ブックマーク / blog.amedama.jp (4)
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Apple Silicon 版の Mac を使っていても、依然として成果物をデプロイする先は ISA が x86-64 (amd64) のマシンであることが多い。 となると、どうしても x86-64 の環境を使って作業をしたい場面が出てくる。 もちろん、IaaS を利用してリモートにマシンを立ち上げれば良いんだけど、簡単な検証なら手元で手軽に済ませたい。 今回は、そんなニーズを埋めてくれるかもしれない Lima を使ってみる。 Lima を使うと、Apple Silicon 版の Mac 上で ISA が x86-64 の Linux 仮想マシンを手軽に立ち上げることができる1。 ただし、バックエンドはQEMUのソフトウェアエミュレーション (qemu-system-x86_64) なので、ネイティブな環境に比べるとパフォーマンスは大きく劣る。 使った環境は次のとおり。 $ sw_v
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ふと Linux ディストリビューションのユーザ認証周りについて気になって、その中でも特に UNIX パスワード認証について調べてみた。 UNIX パスワード認証というのは、Linux に限らず Unix 系のディストリビューションで広く採用されているパスワードを使った認証の仕組み。 特に、ログイン用のパスワードを暗号化 (ハッシュ化) した上でパスワードファイル (/etc/passwd) やシャドウパスワードファイル (/etc/shadow) に保存するところが特徴となっている。 UNIX パスワード認証は Unix 系の色々なディストリビューションでそれぞれ実装されている。 その中でも、今回は Linux ディストリビューションのUbuntu 18.04 LTS について見ていく。 先に断っておくと、かなり長い。 注: この記事では、やっていることがハッシュ化でも manpage
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今回はオープンソースの脆弱性スキャナである OpenVAS を使ってみることにする。 脆弱性スキャナというのは、ホストに既知の脆弱性が含まれないかどうかを自動でスキャンしてくれるツール。 注意: 脆弱性スキャンはポートスキャンやペネトレーションを含むため外部のサーバには実行しないこと 使った環境は次の通り。OSはUbuntu 16.04 LTS にした。 $ lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 16.04.3 LTS Release: 16.04 Codename: xenial $ uname -r 4.4.0-89-generic セキュリティ用途だと Kali Linux を使うことも多いみたい。 インストールUbuntuで OpenVA
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普段の開発環境として Mac を使っているものの、一部の作業を別の Linux マシンでやりたい、という場面があった。 そこで Mac からUbuntuのディスクを NFS でマウントすることにした。 こうすれば開発環境としては Mac を使いつつ、成果物を使った作業はUbuntuに SSH でログインして実施できる。 今回使った環境は次の通り。 まず、NFS クライアントとなる Mac のOSは macOS Sierraを使っている。 $ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.12.3 BuildVersion: 16D32 そして、NFS サーバとなるUbuntuについては 16.04 LTS を使った。 クライアントからマウントするときにIPアドレスの指定が必要なので 192.168.0.10/24 を
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