半導体大手のQualcommが秒間90フレーム(90fps)で片目あたり4.3K解像度の超高画質の映像を出力可能な複合現実(MR)向けのシングルチップアーキテクチャの「Snapdragon XR2+ Gen 2」を発表しました。すでにGoogleおよびSamsungがSnapdragon XR2+ Gen 2を採用したデバイスの開発に取り組んでいるとのことです Qualcomm Accelerates New Wave of Mixed Reality Experiences with Snapdragon XR2+ Gen 2 | Qualcomm https://www.qualcomm.com/news/releases/2024/01/qualcomm-accelerates-new-wave-of-mixed-reality-experiences-with- Qualcomm’
Metaから10月に発売された新型VRゴーグル「Quest 3」の最大の特徴は「MR」への対応である。筆者はこれまで、従来機「Quest 2」で日常的にVRは使っていたので(主にVRChat)、MRについては「VRの背景をリアル映像にしただけでしょ?」というくらいの認識でいて、それほど重視はしていなかった。が、それは大きな間違いだった。 Metaの「Quest 3」。筆者は128GBモデルを購入した VRの楽しさは「やってみないと分からない」とよく言われる。PC上の平面的な画像や動画だけでは、どうやっても人体の感覚で得る3D体験は伝えきれないのだ。それと同じく、MRの楽しさもまた、やってみて初めて分かることが多かった。 Quest 3を入手してからのこの2カ月で、筆者はいろいろMRアプリを開発して、楽しんでみた。開発方法について詳しく説明しようとするとかなりの長編連載になってしまうため、本
Apple関連の確度の高いリーク情報などでおなじみのアナリストのミンチー・クオ氏が、AppleのARヘッドセット「Vision Pro」は2024年1月下旬から2月上旬に発売されると予想しています。 2024年消費電子產業三大關鍵投資趨勢:Android庫存回補、Vision Pro與AI PC/手機 / Three key consumer electronics investment trends in 2024: Android replenishment, Vision Pro, and AI PC/smartphone | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | Dec, 2023 | Medium https://medium.com/@mingchikuo/2024%E5%B9%B4%E6%B6%88%E8%B2%BB%E9%9B%BB%E5%AD%90%E7%94%
筆者はMetaのニューヨークオフィスで、同社の「Ray-Ban」スマートグラスを着用し、4種類のティーバッグが置いてあるテーブルを見つめながら冒頭の言葉を発した。ティーバッグのカフェインのラベルはマジックペンで塗りつぶされている。カチッという小さな音が聞こえた後、Metaの人工知能(AI)の音声が、カモミールティーにはカフェインが含まれていない可能性が高いと教えてくれた。スマートグラスは、ラベルを読み取り、生成AIを使用して判断したのだ。 筆者は、米国時間12月12日からMetaの第2世代のRay-Banスマートグラスで展開される機能のデモを試していた。この機能は、Metaの最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏が9月に同製品を発表した際に、すでに約束していたものだ。本体に搭載されたカメラにアクセスして画像を確認し、生成AIで解釈できるこのAI機能は、2024年に提供さ
Metaが2023年10月に発売したスマートグラス「Ray-Ban Meta」で、服を識別してファッションの質問に答えたり、文章を翻訳したりしてくれる会話アシスタント「Meta AI」への早期アクセスプログラムが開始されました。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOのInstagramアカウントでは、実際にRay-Ban Metaに搭載されたMeta AIに質問した動画も公開されています。 Look and ask with Meta AI on Ray-Ban Meta smart glasses | Meta Store https://www.meta.com/ja-jp/help/smart-glasses/articles/voice-controls/look-and-ask-ray-ban-meta-smart-glasses/ Meta’s AI for Ray-Ban s
