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あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。 日頃よりbitFlyerを支えてくださるお客様、暗号資産ファンの皆さま、政府・省庁関係者の皆さま、業界団体関係者の皆さま、ブロックチェーン黎明期に私を信じて投資をしてくれたbitFlyerのすべての株主の皆さまに改めて感謝を申し上げます。 さて、2022年は「web3元年」になりました。ブロックチェーンがweb3にリブランディングされ、web3が国家戦略になり、活気あふれる若い方々をはじめ、多くの企業や人々がweb3業界に参入されたように感じています。インターネット黎明期であった1995年頃と似たような状況であるのかと思います。これからweb3が日本経済を牽引する一大産業に定着するように、私も引き続き全力で取り組んでまいりますことを宣言し、新年のご挨拶とさせていただきます。 そして早速ですが、2023年元旦から、web3の
Web3が昨今バズワードとなっていますが、定義はいまいち分からない状況で、これがWeb3、あれがWeb3と「ぼくのかんがえたさいきょうのWeb3」が乱立するという状況は、2014年に私がビットフライヤーを創業した時の「ブロックチェーン」に通じるものがあります。 やはり定義を考えるのは原点に返って見るということが良いと思い元イーサリアムのGavin Woodが書いた以下の「ĐApps: What Web 3.0 Looks Like」をDeeplで翻訳して、ブロックチェーンが少し分かってる初心者を意識して理解してもらえるように私のコメントを添えました。 原文はこちらです。 ĐApps:Web 3.0はどのようなものか 注:元々はgavofyorkのブログInsights into a Modern Worldに2014年4月17日(水)に投稿されたものです。 ・Appsです。ウェブ3.0はど
ジャック・ドーシーは2021年8月21日にビットコインのDEX(分散型取引所)を作る!とTweetし、彼がCEOを務めるSquareにDEX部門の「TBD」を設立、エンジニアを募集するなどしていましたが、日本時間11月20日、TBDから彼らが作るDEX「tbDEX」のホワイトペーパーが出ました。 こちらがホワイトペーパーを紹介するブログですが、ジャックドーシーがあくまで「金融包摂」「native currency of internet」の観点でビットコインをとらえており、DID(分散型ID)を使ってDEXを実現させようとしていることが書いてあります。 以下日本語訳です。 =======(ここから)================ 13年以上前に発表されたビットコインのホワイトペーパーには、個人が経済に参加する意思のある人たちの間でビジネスを行う際に、信頼できる第三者に頼る必要がなくなると
2021年9月7日、エルサルバドルでビットコインを法定通貨とする「ビットコイン法」と呼ばれる法律が施行されました。6月8日に国会で可決された90日後に施行ということですね。 もともとエルサルバドルの法定通貨は米ドルだったのですが、これにビットコインが加わった形で、店舗などにはビットコインの受け取りが義務付けられます。 法律施行後ビットコインがどう使われているかなど今の状況についてTwitterのTimelineに流れてきたので以下にまとめます。 店舗でのビットコイン支払いエルサルバドルの首都、サンサルバドルのマクドナルドでは9月7日の朝からビットコインで(Lightning invoiceの形で)支払いできたようです。Lightning WalletでこのQRコードを読み込んでの支払いになると思われます。※Lightningについての説明noteは最後にリンクつけます。 Just walk
Twitter、Squareのジャック・ドーシー、Teslaのイーロン・マスクが現時点で仮想通貨、ブロックチェーン業界に大きな影響を与えていることは(よいことかわるいことかはさておき)否定できない状態になっていますが、その彼らが語り合った7月21日のThe B Worldにおいて、ビットコインのセカンドレイヤー、Lightning Networkについて多く言及されていました。 The B World、深夜半分寝ながら聞いてましたがYoutubeでの復習が完了。 SpaceX、Tesla、Elon自身がBitcoin保有し続けてること🚀、ETHとDodge持ってること、JackがTwitter作る前にCryptoがあったら!と発言したことなどが報道されていますが他にもたくさん話しており→https://t.co/aTTCUbritl https://t.co/DWpEwg39bE pic
暗号資産における分散型金融(DeFi)について、今年の4月に日銀のレポートが出ました! 日銀の鳩貝さんはビットコイナーの聖書、「Mastering Bitcoin」の日本語版の翻訳者でもあり、仮想通貨、ブロックチェーン業界を日本橋からずっと見守ってくださっています。 これをもって、DeFiの代名詞として貸仮想通貨サービスCompound、分散取引所Uniswapが確立された感があるので、Compoundのちょっと詳しめの解説を書いてみました。 なお、数字を使わないざっくり概念説明バージョンは去年の8月に書いているNoteがあります! Compoundでの「金利」計算方法 CompoundというDeFiの仮想通貨Lendingマーケットがあります。 5月11日12:30時点のCompoundのMarket Overviewは以下の通りです。 ETHを貸している人はSupply APYに記載さ
