本日、Cloudflare待機室をご紹介できることをうれしく思っております!まず、プロジェクトFair Shotという新プログラムで選ばれたお客様に最初にご利用いただけます。このプログラムは、新型コロナワクチン接種の圧倒的な需要によって、予約登録Webサイトが機能しなくなっている問題の解決を目的としています。BusinessプランとEnterpriseプランのお客様への一般提供については、近い将来行う予定です。 でも、待機室が楽しみってどういうことでしょうか?大半の方が、待機室がどういうところかをご存知のはずです。そこにいるということにうれしい要素は、ほぼありません。私たちがよく知っている待機室は、医師の診察を受ける前にいる部屋です。そうです、予約していても、医師に待たされたり、患者が遅れたりすることがありますね。医師は一度に1人の患者しか診ることができないため、患者が順番待ちをするという
CloudflareがSQLデータベースD1をアナウンスして衝撃を受けましたが、「R2もいいぞ!」というお話。 R2はS3みたいなストレージエンジンで、Sの前「R」、3の前の「2」ともじってて、AWS対抗といえます。で、ちょうどD1がアナウンスされた昨日にベータオープンしました。 A New Hope for Object Storage: R2 enters open beta 「ただのストレージだろ」とたかをくくってたんですが、使ってみてだいぶよいです。 先にまとめると以下の3つのことが言えます。 安い DX(Developer Experience)がよい Cloudflareの他の製品を組み合わせるとヤバい 詳しく紹介します。 作ったアプリ R2を評価するために、以前S3をバックエンドにして作ったアプリケーションをR2に置き換えるというのをやりました。そのアプリケーションについては
アクセス元の都道府県と市レベルの住所が分かるAPI、Cloudflareがエッジ上のCloudflare Workersで提供へ Cloudflareは、同社が提供するCloudflare Workersの新機能として、アクセスしてきたユーザーの都道府県と市レベルの住所が分かるAPIの提供を発表しました。 You can now serve personalized experiences for users based on their location using Cloudflare Workers. https://t.co/7fVhMGo3iN #DeveloperWeek — Cloudflare (@Cloudflare) April 13, 2021 Cloudflareは同社のCDNネットワークのエッジロケーションでJavaScriptを実行できるサービス「Cloudfl
先日だれでもAIメーカーというWebサービスをリリースしました。このサービスは例によってOpenAI APIを使っており、トークンの使用量がランニングコストに大きく影響します。 また、気軽に使ってもらえるよう未ログインでも使用できる仕様にしているため、気をつけないと悪意のある人に大量にトークンを使用されてしまう可能性があります。 ノーガードだとどうなるか 例えば、POST /api/askという「リクエストbodyのpromptの値を取り出し、OpenAI APIのChat Completionsに投げる」という単純なエンドポイントを作ったとします。 「未ログインでも使ってもらいたいから」と認証を一切しなかった場合どうなるでしょうか? 悪意のある攻撃者に見つかれば、promptを上限ギリギリの長さの文章に設定したうえで、/api/askに対してDoS攻撃するかもしれません。 トークンを大量
Next.js + Vercel + Cloudflare Workers KV + Googleスプレットシートで寄付管理サービスを作った philan.netという寄付の予算を決めて寄付した記録をつけるウェブサービスを作ったので、この記事では技術的な部分の解説をします。 philan.net自体については、次の記事で解説しています。 寄付をするために、寄付の予算と寄付の記録をSpreadSheetベースでつける philan.net というサービスを作った | Web Scratch この記事では、Next.js + Vercel + Cloudflare Workers KV + Googleスプレットシートを使って動いているphilan.netについて解説します。 あと検証中にCloudflare Workersを色々いじったのでそれについても書いていきます。 Idea phila
こんにちは、AIShift バックエンドエンジニアの石井(@sugar235711)です。 AIShiftでは去年の11月からAI Worker[1]という新しいサービスの開発が始まりました。(以下AI Worker) 本格的に開発が始まり3ヶ月弱経ったので、その間に試してきた技術やチームの取り組みについてまとめてみたいと思います。 はじめに この記事では、AI Workerのおおまかな概要・設計を説明し、それらのバックエンドを実現する上でどのような技術を試してきたのか、技術以外でのチームの取り組みについてまとめます。 少し分量が多いので、ライブラリについての情報を求めている方は、目次から気になる部分を読んでいただければと思います。 何を作っているのか ざっくりまとめると、Microsoft Teams/Web上で動くAIを活用した業務改善プラットフォームを作成しています。 GPTとRAG
はじめに React開発におけるNext.jsのプレゼンスが日に日に増している今日この頃ですが、Next.jsを使う必要がない小規模なSPAを作る場合の型が欲しくなり、色々調べて技術選定をした上で実際に作ってみるところまでやったので、その技術選定理由とセットアップ手順を共有したいと思います。 フロントエンドの移り変わりは速いとはいえ、割とホットな技術を選定できたと思うのでしばらくは使っていけそうです(そう思いたい…)。 前提 趣味で小規模なSPAを作る場合を想定 ルーティングなしの単機能アプリ SSRが必要ない モーダルなどの動きのあるUIが必要ない 技術スタック Vite Preact TypeScript Tailwind CSS Cloudflare Pages 技術選定理由 Vite 少し前まではこういうケースではcreate-react-appを使用していましたが、Viteに置き
