ブックマーク / non117.com (6)
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日本語はどういう言語か (講談社学術文庫) 作者: 三浦つとむ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1976/06/07 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (10件) を見る ﹁日本語とはどういう言語か﹂という本📕を読んでいます。言語とはなにか?🤔にはじまり、次第に日本語の詳細に立ち入っていく構成をしています。いま半分くらいまで読みすすめています。 おもしろかったのが、﹁なぜ横書き日本語は読みにくいのか?﹂という疑問に答える章でした。なぜ横書き日本語が読みにくいのかというと、視界にはいる単語の数が多いからだそうです。欧州の言語とちがって日本語はたった一文字の助詞が大活躍する言語です。英語には一文字の単語なんてほとんどないでしょう。つまり、日本語は面積あたりの単語の密度が高いのです。横書き推進派は、人間の目👀が横並びについているから横書きがよい
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テキストコミュニケーションはある特殊な世代の流行に過ぎなかったのではないか。 だって今動画とか音声ファイル送れるじゃん。LINEの通話もあるし。 喋ったほうが早いし楽なのにわざわざテキストで重いコミュニケーションをするわけがない。さいきんの大学生がタッチタイプできないのも当然である。 2000年代からインターネットをしている私の世代は、その当時のインターネット技術の制約によってテキストコミュニケーションに特化しただけなのだ。これは今のインターネット環境とそぐわない。 だからテキストインターネットの空間が狭くなるのは当然。みんな動画やdiscordのほうへ行くのではないか。あるいは会って喋ったほうがいい。 私はあまりにテキストに慣れすぎたので、気軽に喋ることをしない。 動画や通話が当たり前の人にチャットを押しつけるとよくない時代になってくるような気がする。実際に喋ったほうが早いことはいくらで
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大学院生のとき、﹁自分の問いを立てて研究しろ﹂と指導されていました。当時はわけがわからず、あまり興味のない研究テーマを嫌々遂行して学位を獲得しました。 今、﹁問いを立てる﹂ために何をすれば良いかがわかってきました。答えは﹁知識を増やすこと﹂でした。好奇心のつよい人であれば、なんとなく興味の惹かれる分野が曖昧には存在するかと思います。しかし、問いは具体的でなければなりません。具体的でない問題は決して解けないためです。問いを具体的にするためには膨大な知識が必要で、当時の私に足りないものは勉強量なのでした。 ですが、勉強*1の量をこなすためには興味が必要です。興味のない勉強はやっても意味がないか、まだその時点では必要ないものです。資格を取得することが目的であれば話は別ですが、興味につられて行う勉強は自分が必要だと確信してやるものです。 興味はあるが何を勉強したらよいかわからない問題もあります。本
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近況 さいきん布団の調整が難しい。寒暖差が激しいし、夜の気温も日によって違う。 週の前半は寝冷えで睡眠が悪かったが、頭寒足熱になるよう毛布をかけたらよく眠れるようになった。毛布を下半身にかけて、羽毛布団を全身にかける。 私は布団を蹴るタイプではないので、これでうまくいくが、寝相の悪い人はダメかもしれない。 疲れるとラーメンが食べたくなる。ラーメンに疲れに効く栄養素が入っており、身体がそれを求めるのだ、という解釈もできるが、たぶんそんなことはない。ラーメンには油脂とか香辛料がたっぷり入っているので消化に体力を使う。疲れたからラーメンを食べたいのではなく、疲れてストレスを感じてラーメンを食べたいのだと思う。こういうときは刺激物を食べるのではなく、寝るのが正解。 ただ、この世には異常に胃腸が強く、何を食べても元気な人がいる。そういう人ならば疲れたときに焼肉とかラーメンを食べてより元気になるのだと
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おもしろい本を探したい 本を読むのが好きだ。だが、なかなかおもしろい本にはめぐり逢えない。九割くらいは﹁つまんないなー﹂となる本で、残りの一割を探すために読んでいる。最初の数ページでダメだとわかることもあるし、半分読んだところで雲行きが怪しくなる本もある。おもしろい本は読んでいて夢中になり、続きが気になってしまう。読後感もよい。 長く読書を趣味にしているが、本探しには失敗し続けてきた。できればヒット率を三割くらいにしてみたい。そこで、おもしろい本を探すにはどうしたらいいか、そもそもおもしろい本はどういう本なのかを考えてみた。 内容とサービスが充実した本はおもしろい 考えた結果、図のような仮説がでてきた。内容とサービスでだいたいの本が評価できて、両方揃っているとおもしろい本になる。以下ではそれぞれの評価軸について詳しく述べる。 内容とは読んで得られる知識のことだ。内容=新しい知識は多いほうが
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SRE本を読んでからポストモーテムについて考えている。ポストモーテム︵post-mortem︶とは反省会、事後検討といった意味の言葉である。つまり、なにか予期せぬ失敗をしたときに書く文章だ。SRE本ではサーバシステム運用の文脈で使われた。 仕事でドキュメントは大事だ。喋って何かを決めたり、ふりかえっても、文章で蓄積しないと何も残らない。われわれソフトウェアエンジニアがよく書くのは、設計とか仕様についてのドキュメントだろう。だが、これらのドキュメントはしばしば陳腐化する。特に、仕様やソフトウェアの使い方、環境構築のドキュメントはすぐに内容が古くなる。こうしてわれわれは文章を書かなくなるのだが、どうやらポストモーテムは違う性質を持っている。 というのも、失敗を記録した文書は陳腐化しにくいのだ。なぜなら、過去に起こった事実を記録しているから。過去に起こったことを記述するので、原理的に内容を書き換
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