Meta Questの公式ストアで「Steamリンク」が公開された。対応VRデバイスはMeta Quest Pro/Meta Quest 3/Meta Quest 2で、無料で利用できる。 PCゲームプラットフォームの「Steam」を運営するValveが、Meta Quest公式ストアで「Steamリンクアプリ」(Steam Link)を公開した。ダウンロードは無料で、対応VRデバイスはMeta Quest Pro/Meta Quest 3/Meta Quest 2となる。 従来、Meta QuestシリーズでSteamのVRゲームをプレイするには、「Qculusアプリ」やサードパーティー製の「Virtual Desktopアプリ」などを使う必要があった。しかし、本アプリをMeta Questシリーズに導入し、同じネットワーク内にあるPCでSteamアプリを起動(要Steam VRアプリ)
Metaが開発したスマートグラス「Ray-Ban Meta Smart Glasses」は,メガネ型スマートフォンの未来を感じさせるアイテムだ ライター:西川善司 Ray-Ban Meta Smart Glass Meta(旧Facebook)が2023年9月末に開催した独自イベント「Meta Connect 2023」で,XRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)「Meta Quest 3」を発表したとき,同時に新しい人工知能(AI)ソリューションと,新型のスマートグラス「Ray-Ban Meta Smart Glasses」も発表していた。米国ではすでに販売も始まっている。 直接ゲームに関わるような話ではないが,将来的には一般消費者も触れる機会がある話題なので,本稿で解説したい。 オリジナルスタンプをAIが作成 専門家AIに悩み相談も可能に 4Gamer読者の多くは,スマートグラス
Home » ピクセル数はAppleの「Vision Pro」超え。超高解像度VRのVarjoが新製品「XR-4」発表 ピクセル数はAppleの「Vision Pro」超え。超高解像度VRのVarjoが新製品「XR-4」発表 11月28日、超高解像度XRヘッドセットメーカーのVarjoは、3年ぶりの新製品「XR-4」シリーズを発表しました。「XR-4」は片眼あたり4K解像度のディスプレイを採用し、前モデルと比べて水平・垂直ともに視野角を拡大。視野角1度あたりの最高画素密度(Peak-Pixel-Density)は51PPDです。「XR-4」の本体価格は3,990ユーロ(約65万円、2023年11月28日時点)から。また、追加料金で「SteamVR」や法人向けサポートにも対応します。 (「XR-4」。以前の「XR-3」とは異なり、「Meta Quest 3」風の見た目に。提供:Varjo)
仕事用VR/ARヘッドセット「Visor」新情報を発表、PC接続なしで最大4時間まで使用可に Immersedは、VR/ARヘッドセット「Visor」の大幅なデザイン改良を行うと発表しました。PCとの接続なしでも使用可能になり、バッテリー交換により最大4時間までワイヤレス利用が可能になります。また、Webブラウザ機能、VRでのホームシアター機能、追加のトラッキングカメラを搭載します。 (出所:Immerse) Immersedは業務支援ツール「Immersed」を開発・運営する米国のスタートアップです。同ツール向けのデバイスとして、PC接続型のAR/VRヘッドセット「Visor」を開発しています。「Visor」はカラーパススルー機能を用いて、現実の風景にバーチャルなディスプレイを最大5枚まで表示できます。片目あたり4K解像度のマイクロOLEDを採用しており、主にデスクワークやポータブルディ
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米シカゴ大学に所属する研究者らが発表した論文「Can Virtual Reality Protect Users from Keystroke Inference Attacks?」は、同じVR空間で作業をしているアバターの指の動きから入力内容を復元する攻撃を提案した研究報告である。 この研究は、米Metaが提供するバーチャルオフィスプラットフォーム「Meta Horizon Workrooms」におけるキーストローク推測攻撃の可能性を調査している。攻撃では、同じ空間にいる1人のVRユーザーが、別のユーザーのアバターの手の動きを分析し、タイ
