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都知事選
yo4ma3.hatenablog.com
新卒1年目の君へ。 全社の組織活性化の取り組みで、新卒1年目の男の子と一緒に仕事をする機会がありました。 経営としてもすごく重要なテーマなので、何としても成功させるべく色々と作戦を練った結果、新卒1年目の子をリーダーに任命してその子が先頭に立って活動を推進する形を採ることにしました。 僕の役割は、全体の構想や進め方のアドバイスをする形で、少し引いた立場で新卒リーダーを支援することにありました。 そんな彼に対して、入社半年のタイミングでフィードバックをした内容を紹介したいと思います。 正直、活動の進捗や、彼自身のパフォーマンスは、期待値に半分もミートしていません。その期待値は、世の中の新卒の子たちをたくさん見てきた経験から、これぐらいはできる+α彼自身の強みを活かすことができれば到達できるレベルのものです。 「○○」の仕事や、人事の〇〇の仕事は、なかなか新卒では経験できない仕事です。1つ1つ
会社経営へのコミットメント photo by { jess } お待たせしました。ようやくブログを更新することができます。 このブログは、毎年月1更新の緩い目標を掲げてきちんと達成していたのですが、今年はそれすら達成が厳しそうだ、、、と思いつつ、何とか1本のエントリーにまとめたいと思います。 さて、どこから書いていいものか。。。 いまは毎日毎日、社長含む役員陣から「yo4ma3のこの会社経営へのコミットメント高めること」を求められ、頭がおかしくなりそうです。 いきなり何のことかわからないと思うので、少し振り返ってみましょう。 4月に書いた記事の中で、社内の大きな事業の運営と組織作りに没頭した結果として、ミンツバークの言う「戦略クラフティング」をやっている、という話を書きました。この頃は、組織の熱量がジワジワ上がり始め、改革の手応えが現れはじめていた楽しい時期でした。事業内のミドルマネジメン
photo by John Kroll だいたい社内に2-3人タバコ仲間がいて、仕事によっては毎日一緒にタバコを吸いに行きながら、色々な雑談をします。時に仕事の有益な情報を交換し、時に自分が煮詰まっていることのアイディアをもらったり。ほとんど仕事の話をしていることが多い。PJTベースで動いていると、嫌でも毎日一緒にいるので、話のネタが尽きるくらいです。 1ヶ月くらい前のこの日も、いつも行くYさんとタバコに行きながら仕事に関する雑談をしていました。 その時に、彼との話が面白かったので、今回のエントリーで紹介したいと思います。 ◆ Yさん「今日さぁ、○○のところの組織変更と人事異動について関係者に説明したんだけど」 おれ「はいはい、あの件ですね。揉めたんですか?」 Yさん「揉めたほどじゃないんだけど」 Yさん「とある部下がさ、すげー勢いで「ころころ組織変更されて困る!」と、文句を言ってきたんだ
photo by Ðenise 今日は、僕の思考力の秘密を1つ明かしたいと思います。 普段から、同僚から言われた言葉で、特に印象的なことについては、寝る前に必ず何度も反芻しています。 中でも、最近言われたことでは、 「ちょっと思考の次元が高すぎるわ。紙に落とせないもん。ちょっと1時間くらい整理させて。」 ほう。 ちなみに、これを言ったのは、↓これと同じ人。 先日、ファーム出身の5つくらい年上の同僚に 「yo4ma3ってさー、修羅場くぐってる数違うよねー。 同い年の普通の人の5倍くらい死線を超えてるっしょ?マジで。うん。」 って言われて、ハッとしました。 確かに仕事の修羅場は多かったけど、ファームじゃ普通かなと思ってた。普通じゃないのねそれも。 「思考の次元」って意識したことありますか? 文字通りの「次元」 「思考の次元が高い/低い」 と書くと、比喩としてレベルの高い、低い、の話をしているよ
『マネジメント・イシューを当てに行く力』というか、 『外さない力』というのは、 経営陣の下にいる、中間管理職の部課長レベルには、必須の力です。 マネジメント・イシューというのは、『経営陣の最大の関心事項』のことです。 もっと言えば、『社長の頭の中にある一番関心の高い論点』です。 コンサルタントとして、4年も働けば、さすがにソコは大きく外さなくなります。 コツは、たった2つだけです。 (1)「ただ愚直に、マネジメントの言葉を拾うこと」 そして、 (2)「拾った言葉と、断片的な情報をベースに、社内の色々な事情を重ね合わせて、 立体的に、複合的に、その瞬間のマネジメントのイシューを想像すること」 意外とここを怠る人が多い。 言葉をスルーする。断片的にしか覚えていない。 マネジメントの言葉をメモするが、”自分の言葉”に変換して理解してしまう。 などは、(1)ができていない証拠。 逆に、(1)ができ
