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#MeToo後の社会の多様性やジェンダー平等について2021年から約1年、米ロサンゼルスで研究した朝日新聞の伊藤恵里奈記者による連載・Beyond Gender。今回のテーマは映画の字幕について。何げなく眺めているけれど、作品理解には欠かせない字幕。そこでのジェンダー表現について考えてみました。AIという「黒船」も到来し、映像翻訳の世界も新たな局面を迎えているようです。 私は2021年から22年にかけて、「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスや、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキスなど多くの名監督を輩出した南カリフォルニア大学(USC)映画芸術学部で学ぶ傍ら、実は新たな挑戦をしました。 映像翻訳、つまり外国映画やドラマにつく日本語字幕の制作について学んだのです。 ジェンダーの観点から、かつての映画やドラマにあった「~だわ」「~だぜ」といっ
主演作品が次々にヒット、この先も大河ドラマなどの主演が決まり、いま波に乗る吉高由里子さん(34)。この秋、2016年以来となる舞台に挑戦する。新人女優の死をめぐる映画監督と女優たちとの愛憎を描く『クランク・イン!』。映像作品とはひと味違う「生の空間」で、観客と同じ時間を共有する舞台に対し、吉高さんが抱く思い、俳優という仕事へのスタンスなどを聞きました。 「なんだったんだろう、この役」では終わりたくない ――『クランク・イン!』は、吉高さんにとって6年ぶりとなる舞台です。舞台作品についてどのような印象を持っていますか? 吉高由里子さん(以下、吉高): 映像作品とは、また感覚が全然違いますよね。例えば連続ドラマは週に1回放送されるので、次の回が流れる時間まで、ドラマを観ている皆さんの中でキャラクターがそれぞれ育まれているような感覚になると思うんです。連続ドラマで10回とか同じ役をやっていても、
6年ぶりとなる舞台『クランク・イン!』を始め、2023年1月クールの連続ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)、そして2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』と、主演オファーが引きも切らない俳優・吉高由里子さん。スクリーンデビューから16年のキャリアを経て、34歳の今、女性として思うこと、その生き方などについて伺いました。 不用意に人を傷つけることで、自分も傷ついていた20代 ――吉高さんは今年34歳。5年ほど前のインタビューで、「26歳から28歳の3年間は30代の輪郭を作る期間だ」とおっしゃっていました。 吉高由里子さん(以下、吉高): 口先だけでそんなことを言ってる……。その頃の私、朝ドラの『花子とアン』が終わって2年間休業して、ずっと海外を飛び回って遊び呆けていた時期なんですよ。だから、ちょっとその頃の私に「黙れ」って言ってあげたい。「何が輪郭じゃ」って(笑)。 ――30代半ばになって
スポーツから報道へ――。30歳になり転機を迎えたフジテレビアナウンサーの宮司愛海さん。自らを“不器用”と評する宮司さんが、仕事やプライベート、様々な葛藤について、ありのままの言葉で語ります。お届けするのは毎月第4火曜日です。 外で遊んだり、本を読んだりの子ども時代 暑さ厳しい折、いかがお過ごしですか。この度、連載をさせていただくことになったフジテレビアナウンサーの宮司愛海です。 6月までtelling,で連載の小澤陽子と同じ入社8年目。4月からはこれまでのスポーツから担当が変わり、月曜と火曜の「FNN Live News days」(昼11時30分)のキャスターを務めているほか、「潜在能力テスト」(火曜夜7時57分)の進行をしたり、特番に出演したりしています。 そんな私は10月から――というのは最後にお話ししますね。 福岡市で生まれた私は、3人兄弟の長女として育ちました。自宅付近は今でこそ