米Nianticは15日、バーチャルペット育成ゲーム「Peridot(ペリドット)」を生成AIを使ってアップデートしたと発表した。「AIは、デジタルのキャラクターに命を吹きむこともできる」としている。 「Pokemon GO」(ポケモンGO)などのAR位置情報ゲームで知られる米Nianticは11月15日(現地時間)、バーチャルペット育成ゲーム「Peridot(ペリドット)」(iOS、Android)を生成AIを使ってアップデートしたと発表した。「AIは、デジタルのキャラクターに命を吹きむこともできる」としている。 Peridotは不思議な生き物「ペリドット」(以下、ドット)を育てて繁殖させるゲーム。今年5月にリリースした。特徴は「まるでそこにいるかのようなAR表示」。実在する床や机を認識し、画面内でドットが机の上に座ったり、机の下に隠れたりするオクルージョンと呼ばれる処理にも対応している
Home » Meta Quest 3を仕事に使うなら「Immersed」がおすすめ! 快適で機能充実、マルチディスプレイに対応 Meta Quest 3を仕事に使うなら「Immersed」がおすすめ! 快適で機能充実、マルチディスプレイに対応 Metaの新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」は、現実の風景をバーチャルと融合させられるフルカラーパススルーが目玉となっていますが、その機能を活用し、バーチャルデスクトップ環境を構築できるアプリ「Immersed」が注目されています。 「Immersed」は、VR/MR空間上にワークスペースを用意できる無料のアプリです。アプリを起動することで、複数のバーチャルスクリーンを表示させられ、PCの作業をそのままバーチャル空間で行なえます。PCはWindows/Mac/Linuxに対応し、ヘッドセットはQuest 3だけでなく、Meta
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米ジョージア工科大学と米Microsoft Researchに所属する研究者らが発表した論文「TongueTap: Multimodal Tongue Gesture Recognition with Head-Worn Devices」は、VR/ARヘッドセットなどで、口を閉じたまま舌を使って操作するインタフェースに関する研究報告である。 頭部装着型デバイスにおける舌を使った操作は、ハンズフリーだけでなく、唇や顎を最小限に動かし、口を閉じたままで操作できる利点がある。外部から気付かれにくいため、公共の場でも使用しやすい。 しかし、過去の舌
Home » Meta Quest 3はどう使う? 天井プラネタリウム、VRオフィス、音ゲーなど、SNSで数々の楽しみ方が投稿される Meta Quest 3はどう使う? 天井プラネタリウム、VRオフィス、音ゲーなど、SNSで数々の楽しみ方が投稿される ついに発売された新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」では、フルカラーパススルーで利用できるMRモードが大きな目玉となっています。これにあわせ、Quest 3を手にしたクリエイターたちが、本機能の活用方法をX(旧Twitter)で次々と紹介しています。 Quest3を使うと部屋の天井が宇宙になりますw pic.twitter.com/3Kt1adzGB1 — ミライス@VR🥽 (@mirais_vr) October 15, 2023 VR系YouTuberのミライスさんは、天井にプラネタリウムを映し出す試みを実践。天井に
りりぃ@ダンスゲーム世界チャンピオン @ugogon ダンスゲーム世界大会4連覇、国内のゲーセンを飛び回ってダンスゲームの大会や交流会を開催していました。 Meta Questアンバサダー、VIVEアンバサダーとして、VRで全身トラッキングダンスで踊ったり、イベントを開催したり。 FMラジオパーソナリティ、イベントMCなどもやってます。二児の父です。 youtube.com/c/ugougogon2 りりぃ@ダンスゲーム世界チャンピオン @ugogon ピアノほぼ未経験な音ゲーマーのワイ 最新技術でピアノに音ゲー譜面を召喚し、 ワチャワチャしたらどうにかなった件! それでは聞いてください 「月光っぽい曲」 Quest3機材提供:Meta #PR #MetaQuest3 #PianoVision pic.twitter.com/e3euUOQjZA 2023-10-15 16:03:19