さて、FacebookやTwitterでも、広くご報告させていただきましたが、 4月中旬を持って、4年間お世話になったコンサルティングファームを退職し、 インターネットメディア企業に転職いたしました。 既に新天地において、9営業日ほど働き、キャッチアップ期間を経て、早速アウトプットを出し始めるタイミングにきています。ホットエントリやNAVERまとめ(下記)にあるような立派な記事は書けませんが、区切りとして、記事に残しておきたいと思います。 (参考):「「退職しました。」系エントリーに学びが多い件」(NAVERまとめ) http://matome.naver.jp/odai/2132023611765736801 プロフェッショナルファームで学んだこと 新卒で憧れを抱いて入社したコンサルティングファームでは、2つのことを学びました。 1つは、プロフェッショナルとしての「い・ろ・は」。 ファー
先日は、バリューベースで働くことについてエントリーにしました。 エントリーでは、自分なりに「バリューとは何か」について、悩み、答えを見出すことが重要だ、と言いました。 バリューにもいろいろあるんですね。 たとえば、プロジェクトの限られた期間・限られたインプットで「面白い仮説を考えること」は、クライアントにとって最大のバリューとなります。最終的に、すべてのバリューはクライアントに結びつかなければいけない。 この考え方が、プロフェッショナルの黄金律「クライアント・インタレスト・ファースト」です。 一方で、仮説を考えること以前に、「インタビューメモを書くこと」だって、チームの検討を進めるための立派なバリューの1つだと、とらえることもできます。(インタビューメモについての記事はこちら) クライアントはもちろんのこと、ファームであり、チームであり、身近な上司にとってのバリューというものも存在するとい
普通のプロジェクトでは、一番下のロールの人が大抵担う仕事なんですが、意外とバカにならないくらい重要なタスクです。 インタビューやミーティングは、四六時中開催されるので、なるべく早く、できれば当日中にメモを関係者にシェアして、どんどん検討を前に進めてゆかなければいけません。 また、一番下のロールの人にとっても、プロジェクト全体のイシューとその検討経過を120%理解できていなければ、メモの合格点をもらうことができません。書きながら自分の頭を整理したり理解度を確認しつつ、上司に質問し、逆にフィードバックを受ける、このプロセス自体が大変勉強になります。 だから、インタビューメモに赤入れする文化は、絶対に継承すべきだと思ってます、僕は。メモをお客さんに出せるレベルのアウトプットとして作れないと、スライドなんて書ける訳がないからね。 まず、キーワードレベルの稚拙な理解から脱却して、ちゃんと文章に落とせ
この頃、立て続けにジュニアメンバーと一緒に仕事をする機会があり、いろいろ思うところがありました。 新卒、中途のどちらの方でも、入社半年程度もすれば、だいたいongoingな人と、苦労している人がわかってきます。 これまで数多くの人を見てきましたが、ongoingな人に共通する特徴は、「自分の課題を正しく認識し、解決の方法を自力で編み出すことができること」かと思います。もちろん、偶然も必要です。 目いっぱいストレッチしてくれるような優しく厳しい上司に恵まれ、死にもの狂いで諦めずにPDCAを回し続けた結果、どんどん階段を上ってゆくことができます。その過程で、『正しい知恵』を身に着けています。 一方で、苦労している人の特徴は、逆です。「自分の課題を正しく認識できず、解決の方法も自力で編み出すことができない」のです。そもそも課題認識が違うので、もの凄く頑張って努力しても、徒労に終わることも多くあり
少し前になりますが、マイクロソフト日本法人・元社長の成毛眞さんの著書「日本人の9割に英語はいらない」が流行りました。それでいて、例年どおり(?)、年末年始にかけて、各所でweb上で学べる英語教材や英会話スクールに関するエントリーも話題になっていました。ブログ「My Life After MIT Sloan」のLilacさんも連日、企業のグローバル化やグローバル人材に関する熱いエントリーを重ねています。 僕は、こうした英語関連の記事が定期的にホットエントリーに上がることに、毎回、ちょっとだけ違和感を覚えるので、そのことについてエントリーにします。 「英語って、皆が焦るほど本当に必要なの?」 という疑問に、答えてゆきたいと思います。 結論から言うと、僕は「まずは英語よりも、伝えたい中身を洗練せよ」という立場です。先の成毛さんに近いかもしれません。まぁ「タマゴが先か、ニワトリが先か」という問題だ
