3年前に、図解の基本をまとめた本﹃図で考える。シンプルになる。﹄を書きました。その内容から、エッセンスを抽出したのが本noteになります。 ︵1︶﹁幕の内図解﹂と﹁イチオシ図解﹂ 図には、大きく分けて、2つのアプローチがあります。 ひとつは、幕の内弁当のように、いろんな要素を盛り込んだ図で、もうひとつが、唐揚げ弁当のように、イチオシのおかずにフォーカスした図です。 たとえば、桃太郎の話を﹁幕の内図解﹂のアプローチでまとめてみたのが、つぎの図です。 登場人物とエピソードをフラットに扱って、網羅的に盛り込んでいます。 この図を使って、人に説明しようとすると、﹁まず、お婆さんですが……﹂﹁つづいて、お爺さんですが……﹂といった具合に、﹁お婆さん﹂﹁お爺さん﹂﹁桃太郎﹂それぞれの視点に切り替えが必要になり、話す方も話しづらければ、聞く方もまどろっこしく感じてしまいます。 相手がじっくり聞く耳を持っ
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