米マイクロソフトは「Microsoft Mesh」のプレビュー版を10月に公開することを明らかにしました。同社のコラボレーションツール「Microsoft Teams」から利用でき、3D空間でのWeb会議などが可能です。対応ハードはPC、および「Meta Quest」シリーズです。 開発者向けのツールキット「Mesh toolkit」も提供され、Unityを用いて3D空間をカスタマイズできるようになります。同社は2022年3月に「Teams」の月間アクティブユーザー数が2億7,000万人に達したと発表しており、膨大な既存ユーザーが「Mesh」の各機能をどれだけ利用するかに注目です。 本ニュースの詳細はこちら: マイクロソフト、「Teams」から使えるメタバース「Microsoft Mesh」プレビュー版を10月公開 https://www.moguravr.com/microsoft-me
ついに発売となった「Meta Quest 3」徹底解説。液晶やレンズ,コントローラの秘密を明らかに[西川善司の3DGE] ライター:西川善司 去る2023年9月27日,Meta(旧Facebook)は,開発者向けのカンファレンス「Meta Connect 2023」を開催し,3つの大きな発表を行った。その3つとは,新型XRヘッドマウンドディスプレイ(以下,HMD)の「Meta Quest 3」(以下,Quest 3)と,新AIソリューション,そして新型のスマートグラスであった。 既報のとおり,Quest 3の発売日は2023年10月10日で,税込価格は内蔵ストレージ容量128GBモデルが7万4800円,512GBモデルが9万6800円である。 ちなみに,既存製品である「Meta Quest 2」(以下,Quest 2)や,「Meta Quest Pro」(以下,Quest Pro)も当面は
Home » Appleの新製品発表会から読む、「Vision Pro」がこれまでのVR/ARヘッドセットと根本的に違う理由 Appleの新製品発表会から読む、「Vision Pro」がこれまでのVR/ARヘッドセットと根本的に違う理由 2023年9月12日、Appleは新製品発表会を開催した。筆者もリアルタイムで見ていたが、今回は新型となる「iPhone 15」シリーズがメインであり、予想通りXR(VR/AR/MR)関連の大きな発表はなかった。6月に発表された「Vision Pro」については、冒頭で「予定通り、2024年に北米で販売をスタートさせる」とコメントしたのみで、特筆すべきアップデートはない。 しかし、筆者はこの発表会を通して、AppleがXRに本格的に参入してくることの意味を、ひしひしと感じていた。少なくともAppleは「Vision Pro」に対して本気だ。ただ、そのXRへ
Metaが2023年9月27日から28日に開催するAIとVRに関する発表会「Meta Connect 2023」の中で行われたマーク・ザッカーバーグCEOによる基調講演で、スタンドアローン型VRヘッドセット「Meta Quest 3」が発表されました。発売は2023年10月10日で、予約受付は日本時間の2023年9月28日から開始予定。価格は128GBモデルが7万4800円で、512GBモデルが9万6800円です。 Meta Connect 2023 | Join us virtually September 27 - 28, 2023 https://www.metaconnect.com/en/home Meta Quest 3: 複合現実を体験できる新しいVRヘッドセット - 購入する | Meta Store https://www.meta.com/jp/quest/quest-
ディスプレイは、片目当たり2064×2208ピクセルの「Infinite Display」を採用。Quest 2比で解像度が30%向上しており、Quest Pro含むQuestシリーズのデバイス全体で最高の解像度をほこるという。リフレッシュレートは90Hzに対応しており、120Hzもテスト中とのこと。視野角はQuest 2比で15%広くなっている。 光学スタックとして新開発のパンケーキレンズを採用。中央のシャープさが25%(周辺部のシャープネスは75%)向上した他、迷光や散乱光の大幅低減を実現しつつ、光学系を40%スリム化している。これによりヘッドセットの形状もスリムになり、頭部にかかる重量のバランスを改善したという(重さは515g)。レンズ位置と距離の調整が可能な「レンズ距離調整ホイール」も内蔵しており、フィット感と鮮明度を高めることができる。 コントローラー「Touch Plus」はリ
