公益社団法人 日本工芸会 〒110-0007 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館構内 TEL : 03-3828-9789 FAX : 03-3828-0025 X(旧Twitter) YouTube
家の近所には歴史的建造物があり、それを説明する看板がそこかしこに立っています。 内容を読まなくても、看板が立っているだけで「ありがたいな」と思ってしまう今日このごろ。 お皿に看板を立てたら、お皿に乗せたもの全てありがたく見えるのではないだろうか?と考え、ありがたいお皿を作って色々のせました。
優れた美術館デザインとは何か? デザイン大国・オランダの事例から考える「ダッチ・デザイン」と呼ばれ、デ・スタイルの理念を受け継いだ機能的で無駄のないデザインが特徴のオランダのデザイン。そのデザインは、どのように美術館にも浸透しているのだろうか。元美術館学芸員でオランダ在住の樋上まきが、実際の事例をもとに紐解く。 文=樋上まき アムステルダム国立美術館 Photo by John Lewis Marshall 17世紀にレンブラント、フェルメール、19世紀にはファン・ゴッホを生み出したオランダは、現在ではデザインの分野で世界を牽引している。オランダのデザインは「ダッチ・デザイン」と呼ばれ、デ・スタイルの理念を受け継いだ機能的で無駄のないデザインが特徴だ。機能性と審美性が融合した実用的なダッチ・デザインは生活用品や都市空間などあらゆる分野でオランダの生活を支えている。 また、オランダにおいてデ
オーストリアのツィラー渓谷の山々を訪れた登山者は、ギンツリング村に近いペータースケフルの山頂付近で、石積みの群れを目にする。(PHOTOGRAPH BY ANDREAS STRAUSS, ALAMY) 米メーン州にあるアーカディア国立公園を歩いていると、巨大な花崗岩(かこうがん)に交じって、明らかに人の手によって積み重ねられた石に目が留まるだろう。石を積んだ2本の支柱の上に長方形の石板が置かれ、さらにその真ん中に、先端が尖った小さな石が載っている。子どもが遊びで作ったのかと思われそうだが、きちんとした目的があり、アーカディアが誇る大切な遺産の一つして保護されている。 この石積みは「ベイツ・ケルン」と呼ばれている。「ベイツという名は、アーカディア国立公園があるマウント・デザート島の開拓者ワルドロン・ベイツにちなんでつけられました。現在使われているハイキングコースのいくつかは、1900年代にベ
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マグリット《光の帝国》を着想源に。デルヴォーとマグリット財団のコラボコレクション第2弾が発売ベルギー王室御用達のラグジュアリブランド「DELVAUX(デルヴォー)」と、マグリット財団とのパートナーシップコレクション第2弾が2月16日に発売された。 「MAGRITTE ACT II」より 1829年にブリュッセルにて創立したベルギー王室御用達のラグジュアリーブランド「DELVAUX(デルヴォー)」。同ブランドとマグリット財団のパートナーシップコレクション第2弾「MAGRITTE ACT II」が2月16日に発売された。 「MAGRITTE ACT II」より ルネ・マグリット(1898〜1967)はシュルレアリスムを代表する画家のひとりでベルギーを代表する存在だ。デルヴォーはこの日本でも高い人気を誇るマグリットの作品からインスピレーションを受けたコレクションを2019年に発売。今回のコレクシ
2月20日(土)より三菱一号館美術館で開催される「テート美術館所蔵 コンスタブル展」の会期中限定で、展覧会にちなんだメニュー、グッズが販売されます。 ミュージアムカフェ・バー「Café 1894」でのテーマは“コンスタブル”。絵をモティーフにしたメニューは、展覧会鑑賞前は期待感を、鑑賞後は余韻を醸し出す構成で作られています。 また、ミュージアムショップ「Store 1894」のコンセプトは“十九世紀の英国の空と、今日の日本の空は、つながっている”。コンスタブルが描いた“空”にフォーカスしたアイテムか風景画の魅力を活かしたアイテムまで、持ち帰って身近に置きたくなる商品をラインナップ。 ■タイアップランチ コンスタブルの風景 価格 : 2,420円(税込)/販売時間 : 11時~14時 前菜八海山サーモンと帆立のタルタル仕立て バジルソース 《フラットフォードの製粉所(航行可能な川の情景)》を
排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザインオリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。 文=五十嵐太郎(東北大学大学院・教授) 京王井の頭線渋谷駅前のオブジェ 近年、排除アートが増えているというニュースが散見される。路上、あるいは公共空間において、特定の機能を持たない、作品らしきものが、その場所を占拠することによって、ホームレスが滞在できないようにするものだ。もっとも、こうした現象は最近始まったわけではない。16年前、すでに筆者は『過防備都市』(中公新書ラクレ、20
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