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読売新聞や産経新聞などの機密費系新聞を見ていると、「トリチウム水は安全」という論調なのだが、これは二重の意味で不適切である。 まず一つ目だが、海洋放出を検討している処理水は、トリチウムが問題になっているのではない。処理水に含まれている放射性物質はトリチウムが中心ということは正しいが、それを「トリチウム水」と呼んでいるところが間違いの始まりである。 今、放出しようとしている水は、原子炉の燃料棒に直接接触した汚染水をALPSという放射能除去装置(イスカンダルからもらったコスモクリーナーではない)で浄化した水である。これは他国の原発が排出しているトリチウム水とは全く性格が異なる。たまたまトリチウムの含有量が多いだけで、両者を一緒にするのはトイレの便器を洗った洗浄水と、うんこを流した汚水を「同じ水道水だ」といっているのに等しい。 今放出しようとしている水は正確には「放射性物質で汚染された汚染水から
このブログの読者なら僕が競技スキーヤーであることは知っている人が多いと思うけれど、長いこと競技スキーをやってきたおかげで、アルペンスキー以外にもジャンプ、距離スキー、スノボ、カーリングなど、いくつかのウィンタースポーツにも経験があって、五輪も夏季より冬季の方が好きだ。夏の五輪はほとんど観戦しなかったのだが、冬の五輪は観戦を楽しみにしている。 今日はスノボのハーフパイプをリアルタイムで観戦したのだが、このジャッジが酷かった。問題となったのは平野歩夢の2本目と3本目のジャッジである。ポイントは生データが表示されたので、それを転載する。 平野歩夢 2本目 SWE 96 FRA 92 CAN 90 USA 89 JPN 95 SUI 90 平野歩夢 3本目 SWE 98 FRA 95 CAN 96 USA 96 JPN 97 SUI 95 である。参考までに、銀メダルだったScotty James
先日夜中に書いたラーメン評論家に関する記事は、はんつ遠藤さんについてはまだ本人の記事がアップされてない状態で書いたものなので、「梅澤愛優香さんに対する、はんつ遠藤の意見」についていくつか抜粋してコメントする。 梅澤愛優香さんに対する、はんつ遠藤の意見 http://hants.livedoor.biz/archives/52184019.html これ、余談ですが、僕、ラーメン評論家じゃなくてフードジャーナリストなんです。。 余談って書いてあるけれどめちゃくちゃ重要。特に「ジャーナリスト」というところ。評論家はフラットな立ち位置じゃないとフェアじゃないので、特定の店に肩入れするなどはあってはならないはず。僕で言えば、店主と知り合いになった店は評価対象から外している。店で何かご馳走になるとか、店主やスタッフと一緒に飲みに行くとか、論外。これは評論家として当たり前だと思うのだけれど、ジャーナリ
ここ数日、珍しく「ラーメン評論家」という文字がネットで行き交っている。その中にはちょっと首を傾げたくなるような文章もあるので、これを機に、僕の知っていること、覚えていることを書いておく。ほとんどは個人的備忘録である。 「ラーメン評論家」という名前が世の中に出てきたのは1995年ごろで、自称したのは僕が最初かもしれない。当時、僕は三菱総研の研究員で、同僚に評論家がいたこともあって、そのパロディで「ラーメン評論家」を名乗っていた。 この頃、ラーメンファンには3つの個人・ユニットと、一つのネットコミュニティが存在していた。二回目ラーメン王武内伸さん(故人)、三回目・四回目ラーメン王の石神さん、大崎さんが飛竜企画の同僚(市川さん?)と展開していた「東京のらーめん屋さん」、そして、ラーメンメーリングリスト(ラーメンML)である。僕はラーメンMLに所属して、そこで情報発信を続けていた。 ラーメンMLは
朝日新聞にこんな記事が掲載された。 突然の異動でエクセル自習命じられ まじめに働いたのに https://www.asahi.com/articles/ASP9B4SB7P80UPQJ00J.html 以下、少し引用してみる。 横浜駅の近くにあるビルの一室。日立製作所の系列会社に勤める50代女性は、むなしさを押し殺してパソコンに向き合っていた。 上司から命じられているのは、表計算ソフト「エクセル」の自習だ。テキストを見てダミーの図や表をつくり、計算をくり返す。 僕は有料部分は読んでないのだが、無料部分だけを読んでみても、「この人がかわいそう」と感じる人と、「会社も大変だな」と感じる人と二通りいると思う。僕は後者だ。 書かれていることは、いわゆる「追い出し部屋」の様子である。 会社で活躍の場をなくした人は、組織にとってはがん細胞なので、取り除かないと現場の士気に関わってくる。「がん細胞とはひ
