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検索語を入力して、関連する医療トピック、マルチメディアなどを検索します。 詳細検索: • 語句を" "記号で囲みます。 o [ “pediatric abdominal pain” ] • –記号で特定の語を含む検索結果を除外します。 o [ “abdominal pain” –pediatric ] • ORで別の語を含む検索結果も表示します。 o [teenager OR adolescent ]
執筆者:Brenda L. Tesini, MD, University of Rochester School of Medicine and Dentistry コロナウイルスは、かぜから致死的な肺炎まで様々な重症度の呼吸器疾患を引き起こす一群のウイルスです。 コロナウイルスには様々な種類があります。その多くが動物に病気を引き起こしますが、7種類のコロナウイルスは人間に病気を引き起こすことが知られています。 これら7種類のヒトコロナウイルス感染症のうち4種類は、かぜの症状を引き起こす軽症の上気道疾患に関係するウイルスです。 しかし、7つのヒトコロナウイルス感染症のうち3つは、より重症になる可能性があり、最近では、死に至ることもある肺炎の大規模な集団発生を引き起こしています。 SARSコロナウイルス2(新型コロナウイルスの正式名称)は、新しいコロナウイルス感染症(COVID-19)の原因
執筆者:Andrew Skodol, MD, University of Arizona College of Medicine シゾイドパーソナリティ障害は,社会的関係からの離脱および全般的な無関心ならびに対人関係における感情の幅の狭さの広汎なパターンを特徴とする。診断は臨床基準による。治療は認知行動療法による。 (パーソナリティ障害の概要も参照のこと。) シゾイドパーソナリティ障害では,他者と意味のある関係をもつ能力が制限される。 米国の一般集団の約3.1~4.9%がシゾイドパーソナリティ障害を有している。男性の方がやや多い。シゾイドパーソナリティ障害は,統合失調症または統合失調型パーソナリティ障害の家族歴がある人々でより多くみられる場合がある。 併存症がよくみられる。患者の最大半数は,少なくとも1回のうつ病エピソードを生じている。患者はしばしば他のパーソナリティ障害も有しており,最も
執筆者:Laura D Kramer, PhD, Wadsworth Center, New York State Department of Health ウイルスは最も小さな寄生体であり,典型的な大きさは0.02~0.3μmであるが,最大では全長1μmに及ぶ非常に大きなウイルス(メガウイルス,パンドラウイルス)も近年発見されている。ウイルスの複製は完全に(細菌,植物,または動物の)細胞に依存する。ウイルスは,タンパク質およびときに脂質で構成される外被,RNAまたはDNAのコアのほか,ときにウイルス複製の最初のステップに必要な酵素を保有する。 ウイルスは,基本的にはゲノムの性質および構造,ならびに複製方法に従って分類されており,各ウイルスが引き起こす疾患に従って分類されているわけではない。すなわち,DNAウイルスとRNAウイルスに分けられ,それぞれの遺伝物質は一本鎖の場合と二本鎖の場合が
回避性パーソナリティ障害は、拒絶、批判、または屈辱を受けるリスクのある社会的状況や交流を回避することを特徴とします。 回避性パーソナリティ障害の患者は、自分が拒絶されたり、批判されたり、恥をかいたりすることを恐れるために、そのような反応を経験する可能性のある状況を回避します。 回避性パーソナリティ障害の診断は、拒絶されたり否認されたりする恐れ、また社会的に無能力である、魅力がない、または他者に劣っているという感情のために対人的接触を伴う状況を回避するなどの、具体的症状に基づいて下されます。 この障害の患者には、認知行動療法、他の精神療法、抗不安薬や抗うつ薬が有益なことがあります。 パーソナリティ障害(人格障害とも呼ばれます)とは、本人に重大な苦痛をもたらすか、日常生活に支障をきたしている思考、知覚、反応、対人関係のパターンが長期的かつ全般的にみられる人に対して用いられる用語です。 回避性パ
自己愛性パーソナリティ障害は誇大性,賞賛への欲求,および共感の欠如の広汎なパターンを特徴とする。診断は臨床基準による。治療は精神力動的精神療法による。 (パーソナリティ障害の概要も参照のこと。) 自己愛性パーソナリティ障害患者は自尊心の調節に困難を有するため,賞賛および特別な人物または機関との関係を必要とする;優位性を維持するために,他者を低く評価する傾向もある。 自己愛性パーソナリティ障害の推定生涯有病率には大きな幅があるが,米国の一般集団では最大6.2%にも上る可能性があり,女性より男性に多い。 併存症がよくみられる。患者は抑うつ障害(例,うつ病,持続性抑うつ障害),神経性やせ症,物質使用障害(特にコカイン),または他のパーソナリティ障害(演技性,境界性,妄想性)を有していることも多い。 NPDの病因 自己愛性パーソナリティ障害に寄与する生物学的因子に関する研究はほとんど行われていない
執筆者:Andrew Skodol, MD, University of Arizona College of Medicine 回避性パーソナリティ障害は,拒絶,批判,または屈辱を受けるリスクを伴う社会的状況または交流を回避することを特徴とする。診断は臨床基準による。治療は精神療法,抗不安薬,および抗うつ薬による。 (パーソナリティ障害の概要も参照のこと。) 回避性パーソナリティ障害患者は強い不全感を抱いており,否定的に評価される可能性のあるあらゆる状況を回避することで不適応的に対処する。 米国における回避性パーソナリティ障害について報告されている有病率は様々であるが,推定有病率は約2.4%である。回避性パーソナリティ障害は男女で同等に生じる。 併存症がよくみられる。患者はうつ病,持続性抑うつ障害,強迫症,または不安症(例,パニック症,特に社交恐怖症[社交不安症])も有していることが多い
