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大徳所在の国家核融合研究所は韓国の技術で開発した超伝導核融合装置KSTARが核融合研究においてこれまで難題とされてきた核融合プラズマ境界面不安定現象(ELM:Edge Localized Mode)を抑制することに成功したと11月3日に発表した。 これまで超伝導核融合装置で境界面不安定現象を緩和した事例はあったが、完璧に抑制することに成功したのはこれが初めて。 境界面不安定現象はトカマク(プラズマ密閉装置)型核融合装置の高温プラズマ境界面における大きな圧力変化により発生する不安定現象の一つ。ELMが発生するとプラズマ内部のエネルギーが外へ流出し、トカマク装置の密閉性能が下がる可能性もあるうえ内壁に損傷を与えることもあるため核融合商用化のためには必ず解決せねばならない問題だった。 特に高性能プラズマ密閉状態である「Hモード」の状態では必ずELM現象が起きることからこうした現象を制御することが
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