![なぜスゴそうな人も大ゴケするのか?テーマで間違うスタートアップ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/45066e925edd0ea459e680db6a7ba0f2dec476da/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fdiamond.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F1%2F-%2Fimg_c1eb248c54af492f7a22e3df96f60319208486.png)
米シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル、Y Combinatorが出資するスタートアップには、創業時には小さくても、後に大きく成功するものが少なくない。評価額の落差が大きいことから、外部から見ていると、そうした成功の多くが一夜にして起こったように見える。 しかし実際には、当初のプロダクト(アイデア)に市場がないことが分かって路線を変更したり、全く違うアイデアに取り組むことも少なくない。そうした路線変更を“ピボット”と呼ぶ。最近は、このピボットをどれだけ素早く、数多く行えるかが、スタートアップ成功の秘訣の1つとまで言われるようになっている。 前回の記事で紹介したオンライン・ストレージのZumoDriveは、Motorola Mobilityに買収されるまでの間に、少なくとも3度はピボットを経験している。 Y Combinatorから出資を受けたAirBnBとPicwingもまた、ピボット
2011/06/29 Dropbox共同創業者のアンドリュー・ヒューストン氏は天才肌のエンジニアで、その才能こそが競合がひしめくクラウド・ストレージ市場にあっても、Dropboxを成功へと導いたように見える(参考記事:なぜY Combinatorだけ特別? Dropbox創業者に聞いた)。コンシューマ向けのオンライン・ストレージサービスがどうあるべきか、その設計・実装は難しく、ユーザー体験まで含めた“正解”は誰にも分からなかったし、今でも分からない。ヒューストン氏は、実名Q&Aサイトの「Quora」で、初期のDropboxサービスの設計について振り返り、Dropboxのシンプルな設計は制約の中から生まれたもので、後にそれが正解だったと分かったものだと述懐している(リンク)。 Dropboxは2008年9月に最初のサービスをリリースしているが、その5カ月後には、同じY Combinatorか
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