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HOME 【追悼】マルチェロ・ガンディーニが若者に伝えたい大切なメッセージ|トリノ工科大名誉博士号授与セレモニーでのスピーチを全文掲載 人生の恩師 マルチェロ・ガンディーニを偲んで… 世界中のクルマ好きを魅了した天才デザイナーが2024年3月13日、永眠した。去る1月12日、トリノ工科大がマルチェロ・ガンディーニに機械工学の名誉博士号を授与したばかり。セレモニーには元気な姿をみせ、学生や関係者を前に講演されたばかりだったというのに。 その内容は私たちスーパーカー好き・クルマ好きはもちろんのこと、前途洋洋なる若い人たち〜特に自動車産業を目指す人たち〜にぜひ読んでほしいものだった。ここに改めてガンディーニ博士の講演全文を掲載し、一人でも多くの人にMG最後のメッセージを伝えたいと思う。 私はスーパーカーブームに出会って人生が決定づけられた。そしてスーパーカーブームとはランボルギーニ・カウンタック
『THE MAGARIGAWA CLUB』 そこにはモータースポーツやサーキットなど、競技を連想させるワードは含まれていない。それは2022年末に千葉県南房総市に誕生する、アジア初となる本格的な会員制ドライビングクラブである。手掛けるのは1861年に創業し、1964年の輸入車取扱い開始から、日本における真のラグジュアリーカーライフを担ってきたコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドである。果たしてそこはどのようなクラブになっていくのか。国内外の様々なコンクールの審査員に招かれ、世界における上質なカーライフを見続けてきたカーデザイナー中村史郎氏に、まずそのコンセプトをお聞きいただき、その後現地で視察をしながらTHE MAGARIGAWA CLUBへの感想を伺った。 成田や羽田といった国際空港から1時間。身一つで行って、すぐに愛車での走行を楽しめる。その日の夜に、銀座でディナーもできる。そんな
眠れる森の美女?自動車が出入りできるスロープがない居室で、実車のトヨタ2000GTが30年以上もの長い期間、大切に大切に保管されていた。一体なぜ、そんなことが起こったのだろうか? 「バーンファインド(Barn Find)」という造語をオクタン日本版が紹介したことで、現在のようなクラシックカー人気に火が点いたと私たちは考えている。バーンファインド、直訳すれば「納屋で発見された」である。多くの車はガレージに仕舞い込まれたまま長い年月を過ごしてホコリがたまり、やがてボディにはサビが浮き出て、内装はカビやシミなどでひどく傷む。もちろんそのような状態が機械としての自動車に良い影響があるはずはないのだが、それでも絶滅した恐竜の化石を発掘したような妙なインパクトを観る者に与え、やがてその希少な印象が骨董品のようにクラシックカーの相場を引き上げる。おかしな時代である。 さてここで紹介する車は、ガレージに普
少し時は遡るが、イギリスからラグビーワールドカップの応援に駆け付けたご夫婦がいた。マーク・ファウエルさんと奥様のスーさんである。乗ってきたのは1997年ランドローバー・ディフェンダーだが、もともとはミリタリーで使われていた救急車のストレッチ仕様。それを3年前に購入してキャンピングカーに改造をしたらしい。 彼らの家から日本に住む兄のサイモンさんの家まで、ドアtoドアで27,835㎞を走破した。道中80%はキャンピングカーで寝泊まりし、他は小さなゲストハウスなどを利用したという。5月1日にロンドンを立ち、9月1日に日本に到着した。ちょうど4カ月掛かったことになる。 トラブルはあったのかと尋ねたら、「いや、たいしたことはない。パンクと、クラッチとブレーキの故障くらいさ」と軽くのたまう。詳しく聞くとロシアではタイヤが二つ同時にパンク。サジキスタンの高い山の上ではクラッチペダルがペタペタになってしま
ここに掲載したような"残骸"が自動車専門誌の誌面に登場することは希だ。だからといって、あまりに醜いからと目を背けないでいただきたい。"残骸"どころか、今や世界一の自動車製造会社となったトヨタ自動車の人々にとっては、自社のルーツを明らかにする重要な"生き証人"なのである。地球の果てまで旅しても探し求める価値を持つ1台といっても、決して過言ではないだろう。本稿は地球上に1台かもしれないクルマを発見した人々のストーリーである。 ロシアからの便り 第一報は2008年春のミッレミリアの開催中に、ローマン自動車博物館(オランダ・ハーグ)の館長、ロナルド・コーイマンズに届いた。 「古いトヨタ車についての情報を持っている。おそらく貴方は興味を持つだろうが、売り手の提示額はあまりに巨額だ……」と。 情報をもたらしたのは、同じオランダのあるクラシックカー・ウェブサイトの運営者であった。話を聞いてみると、その"
27リッターV12航空機エンジン、公表出力1000bhp、 1.28km/Lの燃費。人々がこの車をビューティではなくビーストと呼ぶのも頷ける。 マスタング・マッハ1を引き延ばしたかのような車が、太陽の中からバトル・オブ・ブリテンのような不気味な音をたてて現れた。ロンドン・ビギン・ヒル空港からほど近いこの場所に相応しい登場だ。耳障りな音と濃いエグゾーストガスを撒き散らしながら、轟音を響かせてパドックに入ってきた。その異様な外観だけでなく、ボンネットを開け、そこに押し込まれた第二次大戦の名機、スピットファイアのV12エンジンを見ると、この車の本当の恐ろしさに気付く。 ロールス・ロイスには迷惑な挑戦 この醜いモンスターは長いあいだ行方不明だった。オーナーのジョン・ドッドは、この車をロールス・ロイスと勝手に名乗ったことで、同社との間で著作権問題を起こし、その後、スペインに移住して40年以上、このビ
コーンズ・モータースがシンガー・ヴィークル・デザインの正規代理店契約を新たに締結 シンガー・ヴィークル・デザイン(以下、SVD)は、ポルシェ911(964型)をベースにビスポークのレストアを行う会社だ。自動車の生産を行うのでもなければ、販売を行うのでもない。いわゆるレストモッドを手 ... 「夢のような時間」を仲間とともに|RALPH LAUREN Tour d’Eleganc ... 世界各地で開催されるクラシックカーのツアーは数あれど、ラルフ ローレンが主催する「RALPH LAUREN Tour dElegance Japan(ラルフ ローレン ツールデレガンスジャパン)」は独 ...
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