タイトルはホットエントリーメーカーです。深い意味はありません。 違法性が問われている自炊代行業者の問題。はてな村でも、佐藤秀峰氏⇒ハックル氏⇒Dankogai氏⇒佐藤秀峰氏⇒大西宏氏と、5連鎖のフィーバーが起きました。 自炊代行業者とは、書物や雑誌の電子化作業を代行してくれる事業者のことで、広く一般に裁断&スキャニングサービスを提供しています。最近では、消費者がAmazonやYahooなどの通販業者で購入した書籍を直接この代行業者に送ると、スキャニングして電子ファイルのみを送ってくれるような事業者も増えてきたと聞きます。(疑似・電子書籍屋ですね。さすがにここまで来ると気持ち悪さを感じます) 個人的には、年末の大掃除の機会に、これまで10年間ほど溜め込んできた本棚を一層したいと思い立ち、「捨てるくらいなら、イニシャルコストをかけてでも電子化してしまおう」という誘惑に駆られた時期でした。 そこ
Tweet再編集の第3弾。 昨日は、重いエントリーを書いたので、今日は軽めのテーマにしようと思います。 2011年08月28日のつぶやきをベースに、大幅に加筆をして、僕の情報収集〜アウトプットの方法を紹介します。 まず、体制を整える PJ終了後の2011年8月某日。数日だけ取れた休暇中に、仕事以外の情報収集〜アウトプットまでのあり方を劇的に改善しました。 何をしたかと言うと、Evernoteを軸に、紙ベースで管理していた切り抜きや雑誌・書籍のタグ付けをデジタル化する仕組みを構築して、それ用にiPhone4の画面も新しいスタイルに刷新しました。 具体的には、 紙ベースのメモやプリント(所詮2〜3年分、かつ、一部はTwitterやblogに記録済み) ⇒ そのまま収納Boxに放り込み 大量の雑誌や不要な書籍 ⇒ 処分。ヤフオクやAmazonで売却、残りは資源ゴミ。 個人的なメモ(PCローカル上
先日、移動の車の中で、上司と話をしていたときに、 「わからないこと、が、できる、って、コンサルタントとして必要じゃん?」 と、何気なく彼が言ったひとことが頭にこびり付いています。 そう。活躍しているコンサルタントほど、いつもクライアントの奥深くの課題に対する、新しいテーマでプロジェクトを回しています。 同じ業界の同じ会社の同じテーマ、という再現性の担保された誰にでもできるプロジェクトなんてアサインされません。 毎回自分がやったことのないテーマにチャレンジしながら、自分を磨いています。 新卒1年目で右も左もわからない状況では、最初の1歩目すら検討がつがず、立ち往生してしまう状況に陥ることがままあります。 さすがに、2年ほどやった頃でしょうか。 一通りの戦略・組織・オペレーション・コストといったテーマを経験すると、「やったことがないテーマ」=「わからない」という状況も、圧倒的に減ってきます。
本ブログの過去記事を読んでいて、ここ3年、ほとんどマトモな記事を書いていないことに気づきました。 日々のアイディアや考えは、気軽にTwitterやFacebookにさらけ出すように心がけているので、ぜひともざっと読み流してもらえると、それなりに楽しめると思います。 さて、最近は、またも面白いプロジェクトに立て続けにアサインされており、ブランディングやマーケティング関連の本で、部屋が溢れかえっています。そこに、組織論や営業/チャネルに関するものも混ざり、ある種、コンサルティングの面白いテーマ総特集になっています。なるべく仕事以外の本も読むように注意していますが、どうしても仕事に関連するテーマやその周辺テーマに偏るのは仕方ないと半ば諦めています。 そんな中で、「こころを動かすマーケティング」(魚谷雅彦)をご紹介。日本コカ・コーラで社長を勤め、現会長である魚谷氏の有名な本です。 こころを動かすマ
3冊目は、古典の部類に入ってしまうような読み古された本です。 温故知新というカッコいい話ではなく、単に、車の中で軽く読み終わるレベルの本だったので選んだ本ですが、特に、1,2年目の頃、節目節目には必ず目を通していた本です。 初心に帰る。 いまとなっては当たり前のことばかりですが、コンサルティング・ファームで働くこととはどういうことか?を教えてくれる入門書を本を紹介します。 マッキンゼー式 世界最強の仕事術(イーサン・M・ラジエル) マッキンゼー式 世界最強の仕事術 作者: イーサン・M.ラジエル,Ethan M. Rasiel,嶋本恵美,田代泰子出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2001/04/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (32件) を見るこちらは、先日紹介したイシューからはじめよ(安宅和人)を、より具体的なTipsにまとめた、世界的にも
