ホーム PR サメオープンワールド『Maneater(マンイーター)』の“ヤバい日本語”はどのように改善されたのか。検証すると共にその事情を販売元に訊いた
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クレディセゾンが「セゾンゲーミングカード」の発行を開始。“日常のご利用をすべてゲームに還元する”を謳うクレジットカード 編集部:Gueed クレジットカードを展開しているクレディセゾンは2020年12月1日,“日常のご利用をすべてゲームに還元する”と謳うカード「セゾンゲーミングカード」の発行を開始した。申込条件は「高校生を除く18歳以上の方」で,申込は専用アプリから行う形となっている。 カードデザイン セゾンゲーミングカードは,拡大し続ける日本のゲーム市場におけるゲームプレイヤーにフォーカスした,新しいコンセプトカードであるという。ゲーム代金の支払いはもちろん,毎日の買い物や公共料金の支払いなど,日常のすべてのショッピング利用に対して,独自プログラムのポイント「ゲーミングコイン」を付与するものとなっている。 具体的には,1回のショッピングの利用金額100円(税込)につき1ゲーミングコイン(
本記事はサムザップ #1 AdventCalendar 2020 の12/1の記事です。 ※後編記事はコチラ 株式会社サムザップで Unityエンジニアをしているオオバ@ohbashunsukeです。 前年に引き続き今年もサムザップ社員エンジニア 全員参加のアドベントカレンダーが始まりました。 新規ゲームのUI開発で気をつけた39のTips前編ということで、 昨年に引き続きUnityをつかったゲーム開発の中、 特にUIにフォーカスした内容でお届けします。 昨年のアドベントカレンダーでは 2記事Unity関連のTipsを執筆しています。 開発初期に暇を持て余しているUnityエンジニアができる42のTips前編 開発初期に暇を持て余しているUnityエンジニアができる42のTips後編 あわせてどうぞ。 また、Unity UI初心者向けの情報をTwitterで発信しています。 興味ある方はフ
ブログ読者のみなさん、はじめまして。 株式会社セガのベテランプログラマー阿部です。 このエントリーではデバッグ手法のあれこれについての体験談と、デバッグをテーマに一昨年に実施されたプログラマー向け新人研修の概要をお伝えしたいと思います。 EXE ファイルのデバッグ イーサネット絡みのデバッグ 周辺機器絡みのデバッグ デバッグスキルブートキャンプ 黒子に徹する、裏方系エンジニア EXE ファイルのデバッグ 同僚が作った EXE ファイルが手元にあり、あなたはこれを Windows で起動しようとしています。 起動してみたところ何も反応がなく、しかもそれは想定外のことでした。 「何コレ、動かないんだけど」とあなたが同僚に文句を伝えると、同僚はあなたに返します。 「こっちでは動いてるよ」 困りましたね。 あなたの手元には EXE のソースコードも無ければ、Visual Studio もありません
どうも、まさとらん(@0310lan)です! 今回は、PCやスマホのブラウザから即座にゲーム開発ができるノーコードプラットフォームをご紹介します! ドット絵が懐かしいファミコン風のゲームを誰でもプログラミング不要で作ることが可能で、開発に必要なツールはすべて搭載されているのが特徴です。 これ1つでさまざまなゲームジャンルをカバーできるので、自作ゲームに挑戦したい方はぜひ参考にしてみてください! 【 TileCode 】 ■「TileCode」の使い方 それでは、「TileCode」をどのように使えばいいのか詳しく見ていきましょう! ソフトのインストールやユーザー登録などは一切不要で、PCかスマホのブラウザから以下のURLにアクセスするだけですぐに利用開始できるのが特徴です。 <TileCodeのURL> https://microsoft.github.io/tilecode/tileco
