ブックマーク / techtarget.itmedia.co.jp (2)
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医者や弁護士は、カクテルパーティーのような場では自分の職業をあまり人に明かしたがらないという話を聞いたことがある。それを耳にしたほかの出席者が病気や法律問題に関するアドバイスを求めて周囲に集まり、無料相談の輪が形成されてしまうからだ。昨今のパーティーでは、コンピュータセキュリティの分野で働いているとほのめかそうものなら、あっという間にそういった輪ができるのは間違いない。セキュリティ専門家が出席していると聞けば、誰もが動作の遅くなったPCや煩わしいポップアップウィンドウに関してアドバイスを求めようと思うのは無理からぬことだ。 情報セキュリティ専門家にとって、手元に本格的なツールセットがなくても、取りあえず応急対策を実施する必要がある、といったケースはよくある。本稿ではこういった場合のために、マルウェアに感染したマシンに対して利用できるポータブルなソフトウェアキットを作成する方法を紹介する。イ
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﹁サービスとしてのソフトウェア﹂︵Software as a Service‥SaaS︶をまだ知らない人も、近い将来に出くわすのは確実だ。最近のIDC予想によると、SaaSへの支出額は2009年までに110億ドル近くに達する見通しだ。CIOならこのソフトウェア配信モデル︵アプリケーションが会社内ではなく集中拠点から管理され、顧客はWebを介してリモートでアプリケーションにアクセスできる︶がITインフラ全体に普及しつつあることは知っているだろう。 しかし、CIOはSaaS契約交渉について不安を抱えているはずだ。ここではわたしが最近手掛けたSaaS契約の2つの局面を取り上げ、ベンダーの出来の悪い契約書書式の犠牲になるのを避ける方法を幾つか提案する。 契約によってSaaSの価値が損なわれる場合 われわれが扱ったのは、この市場でかなりのプレゼンスを確立している大手SaaSベンダーだった。このベンダ
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