ブックマーク / casabrutus.com (7)
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小型軽量化、スピーカー設計、カラーセレクト…。あらゆる細部における機能的な要請に従い、そのうえでかくも美しく誕生した、M2チップ搭載新MacBook Air。ITジャーナリストの林信行による、Appleの開発担当者3名へのロングインタビューを通して、デザインの必然性、そしてAppleが描くものづくりの未来を読み解きます。 アップル社によればMacBook Airは、世界で最も売れているノートパソコンだという。2020年末、アップルが独自に開発したプロセッサ、Appleシリコン﹁M1﹂の搭載が始まってからMacはかつてないほど人気が急上昇している。その中でも、美しい薄型軽量ボディを持ちながら、価格も最も手頃な同製品が人気なのは当然のことだろう。今回、人気製品が、Appleシリコンの第2世代プロセッサ﹁M2﹂搭載に合わせて全面リニューアルとなった。シリーズ誕生から14年の歴史の中でも最大規模の
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December 17, 2020 | Design | casabrutus.com | photo_Junichi Kusaka text_Nobuyuki Hayashi 12月、突如発表されたAirPods Maxは、アップルがオーバーイヤーヘッドホンを再発明しようと取り組んだ意欲的な製品。6万円強の価格にも関わらず、発表されるや人気色は3ヶ月待ちのバックオーダーとなった。デザインを行なったのはインダストリアルデザイン部門でハードウェアをリードするEvans Hankey︵エヴァンス・ハンキー︶と長年同社でデザインを担当するEugene Whang︵ユージン・ワン︶、製品担当マーケティングのBob Borchers︵ボブ・ボーチャーズ︶。膨大な試行錯誤が生み出したヘッドホンの新しい形、その開発ストーリーを3人に聞いた。
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July 9, 2020 | Design | casabrutus.com | text_Nobuyuki Hayashi 世界中のクリエイターが愛用する、Macが今秋大きく様変わりする。新しい︽macOS Big Sur︾︵ビッグ・サー︶は、アイコン1つ1つやウィンドウの形状まで全面的に見直されている。これを監督したのは、ヒューマンインターフェースデザイン担当の副社長、アラン・ダイ。彼に新しいmacOSが目指した方向やアップルにおけるクリエイティブ・ワークの秘密を聞いた。 アップルの今後の方向性を指し示すイベント、WWDCは、今回はストリーミング配信という形で行われた。iPhone、iPad、Apple Watch、AppleTVと多くの製品を持つアップルだが今回のイベントの主役はMac。特にMacの頭脳とも言えるプロセッサーがインテル社の汎用製品から、アップル純正の独自開発のものに
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December 30, 2019 | Design, Architecture | casabrutus.com | photo_Junichi Kusaka text_Housekeeper 今年9月にリリースされたアップルの︽iPhone 11 Pro︾と︽iPhone11︾。実際に約3か月間使いこんで、これは素晴らしい! と思った、本当のおすすめポイントのみを11にまとめてお届け。年末年始のベストショットを残すのにオススメです。
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﹃カーサ ブルータス﹄2017年11月号より October 10, 2017 | Design | SPECIAL INTERVIEW | interview & text_Kunichi Nomura editor_Akio Mitomi 9月12日のスペシャルイベントで発表された︽iPhoneX︵テン︶︾は、今までにない進化を遂げた。新たなデザインやテクノロジーとの関係について、ジョナサン・アイブに独占インタビューを敢行! Jonathan Ive 1967年英国ロンドン生まれ。ニューカッスル工科大学で工業デザインを学び、英国のデザイン会社数社を経て、92年アップルに入社。96年からデザインチームを率いてiMacやiPodなどの画期的な製品を世に送り出す。ディーター・ラムスに通じるシンプルなデザインと、生産工程まで見直す妥協のなさで、チーフデザインオフィサーとしてティム・クックとと
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November 15, 2016 | Design | casabrutus.com | interview_Kunichi Nomura text_Keiko Kusanoアップルから﹃Designed by Apple in California﹄が発売される。アップルデザイン20年の歴史を、プロダクトの写真450点を通して語る公式の書籍だ。カーサは、アップルのチーフデザインオフィサー、ジョナサン・アイブを独占取材。構想8年、序文で“スティーブ・ジョブズに捧げる”と掲げた、その思いとは? Q フォトブックを拝見しました。本当に美しい本ですね。 A ありがとうございます。私たちにとって今回のプロジェクトは、いろいろな意味において“めったにないこと”です。デザイナーの立場からすると、私たちが今、没頭しているのは﹁未来﹂についてなんです。つまり、まだこの世に存在していないものを新たに
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October 5, 2015 | Fashion, Design | casabrutus.com | text_Kunichi Nomura 全くの異業種と思っていたアップルとエルメス。しかしそこには、知れば納得の共通点があった。それは、究極のもの作りを求める飽くなき姿勢だ。全世界が注目するアップルの製品発表会。9月9日にサンフランシスコで開催されたイベントにおいて、異彩を放つ新製品が発表された。 ︽Apple Watch︾と、世界最高峰のクラフツマンシップで他の追従を許さないエルメスとのコラボレーション。一切のコラボを行ってこなかったに等しいアップルと、エルメスという組み合わせは衝撃と共に、ある種の共感を持って受け入れられていた。全くの異業種でありながら、妥協のないもの作りという共通の姿勢を持つ両者の組み合わせを、世界は一瞬にして理解したからかもしれない。 発表会の後、エルメスのアー
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