広告収益「1億円タイトル」が年100本誕生。ハイパーカジュアルの世界。カヤックが語る米国AppStore1位になった「Park Master」の運命を分けた「2つの広告改善策」 ハイパーカジュアルゲームで世界5,500万ダウンロード、カヤックさんにお話を伺いました。 ※本記事はユニティ・テクノロジーズ・ジャパンより、依頼を受けて執筆したPR記事です。 ※ダウンロード数などの数字は、2020年9月インタビュー時点での数字です ※面白法人カヤック 佐藤 宗さん、畑佐雄大さん ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 金田一 確さん カヤックさんの「ハイパーカジュアルゲーム事業」の状況について教えてください。佐藤: ハイパーカジュアル の累計ダウンロード数としては、世界5,500万ダウンロードを突破しています。 タイトル別でいうと、Park Masterが5,000万ダウンロード、Noodle Mas
昨日(10月10日)日本テレビのマツコ会議のインディーゲーム開発者特集にインディーゲーム開発者のひとりとして出演したので、その話書いておこうかと思います。 ちなみに自分が出てる番組見るのがなんだかちょっと怖いので録画しましたがまだ観ずに書いてます。 先々月あたりまで数ヶ月間メンタルの調子が悪すぎてアプリ関連や仕事関連のメールなどほとんど返せていなかったのですが、なんとか少しずつ回復してきた時にマツコ会議のスタッフさんからメールをいただきました。 まだ企画段階ですがインディーゲーム開発者の特集を考えていて、ゲーム業界について参考に話を聞きたいとのことでした。 (体調悪化の時期に別のテレビ番組にお誘いいただいて断ってしまっていたのですが、そのお話いただいた方が自分のこと紹介してくださって話がきたみたいです) 電話やZoomで制作会社のスタッフさんたちと何度かお話しして、 どういう経緯でゲーム作
It looks like you’re using ArtStation from Europe. Would you like to change the currency to Euros (€)? It looks like you’re using ArtStation from Great Britain. Would you like to change the currency to Pounds (£)? It looks like you’re using ArtStation from Canada. Would you like to change the currency to CAD ($)?
ごあいさつ 初めまして、株式会社アトラスのプログラマー埜渡です。 Tech BLOGにお邪魔させていただきます。 今回は、弊社のタイトル「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」(P5R)の開発中に、自動プレイを実装してバグの検出を行った経緯とその結果についてのお話をさせていただきます。 ゲーム本編の実装についてのノウハウというよりは、デバッグ作業での工夫についての内容になります。 ただ、触れる内容といたしましてはP5Rのゲームの中身に関する事が多いため、未プレイの方はプレイしてから読んでいただけると、より理解が深められると思います。 p5r.jp 自動プレイ実装のきっかけ 自分が入社した頃の一昔前のバグの検出といえば(現象発生時の記録を残すために)開発機をビデオデッキに繋ぎながらプレイをして、発見したら詳細な手順をバグシート(紙)に書いて報告をしているような方法でした。 最近では開発環境自体に録画機能
AMAGAMI この記事では、ゲーム会社の仕事内容を全部で49種類紹介します! 1人が1つの仕事内容しか担当しないというわけではなくて、人数の少ないチーム開発では複数の仕事を兼任けんにんすることもあります。 それに対して、人数の多いチーム開発では1人が1つの仕事内容を専門とすることが多いです。 実際にゲーム会社の採用情報を見てみると、1つの仕事内容に専用の職種しょくしゅが用意されていることもあります。 メジャーなものから業界人以外はあまり聞き慣れないものまで、たくさん集めてみました。ぜひこの機会にゲーム会社の仕事について、くわしく知って頂ければと思います! ゲーム会社によって仕事の名前や仕事内容の範囲が変わります。ここに挙げているのはあくまで一例なので、その点はご了承下さい。 企画職の仕事 ディレクター 映画でいうところの監督かんとくにあたる存在です。ゲーム開発の現場では制作の指揮をとるリ