まず最初に知っておかなくてはならないことは、木下喬弘という医者が自民党支持、政府支持の党派性をもった人物であるということだ。これまでも木下は政権を擁護する立場から偏った情報発信を続けてきている。 さて、今回もそういう偏った主張をツイッターで展開していたので、木下の一連のつぶやきを読んで「そうなんだー」と思ってしまった人たちに向けて注意を促しておく。 今回、木下が問題とした朝日新聞の記事がこちらである。 接種後に30歳息子が死亡、涙ぐむ父 因果関係は不明 https://www.asahi.com/articles/ASP805TR7P80PITB006.html 新聞記事は後日リンク切れを起こすことがよくあるので、木下が問題視するあたりを引用しておく。 父親は、使用見合わせとなったワクチンのロット番号が長男のものと同じと知り、「信じられなかった」という。「死因はワクチン以外考えられない。な
菅義偉内閣はさすがにもうダメではないか。安倍晋三が酷すぎたので、さすがにあれ以下ではないものの、所詮は腐り切った自民党の内閣である。コロナ禍には明らかに力不足である。 現在、コロナ対策として考えられる手段は、 (1)人流を減少させる施策 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令 入国制限 補償を考慮した上でのロックダウン (2)現状把握 感染経路の把握 検査拡充 (3)医療施設の充実 重症の感染者を収容する施設の確保 軽症の感染者や家族が療養できる施設の確保 濃厚接触者を隔離できる施設の確保 (4)人材確保 医師、看護師の確保 (5)治療 対症療法 投薬 (6)予防 ワクチンの確保と接種 (7)基準の明確化 入院、退院の基準を明確化する 医療崩壊の基準を明確化する (8)研究・開発 薬品開発 ワクチン開発 ぐらいが考えられるのだが、菅義偉がやっている有効策は主にワクチンだけである。緊急事態
多分世界で最初のとんかつ評論家 元木一朗のブログ Return of the まにあな日記 〜ラーメン評論家としては世界で二人目〜 2021年06月22日 一日100万回が聞いて呆れる それで、これから捏造が始まります(苦笑)。ヒントは、「後日増加することがあります」という文言。 Posted by buu2 at 18:33│Comments(0) │日記│ Tweet 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: このページの上へ▲
内容以前に、この映画についてはポイントでの鑑賞も、割引での鑑賞もできず、1900円という世界的に見ても異例なほど高額な料金設定であることに不満を感じる。個人的には、本作につづく2作を鑑賞するかどうかは非常に流動的だ。 さて、映画。原作がある作品なので、ハサウェイが最後にどうなるかはガンダムファンの多くが知っている。それをどうやって3分割して、興味を持たせ続けるかが大きなテーマになっている。一作目を観た感じでは、展開のスピードは遅く、戦闘の数も少なく、ガンダムシリーズとしてはかなり間延びしている。しかし、人間模様の描写はかなり濃密で、脚色で見せているところは高く評価できる。つまり、ガンダムシリーズというよりアニメ作品として質が高い。 質が高いのは脚本だけではなく、まず美術面が素晴らしい。特に海の表現などはとても良かった。ちょうどエヴァの3回目を観たところなのだが、エヴァと比較しても物の質感は
僕が国立健康・栄養研究所の運営している『「健康食品」の素材情報データベース』をブログで紹介したのは2011年ぐらいが最初のようである。たとえば次のようなエントリーにおいて、このデータベースを参照している。 二日酔いについて考える http://buu.blog.jp/archives/51267844.html サプリメントなんて、もう要らないかも? http://buu.blog.jp/archives/51302163.html 科学的には、コラーゲンは効かない http://buu.blog.jp/archives/51368896.html 特に二つ目のエントリーでは それにしてもこの「健康食品」の安全性・有効性情報というサイトは素晴らしい。このサイトを運営している独立行政法人国立健康・栄養研究所は偉い。 と絶賛しているのだけれど、このサイトに水素水について掲載されたとj-cast
現在、農林水産省は下記の案件についてパブコメの募集をしています。 遺伝子組換えセイヨウナタネ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集について http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001448&Mode=0 このパブコメに対して、「反対の意見を投書しよう」という呼びかけがツイッターの中でなされています。 この呼びかけ自体は別に構わないのですが、多くの人が「パブコメ」に対して誤解をしているようです。パブコメとは、アンケート調査や意識調査とは全く異なるものなので、同じような意見や、科学的に結論が出ていることに対していくら「科学的に見えるようなアプローチ」で意見を書いても全く無駄作業になります。私は実際に経済産業省の課長補佐としてパブコメの処理をした経験があります
