本章では、Spring Bootで特定のコントローラーに対して、共通の処理を行う場合の方法について共有します。 インターセプターの役割 WEB開発をしていて、クライアントからのリクエストに対する処理を共通化したい場合があるかと思います。例えば、ログの書き出し、二重POSTの制御、セッション情報の検証など。そのような場面で、リクエストを受け取る個別のハンドラすべてに処理を記述していては開発コストがかかり、後のリファクタリング作業にも影響を及ぼしかねません。そこでSpringで、コントローラーの前後で特定の処理を挟み込む方法について紹介します。 実装 インターセプター まず、インターセプトの処理の記述方法を伝えます。Springでは、コントローラーの実行前、ビューのレンダリング前、ビューのレンダリング後に処理を挟み込めます。 import javax.servlet.http.HttpServ
@Asyncアノテーションとは 非同期に処理を実行できるようにする仕組み。 参考 7. Task Execution and Scheduling 参考 Spring MVC(+Spring Boot)上での非同期リクエストを理解する -前編- 簡単なサンプル pom.xml <parent> <groupId>org.springframework.boot</groupId> <artifactId>spring-boot-starter-parent</artifactId> <version>2.0.2.RELEASE</version> <relativePath/> <!-- lookup parent from repository --> </parent> 非同期にする処理に@Asyncを付与する。(@Asyncはメソッド単位でもクラス単位でも付与できる) @Slf4j
@AspectJアノテーションでアスペクトを定義するやり方について説明します。なお@AspectJスタイルは、そもそもAspectJ5で導入されたものです。SpringではAspectJで定義するアノテーションと連携します。AOPのランタイムはあくまでSpringのものであり、AspectJとは関係ありません。(APIだけぱくった)実際にAspectJと連携する例については、7.8で説明します。 7.2.1 Enabling @AspectJ Support @AspectJアノテーションを使うためには、@AspectJアノテーションベースのAOP/自動プロキシ生成の機能を適用する設定をします。まぁ要するにこう書けばいいわけです <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <beans xmlns="http://www.springframework.o
カスタムクラスローダを作ってみるに引き続き、リフレクションとかで遊ぶ。アノテーションでなんかしてみる。 MyAnnotation.java import java.lang.reflect.Method; import java.lang.annotation.Annotation; import java.lang.annotation.Target; import java.lang.annotation.ElementType; import java.lang.annotation.Retention; import java.lang.annotation.RetentionPolicy; public class MyAnnotation { public static void main(String[] args) { Class clazz = MyAnnotation.
You will build an application that prints out the current time every five seconds by using Spring’s @Scheduled annotation.
初歩的な内容になりますが、Spring Bootを使って開発していると「No qualifying bean of type・・・・」ってエラーを見かけることがあります。だいたいログの内容はこんな感じです。 Caused by: org.springframework.beans.factory.NoSuchBeanDefinitionException: No qualifying bean of type [com.example.domain.repository.CustomerRepository] found for dependency: expected at least 1 bean which qualifies as autowire candidate for this dependency. Dependency annotations: {} インスタンスが見つ
SpringアノテーションをJavaと並べてまとめ クラス対象のアノテーション Springアノテーション @Component SpringDIコンテナにbeanとして登録したいクラスへ付与する bean定義ファイル(.xml)のタグと同じ働き bean名をつけたいときは下記のようにする @Component("name") このアノテーションを使うとこはbean定義ファイルに「」を記述しておくこと @Service @Componentと基本的には同じ働きをするが、Service層(ビジネスロジック等)を対象としている Service層とその他のbeanの違いを明確にするために使用する このアノテーションを使うとこはbean定義ファイルに「」を記述しておくこと @Repository @Componentと基本的には同じ働きをするが、Persistence層(DAO等のDBアクセスを行
概要 Spring Bootでtaskを定期的に実行する方法 環境 下記の環境で動作確認を行いました。 Windows7 (64bit) Java 1.8.0_45 Spring Boot 1.2.4 Maven 3.3.3 参考 下記のサイトを参考にさせて頂きました。 Spring GETTING STARTED - Scheduling Tasks 設定 EnableSchedulingアノテーション スケジュールを有効にするにはEnableSchedulingを使用します。 package com.example.actor; import org.springframework.boot.SpringApplication; import org.springframework.boot.autoconfigure.SpringBootApplication; import org
それぞれの指定の意味する場所は、以下のようになっている。 @LocationExampleAnnotation //TYPE:クラス定義やインターフェース定義をする場所 public class アノテーションを付けるサンプル { @LocationExampleAnnotation //FIELD:フィールド(メンバー変数)定義 protected int value; @LocationExampleAnnotation //CONSTRUCTOR:コンストラクター定義 public アノテーションを付けるサンプル() { } @LocationExampleAnnotation //METHOD:メソッド定義 public void メソッド() { } public int 引数ありメソッド( @LocationExampleAnnotation //PARAMETER:パラメータ
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