ブロックチェーンの優位性 ブロックチェーンの議論が盛り上がってきましたが、まだまだ理解されてないと思うのでNoteにしました。 ここで言うブロックチェーンとはプライベート・ブロックチェーンを想定していますが、疎結合に関してはパブリックでも同じことかと。いきなり疎結合から話すと、BCの優位性はそれだけかと反論が予想できますが、ビザンチン耐性やImmutabilityはあとで説明するのでお待ちください。 プライベート・ブロックチェーン miyabi 疎結合とは?疎結合とは、細分化された個々のコンポーネント同士の結びつきが比較的緩やかで、独立性が強い状態のことである。疎結合では、個々のコンポーネント同士は相互に連携しているが、相互に依存している余地が少ない。そのためコンポーネント間の連携をあまり顧慮せず、それぞれのコンポーネントを交換したり改良したりするような柔軟な対処を行うことができる。疎結合
日経新聞の一面で取り上げられるまで有名になったステーブルコイン。(価格が米ドルと一致するように設計された仮想通貨(トークン))そしてその代表であるテザー社が発行するUSDT。その発行総額はなんと15,726,312,650 USDT=(約1.6兆円)にもなります。 今回テザー社に財務諸表の開示命令が出されました。今まで触れることができなかったパンドラの箱である、テザーの資産管理がどのようになっているのかが業界が一番興味があるところだと思います。 今回はテザーの疑問に答え、どう解釈されるのかを分析してみました。 訴訟事件摘要書 価格が安定しているステーブルコインUSDTはステーブルコインなので価格は非常に安定しており、米ドルの99.8%から100.4%程度で取引されています。 https://jp.tradingview.com/symbols/USDTUSD/ 命令を出したNYAGはNew
以前のnoteで今暗号資産に興味を持つ人の一定割合は入り口が「DeFi」では、ということを書きました。ここ数ヶ月、特に6月後半くらいからTwitterを開くと「DeFi」「Compound」「DeFiトークン」という言葉が飛び交い、とても楽しそう。。。 今回は、DeFiとは何かについて、今のところのDeFiの代表格であるCompoundを覗きつつ書いてみたいと思います。 株式の信用取引と日証金突然株の話になりますが、株式市場には「信用取引」というものがあります。こちらが東証のホームページにおける説明です。ざっくり言うと、株を借りてきて売ることで、「株価が下がったら利益が出る」状態を作ることができます。 以下、色々な要素を捨象した単純な例ですが、今A社の株価が100円で私が1株借りたとします。借りるときには年間1円の貸株手数料を支払うとします。そして、この借りた1株をマーケットで売ると、株式
誰もが気になる年収と税金。実はビットフライヤーの平均年収は業界トップクラスだと思います。絶賛採用中なのでもっとアピールすべきだと思いますが(笑) 自分の実効税率(便宜的に個人実効税率と呼ぶ。健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税の合計を年収で割った値)を把握していない人が多くいるように感じたので、今回は個人の年収と税金に纏わる数字をビジュアル化いたしました。まずは目で見て現状を確認してみましょう! 年収の分布 まずは国税庁のデータより年収の分布をビジュアル化しました。年収300万円から400万円が最多で17.2%となっています。年収1000万円以上は全体の4.95%です。そして年収2500万円以上はさらに10分の1以下となり、0.33%です。 ※年収1000万から1500万の棒グラフが1000万円より伸びているのは、年収の集計範囲が500万円になったからです。
カルロス・ゴーンさんで有名になったレバノンがデフォルト宣言をしました。レバノンは中東のパリと呼ばれる人口680万人でGDPが5.4兆円(日本の100分の1)くらいの小さな国です。 私はレバノン人と一緒に働いたことがありますが、仕事に関してはフランス人的な価値観の人で、レバノンはフランス人のリゾートになっていると聞きました。 なお、レバノンのデフォルト前の格付け(外貨建長期)はCC(ダブルCフラット)と最悪です。今回はデフォルトとは何かを説明したいと思います。 国債は政府の借金政府は政府としての活動を続けるために、税金として国民からお金を集めますが、それだけでは足りなくなることがほとんどです。その分を国民(企業や外国を含む)からの借金で補っています。具体的には、国債という債券を発行します。例えば、額面1億円の国債を買うとクーポンという金利のようなものがもらえます。クーポンが1%だったとすると