簡単にいえば、国産で開発できる会社、研究施設がないからである。 ワクチンに対する潜在的な忌避感情も存在するが、そもそも、開発できる場所がない。では、場所を作れば良いという話になるのだが、これは簡単な話ではない。まず、現在主流になりつつあるmRNAワクチンの製造はすでに特許で雁字搦めになっていて、簡単に事業者が利益を得られる構造にはなっていない。古い技術はmRNAワクチンに取って代わられる立場で、今更研究してもそれほどうまみがない。では、mRNAワクチンよりも先進的なワクチンなり、治療法なりを研究してはどうか、ということになる。それはもっともだが、日本には金がない。これはバブルがはじけて以降、ずっと続いている現象で、景気回復以外に手はないのだが、安倍晋三や菅義偉には無理だ。残念ながら手遅れとしか言いようがないのだが、では、そういった状況を生み出した原因はどのあたりにあるのか。 一丁目一番地に
ここ数日、テレビを含め、尾身茂はGoToに対して否定的な見解を述べている。たとえば産経ではこんな感じで発言をまとめている。 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は6日のNHK番組で「『Go To トラベル』も含め、人々の動きと接触を短期間に集中的に減らすことが感染を沈静化するために必須だ」と述べた。 出典:新型コロナ対策 尾身・分科会長「Go Toも含め、人々の動きを減らすことが必須」 https://www.sankei.com/politics/news/201206/plt2012060003-n1.html これは、掌返し以外の何ものでもない。なぜなら、尾身茂は、7月にこう発言しているのだ。 新型コロナ対策分科会・尾身茂会長「旅行自体が感染を起こすことはないですから、もしそれが起きていれば日本中は感染者だらけ」 出典:尾身会長「旅行自体に問題はない」との見解 htt
新型コロナ肺炎に関して、ダイヤモンド・プリンセス号における対応について、岩田健太郎さんと高山さんのやりとりが公開されている。きっかけとなった岩田さんのYouTube動画は岩田さんによって削除されてしまったのだが、書き起こしが残されている。 【書き起こし】岩田健太郎さんのYouTube動画「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」の書き起こし https://anond.hatelabo.jp/20200219050922 そこそこ長文なのと、一部誤認識だったと判明したところがあるので、そこをトリミングした上で、時間がない人のために要約すると、次のようになる。 DP号の中の方から「すごく怖い」「感染が広がっていくんじゃないか」と私に助けを求められ、入船できないかを打診した。 2月17日、厚労省で働いている某氏から電話が来て、「入ってもいいよ」
20−30ぐらいにまとめていく予定。第一回は「仕事」について。 米国に来た直後、移民向けにメリーランド州が無料で提供しているキャリア・サポートの授業を受けてみたのだが、一番最初にジョブとキャリアの違いについてみっちり教えられた。ジョブとキャリアの違いについてはこちらに記述したのだが、 ジョブなのか、キャリアなのか、それが問題だ http://buu.blog.jp/archives/51550277.html ジョブ・キャリアの分割と、高度プロフェッショナル制度 http://buu.blog.jp/archives/51550477.html 日本人はこれらの切り分けが不明確である。おかげで、ジョブの人間もキャリアの人間も、みんなが不幸になっている。 米国では、社会人にジョブとキャリアの違いをきちんと説明する。そして、お金が欲しければ勉強して賃金の良い仕事につくか、キャリアとして働いてス
東京医大の女性差別問題について。僕自身も約20年ほど前、東京医科歯科大学の入試で年齢差別と想像される差別で不合格とされた経験がある(センター試験で821/900、二次試験は小論文と面接のみ、予備校の合否判定ではA判定にも関わらず不合格)ので他人事ではないと思って注目しているのだが、その中で、 同大出身の女性医師が結婚や出産で離職すれば、系列病院の医師が不足する恐れがあることが背景にあった 出典:https://www.yomiuri.co.jp/national/20180801-OYT1T50132.html という指摘があった。アホか、離職しなくても済むような環境を整備しろよ、と思うのだが、ここでは女性のおかれた環境を直接的に嘆くのではなく、あえて「産休が長すぎるのでは?」という問題提起をしてみたい。N=1なのが残念だが、我が家がちょうど2ヶ月前に出産したので、その経験をもとに書いてみ
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