本記事では、1日目におこなわれた『龍が如く7 光と闇の行方』(以下、『龍が如く7』)のデバッグに関するセッション“「龍が如くスタジオ」のQAエンジニアリング技術を結集した全自動バグ取りシステム”をリポート。 セッションには、セガのQAエンジニア・阪上直樹氏と、ビルドエンジニアの粉川貴至氏が登壇した。 バグをハグしたくなる自動システム! まずは阪上氏が開発者たちへ向けて、「バグは好きですか?」という質問からセッションがスタート。最初に龍が如くスタジオの各タイトルで、バグを発見した数の推移が公開された。ゲームの規模が大きくなるにつれ、バグも増加傾向にあるという。 そして全自動バグ取りシステムを運用した『龍が如く7』では、なんと25000ものバグが発見されたという。こう見るとネガティブな印象を受けるかもしれないが、バグ発見数が多ければ多いほど、ゲームクオリティがアップするということだ。 バグとい
本記事では、1日目におこなわれた『龍が如く7 光と闇の行方』(以下、『龍が如く7』)のデバッグに関するセッション“「龍が如くスタジオ」のQAエンジニアリング技術を結集した全自動バグ取りシステム”をリポート。 セッションには、セガのQAエンジニア・阪上直樹氏と、ビルドエンジニアの粉川貴至氏が登壇した。 バグをハグしたくなる自動システム! まずは阪上氏が開発者たちへ向けて、「バグは好きですか?」という質問からセッションがスタート。最初に龍が如くスタジオの各タイトルで、バグを発見した数の推移が公開された。ゲームの規模が大きくなるにつれ、バグも増加傾向にあるという。 そして全自動バグ取りシステムを運用した『龍が如く7』では、なんと25000ものバグが発見されたという。こう見るとネガティブな印象を受けるかもしれないが、バグ発見数が多ければ多いほど、ゲームクオリティがアップするということだ。 バグとい
News Releases 2020年9月9日 株式会社スマイルブーム PERACON 2020での 弊社取締役による不適切なコメントにつきまして この度、CESA(一般社団法人 コンピュータエンターテインメント協会)様主催のPERACON 2020におきまして、審査員である弊社取締役徳留和人による不適切な審査コメントがありました。 PERACON 2020応募者の皆様への敬意に欠ける数々の発言は、応募者の皆様をはじめ、関係者の皆様に大変不愉快な思いをさせてしまい多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 今回の誠意に欠ける数々の発言は、楽しい物を作る若い皆様を応援していきたいという弊社のポリシーに全く反するものです。 弊社として、今回の事態を重く受け止め、社内規定等に則り代表取締役及び当該取締役の処分を決定いたしました。 今後の再発防止に努めるべく、取締役を含めた弊社関
【CEDEC 2020】Cygamesのカットイン演出における新たな試みとは…『プリコネR』カットインアニメーションの制作手法&ノウハウが明かされる コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月2日~4日の期間、オンラインにて、国内最大のゲーム開発者向けカンファレンス「コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス 2020」(CEDEC 2020)を開催した。 本稿では、9月4日に実施された講演「『プリンセスコネクトRe:Dive』が目指した、アニメRPGとしてのゲーム演出制作事例 ~テレビアニメとゲーム演出、二つの制作手法を融合して生まれたカットインアニメーション~」のレポートをお届けしていく。 セッションには、Cygames インタラクションデザイナーチームに所属する工藤瑛子氏が登壇。『プリンセスコネクトRe:Dive』(以下、『プリコネ』)のアニメを
本記事では、1日目におこなわれた『ファイナルファンタジーVII リメイク』(以下、『FFVII リメイク』)のデバッグに関するセッション“"FINAL FANTASY VII REMAKE"における自動QAシステムの構築と運用”をリポート。 本セッションで語られたのは自動QAシステムについて。まずQAとは、Quality Assuranceの略称で、日本語で言えば、品質保証。ゲーム開発においては、ゲームが正しく動作しているか、バグが発生しないか、検証する仕事・部門・チームのことを指す。ゲームファンにとっては、デバッグと言ったほうが伝わりやすいかもしれない。つまり、自動QAシステムとは、自動でデバッグをおこなうシステムということだ。 セッションには、スクウェア・エニックスのAIエンジニアを務める太田健一郎氏が登壇した。 ゲームに最適化した自動QAシステムを目指して ゲームというのは、そもそも
