サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
weathernews.jp
記録的な猛暑となった今年の夏。8月の東京の日最高気温の月平均は、1875年の統計開始以降で過去最高の34.3℃を記録しました。 観測史上最高の極めて珍しい暑さでしたが、ウェザーニュースの気候テックチームによると、このまま温暖化が進行した場合には50年後の2073年にはこれが“平均的な普通の暑さ”になると予測されています。 8月の日ごとの最高気温を平均すると、今年は34.3℃という過去最高の値となりました。真夏日の記録も31日間毎日続きました。 統計の残る1875年以降の月平均値をグラフにすると、年ごとに2〜3℃程度のばらつきがありつつも近年はいっそう高くなっている傾向がわかります。その中でも2023年は特に高い“珍しい暑さ”だったと読み取れます。 1997年以降に引かれた赤色の線はRCP8.5という温暖化シナリオのシミュレーション結果で、温室効果ガスCO2の排出が今後も削減されなかった場合
7月から始まったぶどうの旬。今の時季、店頭には大きさも色もさまざまな品種が並ぶようになりました。 ウェザーニュースでは、国内生産量の多い4つの品種から「好きなぶどうの品種は?」というアンケート調査を実施しました。結果を見ると、シャインマスカットが46%と、全体の半数近くに上りました。次いで「巨峰」が28%、「デラウェア」が15%、「ピオーネ」が11%と続きます。 もちろんこの4品種だけでなく、日本では生食用として60種類以上のぶどうが栽培されています。甘みが強いものや酸味があるもの、種の有無など、ぶどうの特徴は品種や個体によってさまざまです。 そこで、山梨県甲州市のぶどう狩り園「久保田園」四代目の久保田雅史さんに、品種別のチャートを作っていただきました。
気象庁は9月1日(金)に夏の天候のまとめを発表しました。全国的に平年を大きく上回り、1898年から統計を開始した日本の平均気温偏差は過去最高を記録しています。 都市化の影響が小さく地域の偏りを考慮した15地点(※)の観測値による、今年2023年の日本の夏の平均気温偏差は+1.76となりました。これまで最も高かった2010年の+1.08を大幅に上回っています。 統計開始以来の夏の気温の上位を比較すると、今年の暑さが大きく飛び抜けていることがわかります。 ▼夏の平均気温偏差の高い順 2023年 1.76 2010年 1.08 2022年 0.91 1994年 0.79 1978年 0.76 1898年からのグラフ全体を見ると右肩上がりで、この傾向は地球温暖化が関与していると考えられます。 ※算出に使用している地点 網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名
猛暑日が続くこの頃、食欲の減退を補ってくれて、夏の食卓に欠かせないのが、そうめんです。そうめんの代表的な薬味といえば、ネギ。ところがこのネギ、地域によって「白ネギ」と「青ネギ」で好みが分かれるといいます。 そこで、ウェザーニュースでは薬味のネギの好みは白ネギか青ネギか、アンケート調査を実施しました。結果は全体で青ネギ派が64%と白ネギ派の26%を上回りました。なお、全国で10%だった「使わない」と回答した人は、生姜(ショウガ)、茗荷(ミョウガ)、大葉(オオバ)など、ネギとは違う薬味を使う人が多いようです。 白ネギ派は少数派のようですが、その割合を都道府県別でみてみましょう。東海地方以西ではほとんどのエリアで白ネギを選ぶ人はみられませんでした。しかし、関東・北陸・甲信地方以東では白ネギ派が明らかに増えていることが分かります。 「ネギは東西の食文化を分ける野菜で、各地方の風土と食文化が育てた野
ミッドウェー諸島近海の西経域をハリケーンDORA(ドーラ)が西進しています。 このハリケーンは勢力を維持したまま180度経線を越えて、気象庁の監視領域である東経域に入る予想で、明日12日(土)にも「台風8号(ドーラ)」になる可能性があります。 » 最新の台風情報» 最新の台風情報 気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)・南シナ海と決まっていて、その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものが台風と呼ばれます。 このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。 域外から入るのは数年に一度程度の頻度であり、前回は2018年台風17号(ヘクター)
