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un-deux-droit.hatenablog.com
あちこちオードリーにオリエンタルラジオがゲストで登場していた。流し見のつもりだったのに、あっちゃん(中田敦彦)の言葉が今の自分に刺さりすぎて、いつの間にか目が離せなくなった。そして、TVerで2週目を見てしまった。 オリエンタルラジオといえば吉本を退社して以来、地上波で見る機会がすっかり少なくなったが、YouTubeを根城にして自由に活動している。この番組でもテレビの世界やお笑い業界の歪みについて言いたい放題言っていた。 「いい子にしていればいつか自分の番(冠番組)が来ると思っていたかいつまでも来ない」 「ベルトコンベアがおかしなことになっている。(新陳代謝がされず)中間で廃棄されている。会長社長がいつまでも変わらず部長ばっかりが入れ替わってる感じ」 「(新陳代謝がされないせいで)30年前のお笑いが未だにオモロイと言われている。ビートルズが流行ったあとにマイケル・ジャクソンが出てきて、マイ
LINEマンガで名探偵コナンが18巻まで無料で読めるという広告を発見。実家に帰れば70巻くらいまで単行本の形で残っているけれど、なかなか帰ることもないし、帰ったときにわざわざ読むこともないので、ついインストールして読みふけってしまった。ストレスのある仕事が控えている週には、どうしてもこういう現実逃避に走ってしまう。 コナンは実際、18巻まででよいと思っている。灰原の登場までがクライマックスで、あとはよく覚えていない。逆に18巻までは死ぬほど読み返したので、今でも出だしを読めばだいたいの結論を思い出せる。そして自分の女性の好みはコナンで形成されていることにも気づいた。私は今、蘭の母さんみたいな人と結婚して死ぬ思いをしている。 大人になって読むと、毛利小五郎が37歳設定(今の自分と同世代?!)だったり、20代前半で社長とかゴロゴロいたり、とにかくスペックから推測される年齢よりずいぶん若いキャラ
komachi.yomiuri.co.jp この発言小町のコメント欄を読んで癒されている。 妻が絶賛排卵期中で、些細な雑談の行き違いや捉え違いレベルで火が付いたように怒り狂う。もうこんな日が4日連続で続き、さすがに自分も限界が来て、つい口答えしてしまった。排卵期なのをあなたもわかっているはずで、だからこの行き違いと怒りの分量のアンバランスは客観的に受け入れられないレベルであり、あなたの言い分や受け止めがすべて正しく、私の言い分や受け止めがすべて間違っていると延々と言われ、人格や育ちやルーツの中傷を浴び続け、出口のない悪口のスパイラルに巻き込まれ、「私の生理現象のおかげで子どもを授かるという恩恵を受けた夫として、私の言い分を全て受け止めるのは当然の責務」と考えるあなたの 強固な自己正当化はもうたくさんだ。そう思わず口走った。すると家の中のありったけのものを投げつけてきて、殴る蹴る、しまいには
自分は昔から「モノづくり」はやらないが、「コトづくり」に関しては割と熱中してしまうところがある。 新しいサークルを作ったり、既存の組織の中に新たな機能を持たせたり、プロジェクトを立ち上げたり、イベントを開催したり、というものだ。形あるものではないので、名前を刻むことができるわけでもないのだが、言い出しっぺの「あんどう」の名前は立ち消えたまま、いつのまにか定着し、伝統になっている「コト」というものが、今まで携わった様々な集団や組織に息づいていたりするのを一人眺めるのが人生の趣味になっている。 今勤めている会社でも、昨年4月から自分が言い出しっぺになって、新規事業を立ち上げた。事業の概要は控えるが、BtoBしかやってこなかった当社で初めてのBtoBtoC領域への参入。1年間の売り上げは全社の0.5パーセント程度だけど、順調に契約顧客数が増え、周辺の既存事業への波及効果も生み出すことができた。会
珍しく会社の代表メールに問い合わせが来た。聞けば、業務効率化セミナーの問い合わせらしい。担当エリアの顧客だったので、記載の電話番号に折り返しの電話をかける。 「早速折り返しありがとうございます。」担当は女性だった。「ご要望の背景教えて」と尋ねると、担当者はこう答えた。 「女性社員は家庭と仕事の両立に大変な思いをしていて、業務効率化するヒントを得て少しでも助けになれば、と。」 うーん。これは筋が悪いぞ。ただでさえこの国の女性は既にいっぱいっぱいで働いている。そこにさらに効率化せよ、と負荷をかけたら破裂してしまうんじゃないだろうか。私は、差し出がましいとは思いながらも、率直にその懸念を伝えた。 「聴いた限りではもう目一杯女性は頑張っているように思います。もしかしたらパートナーを含めた男性がもっと配慮したり頑張って解決すべき問題なんじゃないでしょうか。このまま効率化のセミナーを実施すれば、もしか