こんにちは。コネクト支援チームの@tignyaxです。 みなさま、夏はどう過ごされたでしょうか? 私は、夏が好きなのに今年は夏らしいことが出来なくて寂しいなぁとなっています。。。 さて、今年2020年もエンジニア新人研修を行いましたので、その紹介と講義資料を公開いたします。 2020年のエンジニア新人研修について 基本的には2019年と同じ形*1での実施となりました。 最初の1週間で必修講義をしたあと、新人の皆さんには2週間ずつ3チームを体験してもらいました。 チーム体験のコンセプトは、新人に「興味のあるチームで実際に業務を体験し、配属希望を決める参考になった。」と言ってもらうことです。 各チーム体験では座学や研修を中心にするのではなく、業務体験が中心です。 チーム体験を通して、配属先を検討する材料にしたり、いろんなチーム/人/業務を知ってもらえる機会となります。 必修講義 誰に: 開発/
[CEDEC 2020]フロム・ソフトウェアの研究開発部署が自社タイトルからAI実験場を作り,検証を成功させるまでを紹介したセッションをレポート ライター:大陸新秩序 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」の3日目(2020年9月4日),「ゲームAI研究をしたい! ゲームを持たない研究開発部署は,発売済みタイトルから実験場を生み出した!!」と題したセッションが行われた。 このセッションでは,フロム・ソフトウェア R&Dセクションのヘン・ジャンフィリップ氏によって,ゲームデベロッパの研究開発部署(R&D)がゲームAIの研究をする際に乗り越えるべきハードルと,そのハードルを乗り越えるための取り組み,そして開発用AI研究への適用例や展望などが披露された。 ヘン・ジャンフィリップ氏 研究開発部署がゲームAIを研究する際に生じるハードル R&Dは,基本的にゲームの開発に直接関わらず,
はじめに 今回はSteamでの非公開ベータテストのやり方の解説記事です! なお、Steamworksの登録は済んでいる前提なのであしからず。 ちなみにゲーム(ビルド)のアップロード方法は以下の記事を参照の事。 非公開ベータテストの実施の仕方 「SteamPipe」の「ビルド」にある「新しいアプリブランチを作成」から 非公開ベータテスト用のブランチを作成(今回はbeta)した後、 「更新」ボタンを押してパスワードを設定します。 後はベータテストしたいビルドのブランチをbetaにします。 そして、このベータテストへ参加するにはSteamのプロパティにある ベータという欄に先程設定したパスワードを入力し「コードを確認」を押すだけ。 これだけで自動でビルドがベータテストの物に切り替わります。 もちろん、いつでもベータテストをやめる事が可能です。 なお、Steamのベータテストに参加中はタイトルが[
PERACONの意義とねらい 企画人材育成のために多数の書籍や学会などでの研究事例も増えてきています。しかしながら、ユーザーの属性や嗜好、開発や運用における諸条件、マーケットの状況などゲームの多様性から企画段階での一義的な評価は困難です。そこで、ゲーム企画の多様性を考慮しつつ、企画者の腕前を競いつつ人材育成的な側面を持つ取り組みができないかと考え2011年にスタートしたのがPERACONです。 ウィットに富んだテーマを設定により、業務と被り支障が出るような発案を避け、より自由で多様な発想ができるコンテスト 多様なアイデアに対して多様な視点から評価できるように、プロの開発者や研究者、教育者が審査 評価は投票数により決まる「順位」と、どれだけ審査員に刺さったかで評価される「審査員賞」のふたつ 広く認められる作品を作り投票数を増やし「順位」を挙げるもよし 突き抜けた作品を作り、審査員のハートを揺
注意点 「CEDEC2020のPERACONが参加人数が多すぎて、提出物の質が低くなった」という問題については、書いてません。あくまで審査員の質についてだけを書いています。*1 記事を書くにあたって、審査員は匿名で書きたかったのですが、 審査員全員の名前が公開されていて、中途半端に匿名にしても無意味なこと。 根本的な問題では、反省はしてなさそう。 審査員にも責任があるべきといっていること。 なので、審査員の実名を出しました。ただ、悪い部分だけをピックアップすることはないように、できるだけ多くのデータを出し、客観的に判断するように心がけました。 はじめに CEDECというゲーム業界のカンファレンスで、PERACONというゲーム企画コンテストがあります。今年からはCESAというゲーム業界最大の団体の人材育成部会で引き取って、毎年人材を育成するという目的で行っていくことになったようですが、これか