全国各地で猛暑日が続いていて、熱中症のリスクが高まっています。 過酷ともいえる猛暑の下で活躍するアスリートたちの熱中症対策から、私たちの生活にも活かせるヒントはないでしょうか。スポーツ選手・大会主催者・観客を気象面からサポートしているウェザーニュースのスポーツ気象チームに、アスリートが実行している熱中症予防対策について聞きました。 アスリートであっても熱中症予防の基本は同じで、暑い環境で長時間過ごさないこと、タンパク質などの栄養をしっかり摂り、良質な睡眠をとることが重要といいます。 » 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認 ふだんから暑さに負けない体づくりをした上で、「身体冷却」や「水分補給」でアスリートは様々な工夫をしているようです。 「猛暑に限らず、暑い環境の中で運動を行うと、体温が過度に上昇します。体温が過度に上昇すると熱中症の発生リスクが高まるので、アスリートは水分補給や氷・水な
三連休は40℃に迫り危険な暑さが続いている中で、少しでも暑さを和らげたいものです。 着る服の色によって表面の温度が20℃以上も違うという実験結果があります。どんな色の服が熱中症対策に効果的なのか、その理由はなぜか、国立環境研究所・上席研究員の一ノ瀬俊明さんに伺いました。 まず、太陽の光と物の色との関係を、一ノ瀬さんはこう語ります。 「太陽からはさまざまな放射エネルギーが地表に届きますが、目に見える可視光線と、目には見えませんが少しだけ波長の長い近赤外線の割合が高くなっています。植物の葉が緑に見えるのは、緑の光に対応した波長帯の放射エネルギーが多く反射されるためです。 白い物体の表面ではほとんどすべての光に対応した波長帯が反射され、黒い物体では波長帯の多くが吸収されてしまいます」(一ノ瀬さん) 物体は色によって、太陽から放射されたエネルギーを反射する率が異なる、というのです。反射されなかった
今年も梅雨の到来とともに、本格的な傘の出番となる時季がやってきました。 頻繁に開いたり閉じたりを繰り返す傘にはそれなりの負荷がかかっていて、お気に入りの傘を長く使い続けるには水切りなどの正しい操作方法や、日頃のメンテナンスが大切になります。 そこで、傘専門のオンラインショップ「心斎橋みや竹」(大阪市)に、梅雨どきにこそ知っておきたい傘のメンテナンス法などを伺いました。 傘を使った後、閉じる際に気になるのが生地に付着した雨水で、水切りは欠かせません。水切りの際に「やってはいけないやり方」はあるのでしょうか。 「間違った水切り方法により、傘の寿命が著しく縮まる場合があります。まず、よくやってしまいがちな『間違った傘の水切りの仕方』について説明しましょう。 傘全体をブンブン振って水を切ったり、傘をトントンと地面にあてて水を切ったりすることはNGです。これは、傘のハンドルやシャフト部分に大きな負荷
気温変化の大きい時季ですが、暑い日など窓を開けるタイミングが増えているのではないでしょうか。 でも、だんだんと虫が増えていて窓から入ってこないか心配…。 虫の侵入を防ぐ網戸や窓の開け方・閉め方を見ていきましょう。 網戸は虫の侵入を防ぎ、快適な風を部屋に取り込んでくれます。最近は網戸も進化していて、丈夫で小さな網目の製品や、虫が寄りつきにくい素材で作られた製品も販売されていますが、それでも虫は部屋に侵入してきます。 網戸をしっかり閉め、しかも破損がないのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。窓メーカーのYKK AP株式会社広報室・南雲歩さんに詳しく伺ったところ、窓の開け方や網戸の位置が大きく関係していると言います。 下図は、網戸や窓を上手に使用している例です。窓を全開にしていますが、網戸と窓のフレーム部分が重なって虫の侵入経路を防いでいます。 一方、次の図は、窓を半開きにしているケース