「男女共同参画白書 令和4年版」の内容が話題になっているので、一通り目を通してみた。 https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/pdf/r04_tokusyu.pdf ニュース記事だけ読んで軽々に反応するのではなく原典にあたってみると、100ページを超える大作で、話題になっている「20代独身男性デート未経験4割」の記述は、ほんのごく一部の要素でしかないことがわかる。 白書で言及されている他の内容について言及しようと思ったが、すでにメディアのプロがまとめていたので引用にとどめる。 私の関心はやはり「釣り」の思惑通り、「20代独身男性デート未経験4割」にある。国勢調査によると20代男性で独身者の割合が約7割ということで、28%の20代男性がデート未経験ということになる。結婚を望まないとか、今恋人がいないというのはわかる
先日本屋を徘徊していて発見した本。私は真面目なので、妻に「お前は発達障害グレーゾーンだ」と言いがかりをつけられても、一応その可能性を客観的に判断しようとする理性はあるのだ。 この本を読むと、一口に「発達障害」と言っても、その意味するところは恐ろしいほど様々なバリエーションを含んでいると言うことがわかる。「お前アスペだろ」「自閉症か」「サイコパスめ」「ADHDっていうんだぜそう言うの」「まじあいつコミュ障」などなど、素人が聞き齧っただけの用語を無責任に使い回して悪口を言っている場面は散々目にしてきたが、そうやって人のことを蔑視していた人間が果たしてその特徴の違いを精緻に理解していただろうか、という気持ちになった。一読しただけでは何が何やらかえってわからなくなるくらいだ。 自分は何に該当するかなと思いながら読んでみたところ、私は回避性愛着スタイルが一番高いかなと感じた。そしてむしろ妻が自閉スペ
期末の査定で最高評価がつき、人生で初めて100万超のボーナスをもらうことが確定した。営業成果は実際に残しはしたのだが、男のくせに過去に育休を累計で2年弱取ったり、経営陣の考える愚策に従順でなかったり、勝手に事業を有志で立ち上げそれが順調な滑り出しをしていたりと、私のことを嫌う一部の役員にとって「面白くない存在」と認識されており、どうせ査定も目減りするんだろうと思っていた。その見積りが良い方向に裏切られた。 査定の報告は今期から営業部長になった男からあった。部長から「いやー、今回は俺も頑張ったよ。あんどうの期待する額じゃないかもだけど、役員との交渉は精一杯やったつもりだ。これくらいで満足してもらえるだろうか」と告げられた。やはり一部役員からは査定を下げる圧力があり、部長が必死に私の成果を代弁し、一次考課の査定を死守してくれたのだ。この会社では事実を事実として認定させることが本当に難しい。役員
昨日は長女の学童初日and次女の保育園転園初日。学童には給食がないので、月の半ば過ぎまでお弁当作り生活のスタート。早起きして慣れない作業に取り組み、後で起きてきた妻にレイアウトや色合いのダメ出しを耐えいざ送迎。通行ルートの時間帯ごとの混み具合は今から情報が蓄積されるので、序盤は余裕多めの時間配分。 長女の学童登園はあっさりしたもので、建屋に抵抗なく吸い込まれていったが、次女の保育園は大変だった。 知らない先生、いない友達、遊んだことのない遊具。精神的にタフだなと思うことの多い次女も、この環境変化は堪えたらしく、「ここでは遊ばない」と頑として預かられることを拒否。無理やり引き剥がす格好になり、この世の終わりのように泣き叫んでいた。次女からすれば「一定時間ののちに必ず親が迎えにくる」という実績のない場所で放置されるのは不安で仕方がないのだろう。心苦しさをいっぱいに貯めながら園を離れる。 会社は
私がかつて育休を取得していた時期、最も印象に残っている文章がある。 dentsu-ho.com 私はこれを一読したとき「悔しい」と思った。自分とほぼ同じ経験をしながら、こんなに多様な着眼点があるのか、こんなに鮮明な言語化ができるのか、と感嘆した。さすが電通。言葉で飯を食ってるだけあるわ。一般人のブログなどお話にならないな、と打ちのめされて、自分の体験を文章にする意欲の湧かない時期がしばらくあった。「魚返」という著者の個性的な苗字も、初読から数年たった今でもなぜか頭に残っていてすぐに検索がかけられてしまう。自分にとってはそれほどの衝撃だった。こういう人がザクザクと荒稼ぎするんだろうなぁ、と自分と違う世界の住人に勝手な羨望を抱いていた。 この文章の中に「ハレ」と「ケ」についての言及がある。詳しくはリンク先に飛んでもらえればと思うが、育休界隈にのこのこ出てくる男どもは一様に「ハレ」の場での棲息を
