都会を歩き続けた男が、いつしか森にたどり着く。「おかえり」という青年に、「あなたは?」と尋ねると、「ここの住人……とでも言うのかな」とさらり。そして「人間は、これからも二酸化炭素を出し続けたいのかと思ったよ」と切り出され、男は「まいったな」と苦笑する。2人は手を握り、ともに森の奥へと入っていく……。住友林業の企業CM「共生」篇だ。 「当社はハウスメーカーのイメージが強いと思いますが、林業に端を発した会社で、森林経営、木材建材の製造・流通、木造建築、バイオマス発電など『木』を軸とした事業を行っています。我々がずっと行ってきた『木を植え、育て、活用し、使った分はまた植える』という循環型の森林経営を加速させることは、二酸化炭素(CO2)の吸収量を増やすことにつながる。脱炭素社会に貢献する“環境先進企業”というイメージに転換していきたいと思いました」(住友林業コーポレート・コミュニケーション部グル
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