今年の八十八夜は5月2日でした。この頃を中心に全国で茶摘みが行われ、やがて新茶の出回る時期を迎えます。 ところで皆さんは、日本茶をおいしく淹れるには、どんな水が適しているかご存知でしょうか。新茶の季節に先立ち、お茶と水の関係を、株式会社宇治田原製茶場の日本茶インストラクター、杉村典治さんに伺いました。 そもそも、お茶と水とはどんな関係にあるのでしょうか。 「淹れられたお茶の成分を調べると、水が99.7%で溶け出した茶葉の成分は0.3%といわれています。ですから、いくらいい茶葉を選んでも、適した水で淹れなければお茶が台無しになってしまうのです。 お茶には、病気の予防に役立ったり健康維持に役立ったりする栄養素が含まれています。さらに、旨み成分や渋み成分があり、お茶の味わいを引き立たせています。これらをしっかり味わうには、水にクセや臭いがあってはなりません。 もっとも理想的な水は、ミネラルウォー
ウェザーニュースでは、オリジナルの花粉観測機『ポールンロボ』や会員からの情報、ダーラム法による観測、天気等を総合的に判断し、花粉飛散の予想を行っています。 これまでの花粉の飛散状況等から検討した結果、4月14日(金)頃までに東京や大阪など関東から西の太平洋側を中心に広範囲でヒノキ花粉のピークも過ぎ、今年の本格飛散は終了したとみられます。 東京では2月中旬にスギ花粉のシーズンに入り、特に2月下旬から3月中旬にかけて気温の上昇や強風によって大量飛散する日がありました。 3月中旬になるとヒノキ花粉が徐々に増加し、4月上旬にかけてはヒノキ花粉が主役となって飛散量が増加。ただ、ヒノキ花粉のピークはスギほど長くは続かず、4月中旬頃からは大量飛散が見られなくなり、晴れた日でもやや多く飛ぶ程度となっています。名古屋や大阪、福岡でも同じような傾向です。 これらの状況を踏まえて、東京などヒノキ花粉の飛散は少な
今年は記録的な早さで桜前線が北上しています。東日本や西日本では今週末がお花見ラストスパートで、ハラハラと舞う桜吹雪を楽しんでいる方も多いと思います。 でも、ふと桜の木の下を見ると、舞い落ちた花びらだけでなく、まだ散る前の花弁がついたままの花がそっくりまるごと落ちているのを見かけたことはありませんか。時にはヘリコプターのように花が回転しながらひらひらと優雅に落ちてくるのに出会うことも。 実はこの「桜の花落し」、風でも虫でもない犯人がいるそうです。詳しい話を、スズメを中心に野鳥を撮影している写真家、中野さとるさんに伺いました。
日本の桜の代名詞と言ってもいい存在となったソメイヨシノ。なぜ、こんなにもソメイヨシノが日本中に植えられたのか。 それは、成長スピードが早いことが要因の一つとなっています。 » 桜開花予想・見頃情報 他の桜に比べて成長スピードが早いソメイヨシノは、お花見の名所を作るのにうってつけの品種です。ただ、成長スピードが早いといえども、ある樹齢に達すると成長は鈍化します。 植えられた場所の条件によって違いはありますが、おおよそ樹齢30年〜40年で枝や幹の成長がゆっくりになります。それでも生き続けますが、その様子は人にたとえると青年期から壮年期、老齢期へと変化していきます。 ソメイヨシノは寿命が60年とも70年ともいわれますが、動物のようにおおよその寿命があるわけではありませんが、樹齢が50年を超えてくると老木の域に入り、花の咲く時期が若い頃に比へ
今日3月14日(火)、東京・靖国神社の桜が開花したと発表されました。2020年や2021年と並び観測史上最も早い開花となりました。平年より10日早く、昨年より6日早い開花発表です。 今年、全国で初めてのソメイヨシノ開花発表となります。 東京・靖国神社では、昨日13日(月)の段階で4輪ほど咲いている桜のつぼみが見られてたものの、開花発表には至りませんでした。今日は昨日の雨も上がって昼前から日差しが届くようになり、少しずつ気温が上がってきています。 東京では先週、最高気温が4日連続で20℃以上を観測し、桜のつぼみの生長が一気に加速したと考えられます。そのため、2020年と2021年と並んで、観測史上最も早い開花発表となりました。 気象庁・気象台では「標本木」と呼ばれる観測対象の木を定めていて、5〜6輪以上の花が咲いた状態を開花発表の目安としています。 東京の場合、標本木は東京都千代田区の靖国神
今日2月10日(金)は雨雲レーダーを見ると、移動しないリング状のエコーが出現しているタイミングがありました。 これは「ブライトバンド」と呼ばれる反応で、偽の強い雨雲であり、上空に「みぞれ」の層(融解層)があることを示唆しています。 » 雨雲レーダー» 雨雲レーダー 雨雲レーダーは電波を上空に向けて発射し、雨粒などに反射して返ってくる電波の強さをもとに、降水の強さを推定しています。 このとき上空にみぞれ(雪がとけかけている)の層「融解層」があると、雪や雨の粒よりも電波をよく反射するため、実際の降水の強さよりも過大に評価されてしまうのです。これがブライトバンドが明るく見える理由です。 雨雲レーダーは高さの角度を変えながら回転して観測しているため、上空の特定の高さにみぞれの層(融解層)があると、その高さに応じた半径の部分に移動をしない明るいブライトバンドが出来るという理由です。 偽の強い雨雲に見