来年のことを言うと鬼が笑うという。では10年先のことを語るとどうなってしまうのだろうか? 私は技術者の立場として、夢ばっかり語るのは好きではないのだが、2019年も終わることだし、たまには妄想を広げるのも許されるだろう。 というわけで今回は今後10年、ブロックチェーンにおいて重要になると思う技術的な課題を語ってみたいと思う。ビジネスとしての展望は加納が語ってくれるだろう(丸投げ)。 これは前世紀の初めにヒルベルトという数学者が、今後100年の数学が取り組むべき23の難題を発表したことのマネをしたい、という個人的なワガママでもある。これも年末ということで大目に見てもらいたい。 タイムリリース暗号 ビットコインの革新的なことの一つは、現実世界と仮想世界をつないだことである。 「ある数字を知っている」というのは現実世界の出来事である。だからそれを人に教えたり、逆に隠したり、システムに記憶させ使わ
レバレッジはボラティリティーを元に決めるのが良い仮想通貨のレバレッジはボラティリティーを勘案するのが良いかと思います。ボラティリティーとは、価格変動の度合いのことです。マーケットが大きく動くと、「今日はボラタイルだったね。」といった会話がトレーダー同士でされます。ボラティリティーによって証拠金を決める方式の一つに、SPANという計算方法があります。 まずは、bitFlyerのページで恐縮ですが、ビットコインのヒストリカル・ボラティリティーをご覧ください。色が3色あって難しいですが、黒い線に注目します。26%から68%くらいを行ったり来たりしています。真ん中は50%くらいでしょうか? https://bitflyer.com/ja-jp/bitcoin-chart?ns=ad01_google_gsem-other_pc_dsa そして、外国為替(FX)もご覧ください。 USDJPY、EUR
最近「M 愛すべき人がいて」(以下「あゆ本」)を読みました。 昔から浜崎あゆみのSURREAL(ヘッダーはこの曲のジャケットとPVにしたかったのですが肖像権的に諦めました)になぜかとても心惹かれるのですが、 あゆ本を読んでその理由が、この歌が「大好きな人と別れて働きマンとしてやっていく宣言」であり 「好きなモノさえも見付けられずに 責任なんて取りようもない 背負う覚悟の分だけ可能性を手にしてる」 が全働きマンへの強いメッセージになっているからだと気付きました。 あゆはこの歌で大好きな人にずっと大好きだけどお別れだよ、一緒に作った「浜崎あゆみ」として生きていくよ、と言っているわけで、その人間としてのリアルな切なさが多くの人の胸を打ったのだと思います。 あゆは大好きな人に手紙を書くために歌い始めたのですが、この曲がリアルタイムの大好きな人へのお手紙の最後か最後から2番目だと理解してます(最後の
前回の投稿に対してコメントを頂いた。曰く「それは公開鍵署名の特徴であって、ブロックチェーンの特徴ではないのでは?」というものだ。コメントにそのまま返信しようと思ったが長くなりそうなので一つのエントリーとして書くことにした。 パラダイムシフトとは? パラダイムシフトという言葉ある。トーマス・クーンが唱えた概念で、ある分野においてそれまでとそのあとで考え方や手法などがガラッと変わってしまう現象のことだ。 物理学ならニュートン力学や量子論、数学なら公理主義的な現代数学、プログラミング言語ならオブジェクト指向など、さまざまなシーンでパラダイムシフトは起きている。 インターネットはパラダイムシフトのいい例だ。インターネットの登場によりコンピュータシステムは「ネットにつながっている」ことが当たり前になった。 通信することが当たり前になったことでスタンドアローンでは考える必要のなかったデータの整合性や、
ブロックチェーンを使えば信頼できる/信頼されなければならないデータ(例えばお金)を扱うことができようになる。ブロックチェーンの魅力といえばまずこれがあげられるだろう。 「信頼」はブロックチェーンにおける根本的な価値であるが、その原理やしくみはなかなか理解されていないのではないだろうか?今回はブロックチェーンにおける「信頼」の仕組みについて考察してみたい。 まずブロックチェーンにおける「信頼」は単純な一つの原理で生まれるわけではなく、そこには3つのレベルがあると考えられる。 1、トランザクションのレベル 2、ステートのレベル 3、ブロックのレベル では順番にみていこう。 1、トランザクションのレベル 最初のレベルはトランザクションそのものだ。トランザクションといってもその形式は様々なフォーマットがあるが、どんな場合でも共通していることがある。 それは「トランザクションには必ず署名(ハンコ)エ
本日付で、新規ビジネス・ブロックチェーン事業に集中するためbitFlyer Holdingsの取締役を退任し、新設子会社株式会社bitFlyer Blockchainの代表取締役に就任いたしました。Satoshiが発明したビットコインに魅了され、日本の仮想通貨(暗号資産)業界の黎明期から規制の議論や業界の発展について皆様と共に歩んで来られたことを本当に嬉しく思います。そして、今後はブロックチェーン技術を応用した新たな市場を創出できるよう、関係各所の皆さまのご指導を頂きながら努力していきたいと考えております。 退任に際し先ずは、bitFlyerをご利用頂いている全てのお客様に心より感謝を申し上げます。レバレッジ取引を含めた世界シェアNo.1の仮想通貨取引所になれたのも一重にお客様のお陰です。bitFlyerは日本、アメリカ、ヨーロッパでのライセンスを取得している世界で唯一の取引所です。今後は
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