2020年9月2日~4日まで、CEDEC公式サイトのオンライン上にて開催された日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けのカンファレンス“CEDEC 2020”。開催3日目となる9月4日、『リングフィット アドベンチャー』を手掛けた任天堂・企画制作部の稲葉翔氏が登壇し、同作向けに開発されたログ収集ツールの制作過程とその活用法を説明した。 稲葉氏たちは、『リングフィット アドベンチャー』の制作に際して、ゲーム制作用のログを大量に呼び出せる“printf(プリントエフ)”に着目。このC言語を用いて収集したデータを効率よく分析することが、ゲーム開発を円滑に進めるためのカギであると考えた。 そこで、“ゲーム開発のためのprintf”をツールとして独自に制作。本作の開発環境の向上に大きく貢献したのだ。今回の講演では、その“ゲーム開発のためのprintf”をどのように制作し、いかに活用してい
[CEDEC 2020] 「リングフィット アドベンチャー」のハード・ソフト一体型開発が語られたセッションをレポート。3班が互いの領域に踏み込む ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」の最終日,2020年9月4日に「『リングフィット アドベンチャー』のハード・ソフト一体型開発〜開発サイクルの違いを乗り越える〜」と題されたセッションが行われた。 リングコンという前代未聞のコントローラを採用し,今までにないゲームとして大ヒットした「リングフィット アドベンチャー」。このセッションでは任天堂の田邨嘉隆氏,和田真樹氏,成瀬文覚氏の3人が,開発の模様を語った。開発サイクルの異なる「ハード班」「システム班」「ゲーム班」が互いの領域に踏み込む意識改革があったことが明かされた,その模様をレポートしよう。 「リングフィット アドベンチャー」について,もはや詳しい説明は必要
[CEDEC 2020] 「リングフィット アドベンチャー」のセッションをレポート。“混ぜると危険”なゲームとフィットネスを両立させた苦労と工夫 ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」の最終日となる2020年9月4日,「リングフィット アドベンチャー」についてのセッション「『リングフィット アドベンチャー』〜混ぜるな危険! ゲームとフィットネスを両立させるゲームデザイン〜」が行われた。ゲームの成り立ちや進化の過程など,興味深い情報が語られたセッションの様子をお伝えしていこう。 今さら紹介するまでもないだろうが,「リングフィット アドベンチャー」は,ゲームとフィットネスを融合させた“フィットネスアドベンチャー”。輪の形をした特殊コントローラ「リングコン」を用いた60種以上のフィットネスが楽しめる。2019年10月の発売直後から話題となり,現在も抽選販売が行
2001年にニンテンドウ64用ソフトとしてシリーズ第1作が発売された『どうぶつの森』シリーズ。時代の変化やハードの進化に合わせて開発が重ねられてきたが、コンセプトである“人と人とのコミュニケーション”はずっと変わっていない。本セッションでは、そのシリーズの積み重ねと向き合い、『あつまれ どうぶつの森』(以下、『あつ森』)のアートをどのように考えていったのか解説が行われた。 想像のスキマを残す、語り過ぎないデザイン ひとつめのトピックスは、アートの土台となる考えかたについて、アートディレクターを務めた高橋幸嗣氏が解説。『どうぶつの森』では、釣りをしたり、買い物をしたり、どうぶつたちと話したり、さまざまな“遊び”が存在する。その中で、ユーザーが自分なりに目的を持って遊べるのが特徴のひとつ。また、人によってそれぞれの体験が生まれるのが『どうぶつの森』シリーズの魅力でもあり、それがたくさんあるほど