実質無料で使える Hosting Service の比較や使い分けの紹介 2021 (Firebase Hosting, Cloudflare Pages, Vercel, Netlify, GitHub Pages, Amplify, CloudRun)2021-10-04 ホスティングサービスに何を使えばいいのか分からないという話はよく目にしますし、僕もたまに思います。 そこでこれまで自分が使ったサービスの特徴や for me, not for me な点を紹介します。 静的ページ、および NextJS を前提としたサービス選定で、Firebase Hosting, Cloudflare Pages, Vercel, Netlify, GitHub Pages, Amplify, CloudRun を紹介します。 また、それらはフリープラン前提の話であり、not for me な点は課
式年遷宮の様な感じですが、数年おきにブログを作り直してます(前回)。今回は Gatsby でデザインした UI をほぼそのままに、フレームワークを Astro に移行しました。静的サイトの作成では Astro の開発者体験が最高に優れているので、2 年間ほぼ塩漬けにしてしまっていた Gatsby のコードを無事に移行できてよかったです。 Astro とは? Astro は 一言で言うと、Better HTML です。Astro というフォーマットでサイトが記述できるのですが、普通の(素の)HTML も Astro としてそのまま使えます。厳密には違いますが、HTML のスーパーセットみたいな感じです。その HTML の要素群を component としてまとめることで関心を分離できて(この辺は Web Components でも実現できます)、必要に応じてビルド時にロジックも走らせることが
Cloudflare、CDNエッジで使えるオブジェクトストレージ「R2」発表。Amazon S3互換、読み出しの帯域コストなし、イレブンナインの信頼性 Cloudflareは、同社のCDNエッジで実行されるワーカープロセス「Cloudflare Workers」などから使えるAmazon S3互換のオブジェクトストレージ「Cloudflare R2 Storage」を発表しました。 Announcing Cloudflare R2 Storage: Rapid and Reliable Object Storage, minus the egress fees. https://t.co/U2dVhVSb2U #BirthdayWeek — Cloudflare (@Cloudflare) September 28, 2021 Cloudflare R2の特徴は、イレブンナインの信頼性を提
2022年11月に AWS Route 53 のドメイン更新料が値上げされた。一時期と比較してマシになったとは言えるものの円安傾向にある今日日 $1 の値上げでもドメイン数があると結構厳しいなと思っていた。 先日「Route 53 から Cloudflare にドメイン移管したい」という投稿をみて、「そういえば Cloudflare ってCDNだけじゃなくてドメインも売り出したんだっけ……」と調べてみたところ、本記事の執筆時点のレートで Route 53 を契約し続けるよりも約 700円の差があることがわかった。 Route 53 では comドメインが $13 / year (執筆当時:1,729円/年) Cloudflare では comドメインが $8 / year (執筆当時:1,064円/年) さらに Route 53 ではホストゾーンごとに年600円の管理費と S3 の転送料が
イラストレーターの妻が「ポートフォリオサイト欲しい」と言い始めたので、面白そうだと思い開発を開始しました。 静的サイトなら Jamstack ってのがイイらしいと最近よく聞くものの、何かはわからないので勉強してみて、巷の Jamstack 構築環境をできる限り自分の家の中に作ってみます。 結論から言うと適材適所なのですが、皆さんもコーポレートサイトやブログなど「これって Jamstack がハマるんじゃないかな」と思える箇所があると思います。 是非、検討する材料としてこの記事をご覧ください。 Netlify 社が定義した JavaScript + API + Markup (JAM) の構成を Jamstack と呼ぶようです。 まずは Jamstack の何が嬉しいか、見ていきましょう。 従来の Web サイト 従来の構成でサーバサイドがレンダリングした Web サイトを表示するまでの
イントロダクション 最近自宅のネットワークが極端に遅かったため、IPv4 PPPoEからIPv6 IPoEに構成変更しました。 IPv4時代は固定グローバルIPを購入して外出先から自宅にVPNを張れるようにしていましたが、IPv6では残念ながらL2TP/IPSecが使えない。 (参考:https://zenn.dev/apple_nktn/articles/80acf34cf0634b) そもそもVPNで拠点接続するという構成自体が最近のトレンドではないよね、ということもありZTNA(Zero Trust Network Access)サービスであるCloudflare Zero Trustを試してみることにしました。 ゼロトラストネットワークとは(個人的な理解) ネットワーク上のあらゆるアクセスを信頼せず全て検査するという概念。 従来のDMZを用いた境界型防御は境界の内側は「暗黙的に信頼
CDNレイヤでDBのコネクションプーリングとクエリキャッシュを提供。世界中どこからのDBアクセスでも高速化する「Hyperdrive」、Cloudflareが提供 Cloudflareは、グローバルなCDNレイヤでデータベースのコネクションプーリングとクエリのキャッシュを提供することによりデータベースへのアクセスを高速化する新サービス「Hyperdrive」のオープンベータを開始したと発表しました。 Want to make the existing regional database in your legacy cloud provider much, much faster? We've just launched Hyperdrive, which dramatically speeds up queries you make to databases you already ha
