元タレントの上岡龍太郎が5月19日に亡くなった。81歳だった。追悼記事や追悼番組が数多く企画される中で、流暢な話芸や舌鋒鋭い毒舌とともにクローズアップされたのが上岡の﹁オカルト嫌い﹂という一面だった。 上岡が自ら語っていた武勇伝的なエピソードとしては、占い師に﹁私は今からあなたを素手で殴るか灰皿で殴るか、どっちで殴ると思う?﹂と尋ねたところ、﹁あなたはそういうことをする人ではありません﹂と答えたので﹁そういうことをする人じゃ!﹂と殴ったというものがある︵﹃いろもん﹄00年3月30日︶。 また、占い師のスカートをめくって﹁今日ここへ来たらめくられるっちゅうのがわからんか?﹂と言ったところ﹁わかってました﹂と答えたので顔にペケを描いたというエピソードも語られている︵﹃鶴瓶上岡パペポTV﹄94年6月10日︶。ただし、このような話は芸人特有の誇張された話の可能性がある。上岡本人も引退前最後のテレビ
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