朝から断続的に雪が降っていた東京都心の中心部では雨に変わった所が増えてきました。気温も上昇傾向となっており、すでに雨に変化した所で新たに積もることはない見込みです。 » アプリで30時間先までの雨雲雪雲レーダーを見る» 雨雪レーダー 昼前から相対的に暖かな空気が千葉方面から東京都内に広がってきました。午前中は0℃台で推移していた東京都心の気温は13時00分の時点で1.0℃とわずかではありますが上昇しています。 ウェザーニュースアプリ利用者からの天気報告を見ると、11時30分までの30分間では、東京都内の大部分が雪で雨は千葉県との都県境周辺のみでしたが、13時00分までの30分間で見ると、東京23区の半分程度まで雨のエリアが拡大している状況です。 この後は暖気の流入が続くため雨から雪へ変わる可能性は低く、すでに雨になっている東京23区内都心部で、これ以上雪が積もる心配はないとみられます。 道
2023年が明けましたが、1月は大学入学共通テストが14〜15日に迫る受験生にとっては最後の追い込み、社会人にとっても仕事始めの何かと多忙な時期でもあります。そんなとき、つい口にしてしまいがちなのが、気持ちをリフレッシュさせてくれるエナジードリンクや市販の眠気・だるさ防止薬などのカフェインを含む食品などです。 手軽に摂取可能なカフェインですが、摂取し過ぎると中毒症状を起こしたり、場合によっては死に至るほどの悪影響を体に及ぼすこともあるそうです。カフェイン摂取の適量や中毒症の危険性などについて、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター科長の山口順子先生に解説して頂きました。 カフェインはコーヒーなどに含まれていることがよく知られていますが、体にどのようなメリット、デメリットを及ぼす成分なのでしょうか。 「カフェインはコーヒーやチョコレート、お茶などの原料となる天然素材のコーヒー豆やカカオ豆
冬らしい寒さが続き、アツアツの焼き芋がいっそうおいしく感じられる時季になりました。 ウェザーニュースで「焼き芋」に関するアンケート調査を行ったところ、「買うことが多い」の72%に対して、「家で焼くことが多い」と答えた方は28%にとどまりました(2021年10月7〜8日実施、8681人回答)。家で焼くのは手間もかかるし、プロの味に近づけるのは難しいと感じている方が多いようです。 一口に焼き芋といってもホクホクしているもの、ねっとりしているもの、甘みの程度もそれぞれ異なります。これは収穫時期や産地、焼き具合などにも左右されるそうですが、一番の違いは芋の種類だそうです。 つまり、芋の種類による特徴を知れば、自分好みのおいしい焼き芋作りの近道になります。詳しい話を茨城県水戸市のサツマイモ農家、星政和さんに伺いました。 「ホクホク派は昔ながらの焼き芋で、2つに割ると粉をふくほどさらっとしています。東
日本列島は強い冬型の気圧配置となっていて、西日本の上空にも非常に強い寒気も流れ込んでいます。普段は雪のあまり積もらない西日本の平野部でも雪が積もっていて、高知市では記録的な大雪となっています。大雪警報や暴風雪警報が発表されているところもある状況です。 車での移動は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めを使用して、スリップなどに十分注意するようにしてください。 >>アプリで30時間先までの雨雲雪雲レーダーを見る>>雨雪レーダー 日本海から次々と発達した雪雲が西日本にも流れ込んでいます。山陰や九州北部だけでなく、瀬戸内側や四国の太平洋側、紀伊半島にも発達した雪雲が流れ込み続けている状況です。 高知市では昨夜遅くから雪が降りはじめ、今朝8時の積雪が14cmとなりました。これは観測史上1位の記録を更新する値で、記録的な大雪となっています。 その他、広島市や徳島市でも8時現在で5cmの積雪を観測していま
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ウェザーリポート Ch. - ウェザーニュース』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く