線維筋痛症は、睡眠不足や疲労、意識障害のほか、軟部組織(筋肉、腱、靱帯など)に広がる、うずくような痛みとこわばりを特徴とします。 睡眠不足、ストレス、挫傷、けが、場合によってはある種の性格上の特性によって、線維筋痛症のリスクが高まる可能性があります。 痛みは広範囲にわたり、体の特定の部分を触ると圧痛があります。 線維筋痛症の診断は、確立された基準と広範囲に及ぶ痛みや疲労などの症状に基づいて下されます。 睡眠の改善、痛み止めの使用、運動、患部を温めること、マッサージが役に立つことがあります。 線維筋痛症は、以前は結合組織炎または線維筋炎症候群と呼ばれていました。しかし、炎症は存在しないため、「炎」は除かれて、線維筋痛症という名称になりました。線維筋痛症は自己免疫疾患ではありませんが、線維筋痛症がみられる人は、しばしば慢性の炎症性疾患または自己免疫疾患を併発しています。線維筋痛症と筋筋膜性疼痛
およそ半数の人が少なくとも一度は不眠を経験しています。 ジフェンヒドラミンを含有する処方または市販の睡眠補助薬は、不眠症の治療には適していません。 不眠症に対する最善の治療法は認知行動療法で、この治療では睡眠を改善するために行動を修正します。 睡眠が妨げられると、ときに日中の活動に支障をきたすことがあります。不眠症または日中の過度の眠気があると、日中に眠気、疲れ、いらだちを覚え、集中力が低下したり活動に支障が出たりします。日中の過度の眠気がある患者は、仕事中や運転中に眠り込んでしまうことがあります。 不眠症には、いくつかのタイプがあります。 寝つきが悪い(入眠障害):精神的にリラックスできず、考えごとや悩みごとがあるときに、寝つけないことはよくあります。一般的な就寝時刻とされている時間帯に、体の寝る準備ができていない場合もあります。すなわち、体内時計が地球の明暗サイクルと同期していないこと
セロトニン症候群とは,通常は薬物に関連した,中枢神経系におけるセロトニン作動活性の亢進によって生じる,生命を脅かす可能性のある病態である。症状としては,精神状態の変化,高体温,自律神経および神経筋の活動亢進などがある。診断は臨床的に行う。治療は支持療法による。 セロトニン症候群は,治療目的での薬物使用,服毒,または最も一般的には2つのセロトニン作動薬を使用した際の意図しない薬物相互作用によって生じることがある(セロトニン症候群を引き起こす可能性のある薬物の表を参照)。セロトニン症候群は全年齢層で起こる可能性がある。 重度のセロトニン症候群の合併症には,代謝性アシドーシス,横紋筋融解症,痙攣発作,急性腎障害,播種性血管内凝固症候群(DIC)などがある。これらの合併症の原因としては,おそらく重度の高体温および過剰な筋肉の活動が含まれる。 (熱中症の概要も参照のこと。) ほとんどの場合,セロトニ
離人感・現実感消失症では、身体または精神から自分が切り離されたような感覚が持続的または反復的にあり、自分の生活を外から観察しているように感じること(離人感)や、自分が外界から切り離されているように感じること(現実感消失)があります。 通常は強いストレス、特に小児期の情緒的虐待やネグレクト、その他の大きなストレス(身体的虐待の経験や目撃)が引き金となって発症します。 自己または外界から切り離されているような感覚は、周期的に起こることもあれば、持続的にみられることもあります。 検査を行ってほかに考えられる原因を否定した後、症状に基づいて診断を確定します。 精神療法(特に認知行動療法)がしばしば役立ちます。 (解離症の概要も参照のこと。) 一時的な離人感や現実感消失はよくみられる症状です。約半数の人が、生涯に少なくとも一度は、自己(離人感)または外界(現実感消失)から切り離されているような感覚を
執筆者:Larry E. Johnson, MD, PhD, University of Arkansas for Medical Sciences 食事によるビタミンB12欠乏症は通常,不十分な吸収に起因するが,ビタミンサプリメントを摂らない完全菜食主義者に欠乏症が生じることがある。欠乏症により,巨赤芽球性貧血,脊髄および脳の白質への障害,ならびに末梢神経障害が起こる。診断は通常,血清ビタミンB12値の測定によって行う。シリング試験が病因の特定に役立つ。治療はビタミンB12の経口または静脈内投与による。葉酸塩(葉酸)は,貧血を軽減することがあるが,神経脱落症状を進行させることがあるため,ビタミンB12の代わりに使用すべきではない。 コバラミンは,ビタミンB12の生物学的作用を有する化合物を総称する用語である。そのような化合物は,核酸代謝,メチル基転移,ミエリン合成および修復に関与する。ま
複視とは、1つの物が二重に見えることをいいます。複視は片眼だけを開けているときに起こることもありますが(片眼複視)、より一般的なのは、両眼を開けているときに起こる複視(両眼複視)です。両眼複視は、どちらかの眼を閉じるとなくなります。複視の原因によっては、眼痛、眼球の突出、または筋力の低下などの他の症状がみられることもあります。 原因 単眼複視は、眼の表面から網膜(眼の奥にある光を感じる構造物)へ至る光の伝達が何かによってゆがめられたときに起こります。物が三重以上に見えることもあります。複数見える像のうち、1つの像は質(例えば、明るさ、コントラスト、明瞭さ)が正常で、もう1つの像(または残りすべての像)は質が劣っています。 片眼複視の最も一般的な原因は以下のものです。 眼のレンズの濁り(白内障) 角膜の形の問題(例えば、円錐角膜といって、角膜が正常な丸い形ではなく円錐のような形になってしまう
応急処置、救急応急処置と損傷
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