この記事「原発をやめてクリーンエネルギーに移行するのは日本再生の鍵にもなる」(My Life After MIT Sloan)を読んで触発されたのでエントリーにします。 記事では、Lilacさんが理想主義的な二元論ちっくにエネルギー問題を語ってしまっているために、米欄とブコメで反発をくらっていますが、ここまで明確にスタンスを取り切るのはアッパレという感想です。 具体的には、 ドイツの事例は、日本との前提条件の違いを明らかにして比較しないと意味が薄い 女川原発の事例からもわかる通り、原発は技術的には十二分な水準にあって、運用面が問題であること 残された道は、温暖化と資源枯渇のない「クリーンエネルギー」しかないというのは短絡的 僕自身は、原発“寛容”派です。 推進すべきは、クリーンエネルギーや別のエネルギー、或いは、日本のエネルギー需要マネジメントであると考えています。 Lilacさんに対する
この数日、プロジェクト終了後の休暇を頂いておりました。 家族で伊豆旅行に行く、髪の毛を切るなど休みならではのリフレッシュを満喫し、明日からの新PJに向けた気力・体力ともに充実しています。 また、ブログについても、懸案事項だった「デザイン」を思い通りのものに構築しなおすことにも成功し、 これから一層、更新頻度を上げていこうという気概に溢れています。(はてなのテンプレに独学でCSSを付け加えるのは大変でした・・・) さて、この休暇中には、再読を含めて1日2冊くらいのペースで様々な本や雑誌を読み漁りました。 中でも、面白かった本を数回に分けてご紹介します。 伊豆での車移動の際に、家族に観光させて、僕はひとり車の中で本を読む、そんな気軽に読んでいた本です。 重い経営戦略系の本は、いま同時並行で何冊か読んでいますので、また別の機会に紹介できればと思います。 イシューからはじめよ(安宅和人) イシュー
鉄は熱いうちに打て。 同じように、 経験は、熱いうちに、言語化せよ。 これは、驚くほど当てはまる。 僕自身、過去のブログ記事やTwitterの発言を読み返しては、その当時、自分が何を考えていたのか発見して、ハッとすることが多い。 ブログもTwitterも、このためにやっているようなものです。 ちょうど、この3連休は、プロジェクト終盤ともなり、じっくり内省する時間をとれたので、エントリーに残しておきます。 コンテンツ: 経験を振り返ることの必要性 ちょっとだけ振り返る では、何が課題だったのか? 土台となる「感情マネジメント」 アップワードやペイ・フォワードを通じて、自己認識を深める 「言語」優位の思考から「直感」優位の思考へ 中村俊輔「察知力」 ちょっと地震や原発の話題は食傷気味ですし、ここらで、将来の自分に向けた内省エントリーです。 経験を振り返ることの必要性 コンサルタント1年目は、本
最近、コンサルタントでも、新聞を読まない人は多くいます。ちょっと記事について話をすると、結構、知らなかったりする。特に、若手コンサルタントに、その傾向が強いように思います。かく言う自分も、「知っていること」よりも「考えること」を重視する性根です。「知っていること」だけに大きなバリューを感じません。*1PJのクソ忙しいタイミングでは、ネットニュースすら見られず、タバコのタイミングで、日経ネットから送られるメルマガのタイトルだけ見る程度しかできていません。何の気なく、新聞を読まない日もあります。それでも、何が面白くて新聞を読んでいるのか、私なりの読み方をご紹介します。 僕は、いつから、新聞を読み始め、いつから、新聞を読まなくなったのか中学時代から約6年間、新聞の切り抜きを続けていたことがあります。当時は、「世の中のことを少しでも知りたい」「出来る限り、知の関心領域を広げておきたい」という2つの
最近、コンサルタントでも、新聞を読まない人は多くいます。 ちょっと記事について話をすると、結構、知らなかったりする。特に、若手コンサルタントに、その傾向が強いように思います。 かく言う自分も、「知っていること」よりも「考えること」を重視する性根です。「知っていること」だけに大きなバリューを感じません。*1 PJのクソ忙しいタイミングでは、ネットニュースすら見られず、タバコのタイミングで、日経ネットから送られるメルマガのタイトルだけ見る程度しかできていません。何の気なく、新聞を読まない日もあります。 それでも、何が面白くて新聞を読んでいるのか、私なりの読み方をご紹介します。 僕は、いつから、新聞を読み始め、いつから、新聞を読まなくなったのか 中学時代から約6年間、新聞の切り抜きを続けていたことがあります。当時は、「世の中のことを少しでも知りたい」「出来る限り、知の関心領域を広げておきたい」と
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