ブックマーク / www.nhk.or.jp (4)
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今年のアカデミー賞6部門にノミネートされ話題をさらっている、映画﹃パラサイト 半地下の家族﹄︵以下﹃パラサイト﹄︶。中でも作品賞のノミネートはアジア映画初の快挙で、賞のゆくえに注目があつまっている。今回、ポン監督の来日に合わせて、10年以上親交がある是枝裕和監督との対談が実現。是枝監督の﹃万引き家族﹄とポン監督の﹃パラサイト﹄は、カンヌ映画祭でパルムドールを連続受賞したり、どちらも貧困層の家族をモチーフにしていたりと、なにかと共通点も多い。1時間に及んだ対談の内容を、全文掲載する。 是枝裕和監督︶以前お会いしたのはトロント国際映画祭でしたね。 ポン・ジュノ監督︶偶然お会いできて、是枝監督とうれしい気持ちでハグを交わしたのを思い出します。﹃パラサイト﹄は今年︵2019年12月時点︶、トロント国際映画祭、ニューヨーク映画祭と、﹃万引き家族﹄が歩んだコースを同じように歩んでいるなぁと思います。是
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︻リード︼ ニュース解説﹁時論公論﹂です。 難航していた震災がれきの﹁広域処理﹂がようやく動き出しました。国が新たな対策を打ち出したことで受け入れを表明する自治体が増え始めたのです。しかし問題はこれからです。市長や議会が決断しても地元住民との話し合いはこれからで、特に最終処分場周辺の住民の抵抗感は小さくないと見られるからです。今夜は、苦悩の末﹁受け入れ反対﹂を表明した地域の実情を見て、どうしたら乗り越えられるのかを考えます。 被災地ではがれきの処理が計画より大幅に遅れていて、広域処理の対象になる岩手・宮城では処理が済んだのはわずか6.8%にとどまっています。広域処理は新たな財政支援が示されたことなどで、ようやく受け入れや、受け入れの検討を表明した自治体が増え始め、NHKのまとめで70を超え、先月末の2倍になっています。 しかし実際に受け入れが進むかどうかのカギは、焼却した灰を埋め立てる
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今回は、NHK-FMの人気番組﹃今日は一日○○三味﹄から2008年大晦日にも放送し、大反響のあった﹃今日は一日“アニソン”三味﹄シリーズを追う―。 2008年の大晦日から2009年にかけて約15時間の生放送となった第3弾ファイナル。2008年12月31日。東京・渋谷のNHK放送センターは人であふれていた。﹁アニソン三昧﹂の収録スタジオ周辺にも、さまざまな年齢、雰囲気の人々がいる。実はみな﹁紅白歌合戦﹂の関係者たちだが、そんな彼らがスタジオ前の﹁今日は一日アニソン三昧Final﹂という表示を興味深そうに見ては通り過ぎていく。やはりアニソンは、年代、ジャンルを問わず関心を集めるようだ。 朝9時15分、“目標200曲”を掲げてスタートしたファイナル。司会はアニキの愛称でおなじみアニソン界の帝王・水木一郎さん、声優・歌手の緒方恵美さん、そして藤崎弘アナウンサーだ。作家別特集を大きな柱にすえ、アニソ
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※インタビューを見るためには、Windows Media Player 9以上が必要です。 ﹁輝かせます!ニッポンの技術﹂ 携帯電話、パソコン、ハイブリッドカー・・・。 私たちの生活に欠かせない製品には多くの﹁特許﹂が詰め込まれています。1年間に出願される特許は、国内だけで40万件!企業の利益を大きく左右する特許。それを支えるのが﹁特許事務所﹂です。 佐々木雄介さん︵29︶は、岐阜市の特許事務所に勤めて5年目。発明者︵企業︶の代わりに特許の出願を行う﹁弁理士﹂の仕事を、補助するのが特許技術者の仕事です。 最近担当した健康ざぶとんを例に仕事のプロセスを教えてもらうと、驚くべき攻防が繰り広げられていました。どれだけ広く権利を獲得できるかを決めるのは出願書類のみ。どんなに素晴らしい発明をしても、利益を生むかどうかは、この書類しだいという責任の大きい仕事です。 今、担当しているのは、
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