阪神が交渉権を獲得し、チームメートに胴上げされる藤浪晋太郎投手=25日午後、大阪府大東市、諫山卓弥撮影 会見を終えた藤浪投手が午後5時半過ぎ、グラウンドに姿を現すと、生徒たちの拍手と吹奏楽部の﹁六甲おろし﹂が出迎え、同級生24人に胴上げされた。 会見に同席した母明美さん︵48︶は﹁地元なので応援に行きやすくてよかった。すぐ結果が出なくても、じっくり体を作って﹂。 中学時代に属した硬式チーム﹁大阪泉北ボーイズ﹂︵堺市︶の下埜︵しもの︶昌志監督︵53︶は﹁まじめで素直。高校では精神的にも成長した。プロのプレッシャーをはねのけて頑張って﹂とエールを送った。チームメートで、中学時代に大阪泉北ボーイズでバッテリーを組んだ倭︵やまと︶慎太郎君︵3年︶は﹁6年間一緒にいて、謙虚で研究熱心なところは変わらない。藤浪なら絶対に通用する﹂と話した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録