走り抜けたTBS時代 ――2021年2月に8年勤めたTBSを辞められました。振り返っていかがですか。 笹川: 長年勤めた会社を辞めたのは短期的な判断ではなく、自分としっかりと向き合う時間を取るためです。仕事に関しては今もTBSによく行きますし、在籍時代からの繋がりで発生するものも数多くあります。退社したらこれまでのご縁は切れてしまうのかなとも思っていたので、とても嬉しいです。TBSでの8年、壁にぶつかり続けながらではありましたが、自分なりに走り続けることで、何事にも変え難い一生信頼できる仲間がたくさんできましたし、経験も積むことができました。 ――入社後、制作局に配属された笹川さんは「美人すぎるAD」と話題になり、14年4月にアナウンス部に異動。大きく騒がれました。 笹川: ADを1年間したことは貴重な経験でした。最初からアナウンサーをしていれば、見えない景色がありますから。ADとして必要
ちょっとモヤモヤした気持ちになったとき、読んでみてください。いい意味で、心がザワザワするフォト&エッセイ。今回は昨年から欧米で話題になっている「トキシック・マスキュリニティ(有害な男らしさ)」について。これは、男性に男らしさを押しつけることを問題とする考えで、議論のトピックにもなっています。ルリコさんが考える、「○○らしさ」に縛られない幸せな生き方とは。 ●Ruru Ruriko ピンク 44 おすすめ記事をお届けします!【telling,メルマガ登録】はこちら! 前回はこちら:イギリス・ロンドンでオススメの最新フェミニズムスポット みなさんは「男らしさ」と聞くとどのようなことを思い浮かべるでしょうか? 涙を見せない、たくましい身体、セックスや下ネタが好き、女性を守ってくれる、食事は男性が奢るべきなどはよく例に挙げられます。 こういった「男は男らしくすべき」というプレッシャーを『トキシック
10年間にわたり出演を続け、メインキャスターも務めた「WBS」(ワールド・ビジネス・サテライト)を卒業したテレビ東京の相内優香アナウンサーは今春から「Newsモーニングサテライト」(モーサテ・平日朝5時45分~)の月曜から水曜のメインキャスターを担当しています。昨春から通う大学院と仕事の両立、生活の変化や番組への思いなどについて伺いました。 続きはこちら:テレ東・相内優香さん、大事なのは“やってみなはれ”の精神。「始めるのに遅すぎるということはない」 激変した生活、これまでより体のケアを重視 ――夜11時から生放送のWBSから、朝5時45分開始のモーサテへ。生活にも大きな変化があったと思います。 相内優香: WBSの時は深夜に寝る生活でしたが、今はモーサテがある月曜から水曜は深夜1時に起きています。でもモーサテに出演しない週の後半は深夜に寝る生活になりがち……。だから日曜に必然的に身体をリ
ハリウッドでアジア系米国人(アジア系)の監督や俳優の活躍が近年めざましい一方、米国ではアジア系への差別や暴力が頻発。背景には新型コロナと中国との関連を過度に強調したトランプ前大統領の存在もあるとされていますが……。ハリウッドの現状も含めてロサンゼルスから伊藤恵里奈記者の報告です。 Beyond Gender初回:性的シーンの撮影で俳優をケア。#MeToo後、高まる「インティマシー・コーディネーター」の需要 日本では? 「知っているアジア系米国人は?」の質問、最多回答は… アジア系に対してはステレオタイプな印象が強く、加えて女性の場合はジェンダーと人種の複合差別にあっている――。アジア系の地位向上を目指す団体「LAAUNCH」が、今年春に実施した調査で明らかになりました。 「知っているアジア系は?」という問いに対しては、回答した2766人の中で、最も多かった答えが「知らない」で42%に達しま
