PowerAutomateを使用して組織内の自動化を行っていると、ワークフローでExcelのテーブルに更新をかけることもしばしば。今回はこうしたときに発生しがちな性能問題への対処法です。 Background PowerAutomateのワークフローから Excelのテーブルのデータを更新する(行の追加だけでなく行の更新もする)場合、まず思いつくのはExcel Onlineコネクターが提供する「行の更新」アクションを利用する方法です: 実際には、「更新対象になる行がそもそもテーブル上に存在するかどうかを確認し、存在しなければ追加、存在すれば更新」という判断を伴うロジックや、「更新対象となる行をテーブル上から一旦すべて削除して、しかるのち行を追加」という事前削除を伴うロジックを考えることになるでしょう。 Problem Excelのテーブルにデータを更新する(行の追加だけでなく行の更新もする
SharePoint 2010 ワークフローは 2020 年 11 月 1 日以降、機能が廃止される予定です。 ※2020 年 8 月 1 日から、新たに作成されたテナントでは、SharePoint 2010 ワークフローは無効になってます。 support.microsoft.com タイムライン 日付 アクション 2020 年 8 月 1 日 新たに作成されたテナントでは、SharePoint 2010 ワークフローは無効になります。 2020 年 11 月 1 日 SharePoint 2010 ワークフロー サービスは既存のテナントから削除されます。 そのため、今後は後継機能である "Power Automate" を利用いただき、環境構築していただくことを推奨します。 なお、SharePoint 2013ワークフローは引き続き、利用することができますが、同じく廃止される予定である
ISID X(クロス)イノベーション本部 デジタルエンゲージメントセンター の 根本康平 です。 今回は「Teamsを日ごろ利用している・面倒な作業は嫌・作業を自動化させたい・PowerAutomateは良く知らない」という方に向けて、PowerAutomateで何ができるのかをご紹介する記事です。 本記事の前半では、1から簡単な自動化処理を作り「PowerAutomate」についての理解を深めます。 記事の後半では、PowerAutomateで使える機能や「テンプレート」に触れ、簡単に複雑な自動化処理を作ることができることを知っていただければと思います。 PowerAutomateとは フローを作って自動でTeamsのチャネルにメッセージを投稿する 複雑な自動化機能も簡単に作れる PowerAutomateとは 先ほどから数回登場していた「PowerAutomate」は、Microsof
Powershell のコマンドレットを利用することで、投稿権限以下のユーザーの [Power Automate] アイコンを非表示にすることは可能ですが、編集以上の権限を有するユーザーには [Power Automate] アイコンを非表示にすることができない動作です。 投稿権限以下のユーザーの [Power Automate] アイコンを非表示にする方法についてご紹介していきたいと思います。 なお、本設定はサイト コレクションごとに設定が必要です。 [Power Automate] を非表示する方法について SharePoint Online への接続 下記 URL から SharePoint Online Management Shell をダウンロードします。 ※ 既に最新の SharePoint Online Management Shell をインストールされている場合は、本操
Power Automate Desktop とは ローコード開発プラットフォームの Power Platform のうち自動化を担当する Power Automate ですが、APIがない、既存のデスクトップアプリケーションやWebサービスなども、クラウド連携したいという要望に応えるために、RPA機能として追加されたものが、Power Automate Desktop です。 このような形で、アプリケーションの操作を指定し、クラウドサービスである、Power Automate から呼び出し、実行結果を取得することで、既存のアプリケーションも簡単にクラウド連携ができるようになりました。 Power Automate Desktop は、アプリケーションの代行操作以外にも、様々なアクションが用意されています。 その中で、OCRというアクションがあるので開いてみましょう。 アクションを見る限り
Power Automate にある SharePoint の「複数の項目の取得」アクションで[フィルタークエリー]が利用可能なことをご存じでしょうか?フィルタークエリーを利用すると、該当のアクションでデータをクエリで指定した条件(例えば”金額が500より大きいモノ”など)で絞り込んで取得することができる仕組みです。SQL文で言うところの、Where条件みたいな感じですね。 最近はフローチェッカーが「クエリ使った方が効率的だよ」という警告を表示してくるので、気になっていた方もいるでしょう。そのフィルタークエリーですが、”OData クエリ"という記述を利用しないといけません。 今回は「OData クエリは、たまにしか利用しないので使いたい度にイチイチ検索するのがメンドクサイ!しかも、Docs の説明分かりづらい!!!」ってなった当方が、当方のためにクエリについてメモする回です。 フィルター
最近、少し PowerApps / PowerAutomate のカスタムコネクタ周りについてまとめていました。 現在何種類かの作り方があるんですが、それぞれの特徴を捉えるために、何回かに分けて記事にして行こうと思います。 PowerApps / PowerAutomate カスタムコネクタって何? 現在カスタムコネクタがサポートしている作り方 OpenAPI(Swagger)って何? OpenAPI(Swagger)で公開されているサービス 対象のAPI 出来上がるもの OpenAPI(Swagger)Specのダウンロード カスタムコネクタの作成 カスタムコネクタを使ってみる おわりに PowerApps / PowerAutomate カスタムコネクタって何? PowerApps / PowerAutomate ではデフォルトでもたくさんの種類のコネクタを提供して、独自アプリケーショ
背景 API の時刻文字列を処理しようとしたら、見かけない関数があったので調査した記録 日本語版の Document は、今日付の更新だが記載無しなので、最近追加されたってとこかな? 概要 面倒だった日付・時刻文字列の DateTime への取り込み(変換)が 簡単に出来る parseDateTime の紹介 parseDateTime の使い方(英語版) そのうち翻訳される筈 利用例 parseDateTime({Parse したい文字列}, {locale}, {Parse したい文字列の Format 指定}) ってところなので、重要なのは、最後の部分 Parse したい文字列に合わせて yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.ffffffK のを当て込めばOK hh (12h) で、AM/PM を拾う方法は未調査
背景 プログラミング経験があまりないと、JSON って聞くだけで難しく感じます。 その上で、JSON 解析(ParseJSON) を、って説明すると、思考停止してそうだったので、ひとまず JSON についてまとめ。 ローコードとはいえ、いろんな事やりたくなると JSON は避けて通れないですよね 概要 JSON 概要 JSON データ参照利用方法 JSON 関連のコネクタと関数 JSON 概要 この記事が結構よさげなので、翻訳してでも見てみるといいかも。 念の為、軽く抜粋すると・・ JSON は、構造化データをテキストとして表現するための標準形式 JSON データは、名前と値のペアを含む「オブジェクト」
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