[CEDEC 2020]「ノンゲーム分野におけるUnreal Engineの活用について」聴講レポート。ゲーム以外で活用されるゲームエンジンの事例を紹介 ライター:大陸新秩序 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」の2日目(2020年9月3日),「ノンゲーム分野におけるUnreal Engineの活用について 〜建築/自動車/映像等の分野での事例,UE4/Twinmotion最新情報〜」というセッションが行われた。 このセッションでは,Epic Games Japan Business Development Managerの杉山 明氏により,ゲーム開発以外のさまざまな分野で採用されているUnreal Engineの活用事例や最新機能について紹介された。 Unreal Engineは今やゲーム開発に使われるだけでなく,建築や自動車の設計,映画・テレビ番組の制作,トレーニング
[CEDEC 2020]プレイヤーにやりがいを与える卓球ロボットとは。「フォルフェウス」のケースで見るゲームAI技術の応用 ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」で行われた講演「卓球ロボット『フォルフェウス』におけるゲームAI技術の応用」のレポートをお届けしよう。オムロンが手がける卓球ロボット「フォルフェウス」の最新モデルに,スクウェア・エニックスが持つゲームAIの知見が活用されることにより,「プレイヤーにやりがいを与える卓球ロボット」が実現されたのだ。 公式サイト(外部リンク)より,第6世代「フォルフェウス」 バイタル計測とメタAIを使い,モチベーションをアップさせる卓球ロボットを作り出す 今回のテーマとなる「フォルフェウス」は,体重計などのヘルスケア製品や各種センサーで知られるオムロンが手がける卓球ロボット。2013年に初代機が発表された後も開発は続
[CEDEC 2020]「あつまれ どうぶつの森」は伝統を守りつつも革新に取り組んだ作品。シリーズのコンセプトが語られたセッションをレポート 編集部:御月亜希 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」の3日目(2020年9月4日),任天堂はセッション「『あつまれ どうぶつの森』〜シリーズにおける伝統と革新の両立を目指すゲームデザイン〜」を実施した。講演では,「どうぶつの森」シリーズがどのようなコンセプトで作られたか,そして最新作「あつまれ どうぶつの森」では何を目指したのかが語られた。 伝統と革新の共存を目指して 第1部は「ゲームデザインの変遷」と題して,第1作からシリーズに関わっている野上 恒氏から語られた。「どうぶつの森」がどういうゲームなのかと言われたら,読者の皆さんは何を想像するだろうか。おそらく「かわいいどうぶつたちとのんびりきままに暮らすゲーム」「小さな女の子向け
セッションでは、『あつまれ どうぶつの森』のプロデューサー・野上 恒氏と、ディレクターの京極あや氏により、『どうぶつの森』の歴史を振り返りながら、『あつまれ どうぶつの森』に至るまでの、ゲーム自体の変遷、開発体制の変遷について語られた。 2021年4月で20周年を迎えるシリーズであることもあり、内容も濃く、リポート自体も長めなので、じっくりと読み進めてほしい。 初代『どうぶつの森』のコンセプト 本題に入るその前に、野上氏は『どうぶつの森』シリーズは“かわいいどうぶつたちとのんびり暮らすゲーム”、“小さい女の子向けのゲーム”と思っている人も多いのでは? と視聴者たちに質問。『あつまれ どうぶつの森』のプレイヤーデータを例にすると、じつは男女比はほとんど同じで、しかも20代前後のプレイヤーがもっとも多いことを明かした。 といっても、これは2020年7月と、発売から数ヵ月経った時点でのデータ。野
[CEDEC 2020]甲冑には実戦用,競技用,パレード用の3種類が存在する。「デザイン発想に役立つ,西洋甲冑講座」セッションレポート ライター:箭本進一 ファンタジーの華であり,ゲームでは常日頃から目にする甲冑。ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」の2日目(2020年9月3日),西洋甲冑武器研究家の奥主博之氏による「デザイン発想に役立つ,西洋甲冑講座」というセッションが行われ,時代や用途ごとの西洋甲冑の分類と解説,実際に装備したときの着用感などが語られた。 今回のセッションを行った奥主博之氏は,西洋甲冑と武器の研究家。西洋甲冑師として活動する三浦權利氏の公認弟子であり,書籍「写真とイラストで見る西洋甲冑入門〜三浦權利作品集〜」を手がけ,ドイツ剣術の教室を開くなどの活動を続ける人物だ。この日,奥主氏は甲冑を身に着けて登場し,西洋甲冑の分類や歴史について語った。 西洋甲冑と
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