セックスやヌードをともなうドラマや映画の撮影現場で、俳優の心情や演技面での不安をケアしながら、より質の高い映像を撮れるよう調整する専門家、インティマシー・コーディネーター(IC)の需要が高まっています。米ロサンゼルス在住で業界団体「IPA」を設立した先駆者のアマンダ・ブルーメンソールさんや、米国を拠点に活動する俳優の香里菜知子さんに、現地滞在中の伊藤恵里奈記者が話を聞きました。 アメリカで導入が進むインティマシー・コーディネーターの“役割” 英語のインティマシー(Intimacy)は「密接な、親密な」という意味で、愛を交わす行為や遠回しなセックスを指します。撮影現場では、セックスやキス、裸になるといった身体の露出や接触のある場面を「インティマシー・シーン」と呼びます。 米ハリウッドでは2017年、大物映画プロデューサーによる性的暴行が告発されたのを機に、#MeToo運動が起きました。 IC
お笑いにおける「容姿いじり」とは一体何なのか……? いじめ? それともかわいがり? 何となくモヤモヤしてしまうこの問題をドイツ人のマライ・メントラインさんに聞いてみました。 記事末尾でコメント欄オープン中です! 「イジる」とは「遊ぶ」と「いじめる」の間に位置する 3時のヒロイン福田麻貴が「容姿イジリのネタを捨てる!」とSNSで宣言し、それが『ワイドナショー』(フジテレビ/日曜朝10時〜)等で取り上げられ話題化したことで、世間は妙にザワついた。 その理由の一つに、彼女の主張はあくまで「売れるか、ウケるか」という市場原理をベースとしたものであり、世間が勝手に期待しているモラル・ポリコレ的な文脈を微妙に外した形でうまく纏めていた、という点が挙げられるだろう。 よって世間はある意味、各種の渇望だけを掻き立てられることになった。 その一つに「イジり」とはそもそも何か、それって許されるのか否か、という
「乃木坂46」のメンバーとして活動する山崎怜奈さん(23)にはラジオパーソナリティの顔もあります。出演するTOKYO FMの「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(だれはな)」(月~木曜・午後1時~2時55分)でのトークは好評で、偶然聴いた有吉弘行さんも自身の番組で絶賛するほど。ラジオへの思いなどを山崎さんに伺いました。 ――有吉さんは「どういう人生を送ったら、あんな上手にできんのかな」と山崎さんについて語っていました。 山崎: そのように言っていただけて、本当にありがたいです。知りたがりの子どもで、本を積極的に読んでいました。ただ、中学の3年間は勉強漬け。高校1年生から乃木坂46に入ったので、そこからはタレント活動と学業の両立の日々がはじまり、大学受験。大学を卒業したのが昨年です。 トークのスキルとかは全然…。中学へ入学するまでは本当に人と話すのが得意じゃなかったです。神経質というか、そう
元テレビ金沢アナウンサーで現在、telling,で「マヨ子が通る!」を連載中のフリーアナウンサーの北村まあささんが今春、テレビ東京系の報道番組「WBS」(ワールド・ビジネス・サテライト)を卒業します。5年出演した番組への思いを、北村さんが漫画で描きます。 さよならトレたま日記 北村まあさが振り返るWBSの5年間 北村さんの連載「マヨ子が通る」はこちら 最新回:相内ユウカとTV局を見学!? 前回:あの有名女子アナと遭遇? 前々回:誰のためのバレンタイン? 北村さんの連載「マヨ子が通る」の近作はこちらから 昼のニュースの“トラップ”にマヨ子は? マヨ子のライバル? “かも音”登場! 久々の全国放送 マヨ子よ爪痕残せ! これまでの「マヨ子が通る」もどうぞ 0話の「マヨ子参上」です とある県で大事件?「マヨ子が通る#1」はこちらから 天気予報、その前に…「マヨ子が通る#2」もどうぞ 食レポめざし猛
朝の連続テレビ小説「さくら」や大河ドラマ「篤姫」(ともにNHK)の脚本などで知られる田渕久美子さんは、女性の生き方を支援する「女塾」も主宰しています。そんな田渕さんから20~30代の女性へのアドバイス。10都府県で緊急事態宣言が継続されるなど、コロナ禍の収束はまったく見通せません。外出自粛で“出会えない”今だからこそ、男女の関係について考えを巡らしてみませんか。 “特別な日”だからこそ・・・ 【田渕久美子が説く#1】はこちら:「出会い」のために、もっとわがままになろう! 【田渕久美子が説く#2】もどうぞ:素敵なその人と出会うための究極の方法とは? 今日はバレンタインデー。 その由来には諸説あるけれど、わが国では、女性が想いを寄せる男性にチョコレートを渡し、愛の告白をする、なんてのが、まあ、一般的ですよね。この習わし(?)は私が中学生の頃から始まり、当時は、クラスの女子たちと、男子に不二家の