「あなたは精神的にめちゃくちゃ脆い。不安、恐怖、疑念に常に苛まれている。でもその脆さを認められず、分かち合えもしない。タバコ、酒、ギャンブルなどの代償行動で発散することもプライドが許さない。だから全て己の理性だけで自分の脆さをねじ伏せようとしている。しかし不安、恐怖、疑念が解消されたわけではないので、禁断症状のような形で不自然な挙動、言動として漏れ出ている。その漏れ出た禁断症状が不可解で不愉快。そしてそんなに不安の吐露、恐怖の告白、疑念の共有ができないということ自体にも傷つく。私はそんなに信頼に足らない存在と思われているのか。あるいはあなたの悩みを理解できる知能が足りないとでもお思いか。いずれにしても失礼。あなたの悩みを理解できるし、解決の時は味方でいる。そこの信用がないのではと疑う。個人的な特性であることは理解しようと努めているが、いい加減悩みを打ち明ける勇気を持って。」
今週のお題「冬のスポーツ」 札幌で過ごした学生時代の思い出として、「新たな冬スポーツを開発しよう」という馬鹿なノリで過ごした日々がある。当時住んでいた学生寮の、いかにもモテない男どもで寄り集まって「スノボとかチャラついた遊びなんかやってらんねー、せっかく最高学府にいるのだから己のインテリジェンスを恃みにして、新たなスポーツでも開発しようではないか」と意気込んだのだ。 最初の大志こそ勇ましいものの、所詮田舎大学の知性をかき集めたところで独創性のあるスポーツの開発には至らず、既にあるスポーツの二番煎じやパロディに過ぎないものばかりではあったが、あまりに馬鹿馬鹿しくて腹の捩れる企画が多かったので、思い出せるだけ書き記しておく。学生には誰かが考えた既存の娯楽の消費で満足せず、自ら創造する開拓精神を逞しくしてほしいなと思う。 ◎雪中ラグビー これはかなりおすすめ。ルールはラグビーと一緒。フィールドが
kkawasee.hatenablog.com この本を読んでから早速夫婦げんかが勃発したのだが、諍いを収束する上で早くも役に立った。 参考になったのは「本質」と「現れ」の議論のパート。 なにか妻と私で話がいつまでも噛み合わないなぁと思っていたら、「表出した行動や発言」と「その行動や発言をした人間の人間性」との紐付けがまるきりあべこべだ、ということを発見した。 例えば私が妻にこだわりがあると思うテーマについて、そのこだわりを「尊重」して「発言を控える」とする。この場合、私の「現れ」は「発言を控える」ことで、それによって「あなたを尊重している」という私の「本質」を受け取って欲しいと願っている。 しかし、妻にとって見れば「発言を控える」という「現れ」は、「依存」という「本質」とガッチリつながっちゃっている。そのため、妻は私の「発言を控える」という「現れ」を感知して、「あなたは自分に意見のない苦
長女の卒園式and入学式に着る服を調達しにショッピングモールへ。店頭では妻のお気に召すものがなく、ネットで注文することになったので、その物色のための時間を確保するために室内遊び場で時間を潰すことに。 遊び場の中でふと目につく一団がいた。小学生〜年少くらいの三姉妹で皆一様に、髪に色を入れていた。なんか雰囲気悪いなぁと思ってそれとなく様子を見ていたら、長女が次女と三女を追っかけ回して、胸ぐらや肩紐を引っ掴み、妹たちの頭に何度も平手を振り下ろしていた。妹たちはいつものことなのか意に介さず、むしろそれを無邪気にゲラゲラと笑い流し、むしろ姉を挑発するように逃げ回っている。長女は能面のような顔でなおも追いかけ回し、捉えては平手を打つ、を繰り返している。ちょっと異様な「かわいがり」だった。 長女の顔をまじまじと見ると、目の下にクマがあるのが目立つ。やせぎすで血色も悪く、「老けている」と感じた。周囲を見て
勤め先ではサイボウズを使っているのだが、今年の4月に営業体制が一新した際、課長が顧客の付替えをやるためのアプリを使用した。 何万件とある顧客のうち、どの顧客を実際に訪問していて、どの顧客は名簿にあるだけで放置したままなのかを洗い出すためのもので、営業担当が一軒一軒「訪問」「未訪問」とクリックしていくというあまりに頭の悪い仕組みだった。 アホくさいので誰も入力をせず、かといって「未入力が〇〇○件あります」の通知を消すには〇〇〇件の入力をしないと消せないので、鬱陶しいなと思いながらもその気持ち悪い状態を放置する、ということを営業全員が選んだ。 そしてはや半年。 課長は入力を催促するでもなく、少しは入力された分のリストだけでも活用するでもなく、「未入力が〇〇〇件あります」の死骸だけがトップページに浮遊する状態が半年続いた。私は東京本社にいないので本社のメンバーが誰か指摘しろよなと思っていたが誰も
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