日本Xrealは、ARグラスの新モデル「XREAL Air 2」の予約販売をXREAL公式HPで開始した。販売価格は54,980円。なお、製品発送は10月16日から順次開始する。 「XREAL Air 2」は、ソニー製0.55インチMicro-OLEDパネルを採用したARグラス。従来モデルより10%の軽量化・薄型化に成功しており、重量は72g、グラス部分の厚さは19mmを実現している。 また、ボディ前後の重量配分を1:1にすることで、最適なバランスを実現し、鼻への負担が大幅に軽減。さらに、3段階のテンプル調整機能も搭載しているので、幅広い頭部サイズに対応できる。 このほか主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、視野角が46度、明るさが500nit、リフレッシュレートが120Hz。重量は72g(ノーズパッド除く)。同梱物はグラス本体、視力矯正レンズフレーム、USB Type-Cケー
Home » “MR入門機”、堂々登場。次世代VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」ファーストタッチ “MR入門機”、堂々登場。次世代VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」ファーストタッチ 9月28日(木)早朝、新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」の詳細が発表されました。事前予約がスタートしており、発売日は、10月10日(火)です。 多くのVRユーザー(特に、長らくQuest 2を使ってきた方!)はもちろん、Metaの新しいVRヘッドセットということで、VRに興味のある人も注目しているのではないでしょうか。 MoguLive編集部は、今回の発表に先駆け、「Meta Quest 3」の公式プレビューデモに参加しました。本記事では、「Meta Quest 2」からおよそ3年の月日を経て現れた、”あらたなQuest”のファーストインプレッションをお届けい
日本Xrealは、スマートフォンと接続して利用できるARグラスの新モデル「XREAL Air 2」(直販価格5万4980円)と、上位モデルの「XREAL Air 2 Pro」(同6万1980円)を発表しました。 本体にはバッテリーを搭載せず、スマートフォンなどから電源とディスプレイ信号をUSB-Cケーブルで供給するデバイスです。USB-C対応のiPhone 15シリーズで動作するかどうかが注目でしたが、発表会ではその公式回答がありましたので、併せてレポートします。 2022年3月にNTTドコモとKDDIが発売した「XREAL Air」の後継モデルで、軽量化と薄型化、高画質化などを図ったのが特徴です。 ▲日本Xrealが2023年10月17日に発売する「XREAL Air 2」(直販価格5万4980円) XREAL Air 2はソニー製の0.55インチマイクロOLED(有機EL)ディスプレイ
[TGS2023]サングラス型ディスプレイの大本命「XREAL Air 2」の予約受付が始まる。高画質で軽くなり120Hz表示にも対応 編集部:小西利明 2023年9月21日,Xrealの日本法人である日本Xrealは,サングラス型ディスプレイの新製品「XREAL Air 2」を発表した。ソニー製の0.55インチマイクロ有機ELパネルと新しい光学系の採用により,従来の「XREAL Air」よりもレンズ部分が薄くなって重量も軽くなったことや,映像の最大リフレッシュレートが120Hzに向上したことが特徴だ。 XREAL Air 2 税込価格は5万4980円で,本日から予約受付を開始している。出荷開始は10月16日の予定だ。上位モデルの「XREAL Air 2 Pro」は,10月17日に予約受付を開始するとのことだ。 XREAL Air 2の「ダークグレー」(左)と「レッド」(右) XREAL
何の変哲もなさそうな1冊の本を開くと、魔法のようなホログラムの生き物たちが飛び出てくる。これは、拡張現実(AR)グラスが何年も前に実現するはずだったことのように思える。これに近いものが実際に提供された事例もある。今から何年も前、ソニーでは「PlayStation」のカメラと連携する「ハリー・ポッター」のAR書籍を提供していた。任天堂も「ニンテンドー3DS」のカメラと3Dディスプレイを使用してAR体験を実現する、マーカーを用いた独自のカードや書籍を提供していた。Jim Hensonの「ストーリーテラー」を題材とした新しいコンテンツは、本のような物理的な付属品が未来の複合現実(MR)ヘッドセットで再び存在感を示すようになるかもしれない、という考えを提示している。 AR版Jim Hensonの「ストーリーテラー」。魅力的なコンテンツに仕上がっているが、本がARの付属品になるきっかけにもなるだろう
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