「ミサンドリー」(男性嫌悪)という言葉をご存じですか? 自分は、あらゆる女性差別に声をあげる「フェミニスト」だと思っていたら、いつの間にか「ミサンドリー」になっていた――。今回は、そんな、ある女性の話です。 ●telling, Diary ―私たちの心の中。 近年の、ブームともいえるフェミニズムの盛り上がり。夫婦別姓が盛んに議論されたり、日本でも韓国のフェミニズム文学「82年生まれ、キム・ジヨン」が大ヒットしたりと、ここ数年で社会のジェンダー意識が変わっている気がします。それは「こんなのおかしい」と声をあげた多くの女性や、フェミニストの方々の活動の“たまもの”だと私は思います。 一方で、まれに耳にするミサンドリー(男性嫌悪)とフェミニズムというのは全くの別物です。ミサンドリーは男性への憎悪感情から男性差別をする人のこと。フェミニストは社会における、あらゆる性差別から、女性を解放し、その権利
モデル、ラジオパーソナリティ、エッセイストなど幅広く活躍しているフリーアナウンサー宇垣美里さん。11月18日に、『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』(小学館)を出版します。自他共に認めるコスメオタクの宇垣さんに、日々のメイクのこだわりや、初めて化粧した時のことなどを聞きました。 【画像】宇垣美里さんの撮り下ろし写真 “定番メイク”はない。自分が変わることが楽しい ――出版にあたって、率直な思いを聞かせてください。 宇垣美里さん(以下、宇垣):お話をいただいた時は「需要があるのだろうか…」と思っていたのですが、編集者の方やメイクさん、マネージャーさんたちと話しながら一緒につくった結果がギュッと詰まったものになりました。その試行錯誤の過程が、すごく楽しかったですね。 ――本をつくる中で、何か気づきはありましたか? 宇垣 :私って“定番メイク”がなくて、「こうじゃなきゃ嫌」みたいなこだ
関西テレビで10月24日に放送されたバラエティー「胸いっぱいサミット!」で、タレントのデヴィ夫人が「不妊の9割9分は堕胎が原因」などと発言し、事実に基づかない発言で女性たちを傷つけたとしてSNSなどで批判を浴びました。産婦人科医の遠見才希子さんは、「発言に科学的根拠はない」とする一方、日本における中絶手術のあり方にも警鐘を鳴らします。 生放送の番組の中で、デヴィ夫人は「(不妊の)ほとんどの原因、9割9分は堕胎です」「前に付き合っていた男の人とそういうことにあって、堕胎しましたということを言えないじゃないですか、女性は。隠してますよ。全員が」などと発言しました。この発言は、科学的根拠が全くなく、完全に誤りです。 ※デヴィ夫人は番組途中で発言の一部について謝罪。進行役の同局アナウンサーが「先ほど、不妊治療の保険適用拡大の話題について、事実と異なる発言がございました。不快な思いをさせた方々におわ
ハロー!プロジェクトの中でも特に柔らかい雰囲気を感じさせる「つばきファクトリー」。デビュー5周年の節目を迎え、ますます活躍の場を広げようとしています。今回お話をうかがったのは、谷本安美さん。個人のInstagramアカウントからも美意識の高さが垣間見えます。前編では、谷本さんがいまハマっているものやコロナ禍での活動で考えたことなどを聞きました。 ●ハロプロが私たちを救う!#04-1 前回はこちら:モーニング娘。'20・牧野真莉愛さん「道重さゆみさんはずっとかわいいし、私の憧れ。アイドルには年齢がないと思っています」(前編) 【画像】谷本安美さんの撮り下ろし写真 「失敗は成功のもと!」いつでもポジティブで明るい存在 ――ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)には、モーニング娘。'20をはじめとしてさまざまなグループが所属していますが、その中でも「つばきファクトリー」はどんなグループでしょうか
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