前回調査:2021年10月 次回調査:2022年10月 調査方法 Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査 FQDN数:約1,265万 URL数:約14,294万 集計日 2022年6月12日 対象 Cloudflare、Akamai、Cloudfront、CDNetworks、Incapsula、Limelight、Edgecast,国内CDN事業者(Accelia、IDCF、IIJ、J-Stream) CDN判定方法 cnameベース Akamai, Fastly, Edgecast, Limelight, Accelia, IIJ, IDCF, J-Stream レスポンスヘッダ(サーバ名)ベース Cloudflare, Cloudfront, Incapsula シェア集計の単位 ドメイン(例, example.jp) 補足:FQDNでの集計では、CDNを使用しているb
著作権侵害サイトが利用するサーバー提供会社に対する民事訴訟提起のお知らせ 新聞・出版・放送 株式会社竹書房は、米国の電気通信事業会社、Cloudflare,Inc.に対して民事訴訟を提起し、2019年12月20日付で東京地方裁判所に受理されました。 株式会社竹書房(本社:東京都千代田区)は、米国の電気通信事業会社、Cloudflare, Inc.(本社:米国カリフォルニア州)に対して民事訴訟を提起し、2019年12月20日付で東京地方裁判所に受理されました。 訴えの内容としては、Cloudflare, Inc. が弊社が刊行する著作物を含め、多数の著作物を違法にアップロードし無料で閲覧可能にしている違法サイトにサーバーを提供していることから、違法にアップロードされた著作物を同社のサーバー上から削除するよう直接求めましたが、対応されることがなかったために、裁判所を通じて著作権侵害ページの削除
自分のウェブサイト( http://www.3qe.us/ )をCloudFront+S3構成からCloudflareを使った構成に乗り換えたので、ひっかかった点やつまづいた点などをメモしておく。 結論としては普通に移行できたが、メールとの兼ね合いでDNSまわりでちょっと配慮が必要な部分があるかも、といった具合。試したいときは全部読んでからチャレンジしよう。 ウェブサイトの静的配信にCloudFrontとS3を使っていた モチベーション: ALBのコストが高い Cloudflare 構成 Cloudflare Pages Cloudflare+ Denoflare + R2 修正 R2のstatic hosting機能を直接使う 手順 Webサイト追加 R2バケット作成 APIトークン作成 Denoflareでworkerをデプロイする 完了 まとめ オチ 参考文献 ウェブサイトの静的配信
HTTP/3: the past, the present, and the future09/26/2019 This post is also available in 简体中文, 日本語, 한국어, Français, Español. During last year’s Birthday Week we announced preliminary support for QUIC and HTTP/3 (or “HTTP over QUIC” as it was known back then), the new standard for the web, enabling faster, more reliable, and more secure connections to web endpoints like websites and APIs. We also let
この記事は CyberAgent Developers Advent Calendar 2022 の6日目の記事です。 AI事業本部の黒崎(@kuro_m88)です。CyberAgent Developers Advent Calendar 8回目の参戦です! 今年はCloudflare Zero Trustを利用してオフィスでもリモートワークでも安全に必要な人だけが開発環境にアクセスできる仕組みを作ったので、それについてご紹介します。 開発環境におけるアクセス制御の課題 私が所属するサイバーエージェント AI事業本部の小売DX部門では様々な小売企業のアプリやCDPと呼ばれるデータ基盤の開発をしています。 事業内容についてはこちらをご参照ください。 この組織では、立ち上げから2年以上が経過し、組織として抱えるプロジェクトやメンバ、職種がかなり多くなってきました。 大きな組織の中で複数の顧客
集英社、講談社、小学館、KADOKAWAがクラウドフレア社を提訴 2022年2月1日 16:12 11567 19 コミックナタリー編集部 × 11567 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 5579 5917 71 シェア 集英社、講談社、小学館、KADOKAWAが、アメリカのIT系企業クラウドフレア社に対し、海賊版コンテンツの公衆送信・複製の差し止めおよび損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起した。賠償請求額は一部請求として各社1作品、合計4作品の被害総額4億6000万円。 クラウドフレア社は国際的に活動するコンテンツ配信ネットワーク(Contents delivery network、以下CDN)事業者の1社。CDN事業者には、世界各所に大容量のサーバーを設置し、契約先サイトのコンテンツをそれらのサーバーに一時的に複製
Cloudflare、ヘッドレスブラウザ+Puppeteerがすぐ使える「Workers Browser Rendering API」発表 Cloudflareは、同社が提供するCloudflare Workersの新機能として、ヘッドレスブラウザとそれをコントロールするPupeteerを呼び出せる「Workers Browser Rendering API」(以下、Browser Rendering API)のクローズドベータを発表しました。 We’re excited to announce a private beta of the Workers Browser Rendering API. With browser automation, you can programmatically do anything that a user can do when interactin
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