『数学っぽい(Math-ish)』ってタイトルの本を読みました。タイトルのとおり、数学への取り組み方をまとめた内容で、数学をより創造的で、多様性に富んだものとして捉えたうえで、いかに数字に強くなっていくかを教えてくれております。著者のジョー・ボーラー先生はスタンフォード大学の教授で、数学教育の専門家だそうな。 数学の本というと、ゴリゴリに論理を詰めるような印象があるかもですが、この本は、問題を完璧に解くことよりも、試行錯誤を通じて学ぶことの重要性を強調しているのがナイス。問題を解く前に「ish(おおよその)」答えを考えることを推奨しているし、視覚的なアプローチを重視しているあたりもめっちゃ共感できました。 では、いつもどおり、本書から勉強になったところをピックアップしてみましょうー。 スタンフォード大学などの研究によれば、「悩んだり間違えたりすること」は、最も脳の学習を促進する状態だという