興収100億円超え作品が4本を数え、年間興収(2131億円)は歴代最高(2019年)の8割まで戻した2022年。景気のいい話題に沸いた昨年の映画界だったが、今年は正月興行から長年の課題が浮き彫りになる出足になった。 昨年12月からの2023年正月興行では、昨年に引き続き「好調な邦画アニメ」と「低迷する洋画」という対照的な構図になった。 『THE FIRST SLAM DUNK』はすでに興収110億円を突破し、最終120億円超えさえ見込まれる勢いを見せているのに対して、100億円が期待された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、前作『アバター』(156億円/2009年)の3分の1以下となる42億円にとどまり、ブラッド・ピット主演の大作『バビロン』も大コケの様相を呈している。 この20年来続く日本映画市場の課題であった洋画人気の低迷と洋画ファン人口の減少が、コロナでより拍車がかかっているこ
世界の終末、ひとりぼっちの動画配信者が、実況しながら廃墟をさまよう――。YouTubeで公開中のショートフィルム「viewers:1」が、「140秒とは思えない満足感」「引き込まれる」と称賛を浴びています。 「ど~も、どもども、ぐっちゃんで~す!」と、たった1人の視聴者に向けて配信を続ける主人公。荒廃した町に響く明るい声が、カラ元気のように思えて切ない 主人公「ぐっちゃん」が配信しているのは、荒廃した世界の探索レポート。画面左上の「viewers:1」が示す、どこかで生存しているのであろう1人の視聴者に向けて、通信ドローンを介して実況しています。 通信を中継するドローン。以前は144機も飛んでいたのに、今は3機しか残っていないという たまに見つかるわずかな酒が、数少ない楽しみ。荒れた世界でも、きちんと夜に飲むよう習慣づけている 歩けど歩けど人間には会えず、目に入るのは崩れた建物と、謎の巨大
パトレイバーの実写企画、エピソード1を観た。俺は満足だったけれど、パトレイバーを知らない人が観たら戸惑ってしまう内容だった。つまり実にパトレイバーらしい作品ということだ。だからパトレイバー初心者が実写版をケナしていたら俺が攻撃してやる。 「知識不足のくせに批判するのってみっともないですよ」 「あなたはテーマや世界観を理解しているのですか?」 「あなたにパトレイバーを語る資格はありません」とか書き込んでオマエに粘着してやる!と思ったが、よく考えればそれはドラマの劇場版を観に行った俺が、うざいファンにネット上で絡まれたときに言われた言葉だ。やめておこう。 攻撃の逆ということで、初心者が実写版パトレイバーを観た時に疑問に思いそうな点をまとめてみた。以下ですます調。 ポイント1:なぜオスプレイや中国が出てくるの?政治的なメッセージがあるの?基本的にパトレイバーはどんな政治思想の人間でも楽しめる作品
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