が複数回検査を受けることもあるため、検査
新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で陽性と判定された人の割合、いわゆる「陽性率」が全国的に上昇しているとみられることが分かりました。 厚生労働省によりますと、公表されている検査の実施人数は、東京都など、保健所を通さない民間の検査機関での検査は含まれていないケースなどがあるということで、陽性率はあくまで目安の数字となっています。 全国の陽性率は、国内で初めて感染者が確認された1月15日から先月14日までが平均で6.2%だったのに対し、最近では、16日までの2週間の平均は12.9%と2倍程度に増えています。 また、患者の数が増えている地域を都道府県ごとに見てみますと、 ▽東京都が先月14日までの平均が10%だったのに対し、4月16日までの2週間の平均は56.1%で全国で最も高くなっています。 ▽埼玉県は先月14日までは6.5%でしたが、16日までの2週間は17.8%。 ▽石川県は先月1
東京都は8日から、都内で行われた新型コロナウイルスのPCR検査について、独自の方法で算出した数字を「陽性率」として公表することになりました。それによりますと「陽性率」は4月中旬から減少する傾向が続いていて、7日は7.5%ですが、都の担当者は「まだ高い値だ」と話しています。 それによりますと、ピークは4月11日と14日で、いずれも31.6%でした。その後、減少する傾向が続き7日は7.5%でした。 「陽性率」を算出した都の福祉保健局の担当者は、「きのうの7.5%は、ことし3月中旬に陽性率が上がってきたころよりも、まだ高い値だ。患者数が減っている中、陽性率もみることで真の減少であるといえる」と説明しています。 都は9日以降も平日はできるだけ毎日、「陽性率」を公表することにしています。 都が8日から公表をはじめた「陽性率」とは、その日に行われたPCR検査で、陽性と判明した人数を、検査した人数で割っ
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新規感染者が相次ぐ新宿・歌舞伎町を行き交う人々。新宿区のPCR検査陽性率は30%前後と桁違いに高い/7月2日午後7時4分、東京都新宿区 (c)朝日新聞社 AERA 2020年7月20日号より 東京で感染者数200人を超える日が続いている。そんななか、感染拡大の中心とされる新宿区のPCR検査の陽性率が、5月の連休後から跳ね上がっていることがわかった。医療機関や医師が危機感を募らせる。AERA 2020年7月20日号で掲載された記事を紹介。 【東京都の新型コロナウイルス新規感染者数はこちら】 * * * 都内の病院に勤務する女性医師が院内の様子をこう語った。 「今回こそ本物の波が来るかもしれないという雰囲気は漂っています」 この病院でもいったんは感染者がいなくなったが、6月下旬からまた受け入れが出始めた。7月6日以降、患者と接する際に医師と看護師は白衣の上に防護衣とフェースシールドを必ずつ
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新型コロナウイルスへの感染を調べる「検査スポット」が各地に設けられていますが、感染の確認が相次ぐ東京 新宿区の「検査スポット」では今月、検査件数が増加し「陽性率」も3割を超えています。感染がさらに拡大すれば、検査体制がひっ迫するおそれがあるとして懸念の声も上がっています。 現在は医師など25人のスタッフが、かかりつけ医から紹介された人などを対象に検査を行っていて、想定している検査能力は1日当たり最大で200件だということです。 新宿区によりますと「検査スポット」で、実際に行った検査の件数は、先月までは1日当たり平均して50件前後で推移していましたが、今月に入ってからは120件余りと倍以上に上っています。150件を超える日もあるということです。 さらに、ここで検査を受けた人のうち、感染が確認された人の割合「陽性率」も上昇が続いています。4月から5月にかけては5%前後だったのが、先月は18%、
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新型コロナウイルスの感染が急拡大している東京都内のクリニックでは、増加する患者の対応に追われています。 このうち東京・立川市のクリニックには、今月下旬以降、発熱などを訴える患者が平均で1日に20人余り訪れています。 上旬に比べると4割増えているということです。 PCR検査の陽性率も上昇しています。 今月下旬の平均はおよそ31%と、上旬を19ポイント上回っているということです。 2人の医師が常駐していますが、診察やワクチン接種などの業務に加え、検査結果の説明や保健所への連絡にも追われ、出勤時間を早めてどうにか対応しているということです。 また、新宿にある系列のクリニックでも、今月下旬になって、上旬の5倍近い患者が訪れるようになりました。 常駐する医師は1人ですが、多い日で36人の患者が訪れ、このうち27人が陽性だったということです。 ナビタスクリニックの理事長を務める久住英二医師は「陽性率が
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新型コロナウイルスの感染の有無を確認するPCR検査(遺伝子検査)について、政府が新規の検査人数に対する陽性者の割合(陽性率)を正確に把握できずにいる。国内の感染状況の分析のため重要で、実態をつかむには欠かせない指標だが、検体を採取する機関が多数ある上に、その検査結果が判明する日にちもバラバラになりがちで、陽性率の算出に不可欠な「分母」(新規検査人数)と「分子」(陽性者)を全国的に把握する仕組みが存在しない。厚生労働省が求める報告に、12に及ぶ都県が応じていない実情もある。 PCR検査を行うのは、①国の機関(国立感染症研究所、検疫所など)②地方機関(地方衛生研究所、保健所など)③民間機関(民間検査会社、大学、医療機関など)に大別される。 厚労省によると、陽性者数は主に結果が判明した日ごとに把握されている。陽性が判明すれば担当の保健所に報告され、保健所が所属する都道府県や政令・中核市などがその
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